Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
あきらめたくない、料理
さて。無事パックスもしたことだし、山程ある課題の中から、次に取りかかりたいことは共同の銀行口座開くこと…!だけど、それよりももっと料理が上手くなりたい、と思っている…。


いや、別にさぁ、すっごい下手なわけじゃないけど(自分で言うな!)、さすがにこれとこれを入れたら合わないからまずい、とか、そういったことは直感的に分かるし… けれど、なんでも例えば「今日は冷蔵庫にあったありあわせのもので数品作ってみました」、みたいなさ、人は、一体どうしてるわけ?!え、いきなり要求するレベルが高過ぎる??w そして私はと言えば、小さい頃から、大人になれば皆、自動的に料理が出来るようになるものだと思い込んでいた。何事も努力せずにはありえないのに!


ちなみに、これは持論だけれども、世の中の女の人には、料理が得意な人と、掃除が好きな人に分かれると思うんだよね。それでもって、掃除が好きな人は料理がキライ(笑)。

私はどちらかと言って掃除の方が好きだが、料理も上手くなりたいので、したい。好きだ。ファニー様は典型的な後者タイプで、潔癖性かつ掃除好き。よく潔癖トークで盛り上がるし、「料理キライ!」と前に言っておった。ドロテも掃除好きだな〜。アトリエなんかすごく綺麗に整理整頓していて、感動したくらいだし。ドロテはかわいく、「料理ニガテだもん」と言ってたことがあって、可愛かった…。





ところで、最近時間が出来たこともあって、オーブンで何か焼くのにハマってる。(ってまた、ざっくばらんな…汗)

もうちょっとして落ち着いたら、いい機会だから、料理教室にも通いたい。通う予定。せっかくフランスにいるんだしさ。それに、いまいちフランス人が家庭で普段食べている料理が謎というか、常々疑問だったのよね〜。私も和食を作ることもありますが、もっぱら週末。平日に和食を作ることはほとんどない。そもそも、「和食」と名乗れる程のレベルなのか、という話ではありますが…。


そう言えば7月の後半の週末に、連続して二回程、ちらし寿司と手巻き寿司で家族をもてなしたことがあった。さすがに疲れたぜい。二週連続ですもの。ちらし寿司は妹夫婦に。豚しゃぶのサラダも作ってさ。妹が歓喜してくれたのを見た時は、嬉しかったなぁ。手巻き寿司は彼のパパ・ママに振る舞って。(デザートに、抹茶ティラミスも作ったんだよ、ママはイタリア人なのに。笑)

日本式に、自分たちで巻いて食べさせようかとも思ったのだけど、事前に準備していて正解であった。この不器用なフランス人がくっつく寿司を巻いて、自分たちで食べるだろうとは、よく思ったものだわ、私もw




とにかく、オーブン料理である。こないだの日曜日は、二年半付き合っていて初めて(!)日曜の朝、マルシェに行くというデートをしてみた。初めて…。それで鯛を買って、オーブンで焼いて、キャンドルをつけて食べる、ワインと共に、ロマンチックに。というディナーをした。特に理由はない!というのも、最近、朝ごはん用に、バターと卵と小麦粉、砂糖をありったけ詰めて作る、キャトル・キャールという、いわばバターケーキにハマってて。(4つの要素が4分の1ずつ入るから、そういう名前らしい。ちなみにキャッ・キャールと発音するのが近いぜ)


作り方を教えてくれたのはアントワーヌ。アントワーヌはこれを、毎週日曜の午後作って、次の週の一週間、毎朝食べて、出かけている。やっぱりたくさん入ってるだけあって、エネルギーになるそう。けれど、一度その作る様子を傍らで見た父は、

『あんな量のバターを日本人が食べたら死んでしまう…!』と、狂気じみた反応をしたらしいので、私もさすがにバターの量は減らしている。レシピはというと(超簡単!)、


バター125グラムをお椀に入れて、電子レンジで少し柔らかくなるくらいにチンします。(本当は250グラムだけど、減らしている)

それを、小麦粉250グラム、卵5個、砂糖250グラムを入れたボールに入れ、溶かし、混ぜます。

あとは好みで切ったバナナを入れたり、チョコチップを入れたり。私は今んところ、そうしてる。次はブルーベリーとかラズベリーを入れたみようかな、と思っているよ。

それを長方形のケーキ型に入れたら、余熱しておいたオーブンで、160℃で一時間ほど焼く。表面が盛り上がって、金色になってきたら、焦げるといけないので、アルミホイルをかける。


すると、なんとも高カロリーいや、エネルギーになるケーキの出来上がり


そもそもアントワーヌが自分で作り始めた理由は、「だって市販の買ったら、イヤなものいっぱい入ってるでしょ、自分で作ればいいでしょ」であった。確かに。けれど、問題は起こったのである。




私は「最近料理を頑張る健気な女の子」を演出しようと、初めてのキャッ・キャールに挑戦していた時のことだった。複雑なケーキではないし、まぁ間違えることはないであろう、しかし、焼く温度、210℃…?!何度、アントワーヌに言われたレシピを見返しても、書いてあるのは「210℃」。『それって、高過ぎやしないかい?』と思ったものの、レシピを聞いた当時も「いーや、絶対に210℃」と彼は言い張ったので、そのままの温度で型をオーブンに入れ、あとは出来上がるのを待つのみ!


時々様子を伺いつつ、余裕もかまして途中、シャワーまで浴びた私は、出来上がったケーキを見て唖然としたのである。だって焦げてるから!!それも、かなり。


切ってみても、外側ばかり焼けて、中は生焼けである。おかしい、簡単なものしか入れてないから間違えるはずない、原因は絶対に温度のはず…。そう思い、ショックでうなだれる私。すると彼が近寄ってきて、味見して、放った一言が… 


「料理、やめたら?」だったのである!!半笑い、かつ、真剣な顔で…。これに私、カチーン!!怒


こっちは少しでも毎日を楽しくしようと、(せっかく時間が出来たから)こうして健気に主婦業しているというのに、その態度?!やめたら、って、やめないよ!だって、上手く出来るようになりたいもん!それにしても、たった一回バターケーキ失敗したからって、「料理、やめたら… 」って何なの!

と、怒って私が問いつめると、「だって、何も本とか見なくても、さささーって勘だけで上手く作れる人とかっているでしょ、ああいう人は料理の才能があるじゃん。けどマリはさ、習字の才能はあると思うけど、料理は…」と言うではないか!はー?! 習字と料理を一緒にするなっ



「そんな人はプロか、よっぽどの熟練した主婦!みんなレシピ見るの!ていうかそんなこと言うなんて、今まで私が用意してきた食事、全部ぜんぶマズかったって言うわけ?!昨日も?今日の夜も?!」と反撃すると、「そ、そんなことないよ…」と目を逸らしたが… 怪しい。


その後、私はショックで、不機嫌のままベッドへ。彼も「冗談だよ、僕なりのいつもマリには伝わらない、いつものユーモアのジョーク、高等ジョーク」とか言っていたが、そのうち自分の言ったことの重大さが分かってきたようで、しゅんとしてやって来た。



私も怒り心頭だったものの、ここはなぜ傷ついたか、説明しなくては、と妙に冷静になってきて、

「いい、私は外国で暮らしてる(ちょっと大げさだが…w)未だにスーパーに行くと、見たことない野菜、どう調理していいか分からないものがいっぱいあるの。けど、出来るようになりたい。料理出来るようになりたい。しかも、恋人はフランス人だし、一緒に住み始めて、おいしいって思われるようなごはん、作りたいじゃない。それなのに、たった一回だけケーキ、しかも超簡単なケーキ失敗したからって、「料理、やめなよ…」って… 言う?!なんでやめなきゃいけないのよ、やめない!絶対上手くなる! そして今日失敗した原因は、絶対に温度だ!私じゃない!」

と、そこまで言った後、彼も私の言いたいことがよく分かってくれたようで、「ほんとにごめん」と、抱きしめてくれたので、許した。まぁ私も、怒ってたけどそれよりショックで、笑ってもいた。だって頑張りたいのにやめたら、って… そんなこと言うかー?!普通。(しかし普通じゃないのがこの人である)ちなみに「あまりにもひどいこと言ったから、振られるんじゃないかと思った」とも言っていた。そんなアナタ、、パックスが数日後に迫った、この時に?w そんなことじゃ別れませんで〜。



というわけで、翌日すかさずアントワーヌにメール。早速質問してみる。「ねぇ!例のケーキ、華麗に失敗したけど、焦げたけど、ほんとに210℃なわけ?!110℃の間違いじゃない?」

すぐに返信が。「ほんとに210℃だよ〜!頑張ってねぇ」って、頑張ったわ!w


すると、その日の夜、またもメールが…。

「まりちゃーん、ごめん! 今レシピ見直したら、確かに160℃だった、ごめん!うちのオーブンの暖まりが悪いから、最大限にしてるんだった!160℃で合ってます。もしよければ失敗した一回目のキャッ・キャール、弁償するよ」って… やっぱりー!!



というわけで、私悪くなかった、悪かったのはアントワーヌ、アントワーヌめ! もう、おかげで無駄なケンカしちゃったじゃん。と二人で言い合って、二回目は無事、綺麗なキャッ・キャールが焼けたのであります〜〜 めでたし、めでたし。その様子が、コレ↓



iPhoneImage.png

我が家の食器は大抵黒!ごはんが綺麗に見えるから



これがその、一回目に失敗したやつ….
はっきり見せたくないから、遠目で…. 

iPhoneImage.png

ほんとにヒドい



とっても簡単ですので、カロリー過多に気を付けつつ、皆さん是非お試しを〜。焼く温度はもちろん、160℃でね! 

次に気になってるのは、ごはんで食べる、ケーク・サレ。オリーブ入れたり、ベーコンとトマト入れたり。組み合わせは自由自在。来月ようやく引っ越しパーティーを開くので、その時作ろう〜っと。

それから今気になっている野菜はフヌイユ、フェンネルである。これも、ようやくチャンスが巡ってきて、先週の日曜日、マルシェで買った鯛と、オーブンで焼いてみたのだが、匂いに絶句… ! 私、食べられなかった。ううう。でも気になるのです、フヌイユ。グルメで料理も上手な上司は、お味噌汁に入れても合う、と言っていたよ。いつかやってみようー。



フランスで働くの巻 comments(0)
スポンサーサイト
- -
<< パックスしました。 | main | For no reason >>
comment

message :