Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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崖っぷちでは愛を告白されたい。その夢はいつも叶わないけど。










ノルマンディーが豊かな酪農王国だとしたら、ブルターニュは海の国、風の国って感じだ。生粋のブルトン人は、青い目で、髪は金色で、絶え間なく吹きさらす風のせいか、前髪が乾き切って、乱れていても気にしない、そのままのざっとした髪のままでいる。整えたりなんかしない。飾らなくて、自然体。ちなみにブルターニュの苗字には、「〜ック」で終わるのが多い。広報の素敵な女ボスもブルターニュ出身だったので、例に漏れずそうだった。習字教室の友達も一人、そうだな。


次の日、フレエル岬というところに行ってきた。自然が切り開き、織り成した、だだっ広い野原のような場所に、岬がある。断崖絶壁になっていて、見下ろすとエメラルド色の海が。何もないのに、鳴門みたいに渦巻いてる箇所がある。不思議だ。時たま小さな舟が往来して、時間だけを楽しむ人の姿が見える。灯台があって、全部で145段もあるステップを登って、上まで行ってきた。ビルだったら7階建てだね。



こんな崖っぷちに立つと、それこそ風が強くてろくに目も開けられない。のが二枚目の写真ですw あまりに風が吹くので、そのうち髪はまとめてしまった。ちなみにもう4月のことだけど、髪の毛切りました。ずーーっと長くしていたけど、いい加減限界が来たので。




晴れたり、曇ったり。小雨が散らついたり。ずーっと晴れ間が続くということはない、典型的なブルターニュの天気。まるで故郷の街みたいだなと思う。そこに立つ家は頑丈な石造りで、人は気骨精神に溢れ、それはまるで何世紀も前から立っている、あの豪邸のようだ。前回書いた、ブルターニュ出身の友達は、私が年末に送ったメールも虚しく、なんと亡くなっていたことが分かった。私が送ったメールは彼の目に届いただろうか。亡くなっていたのが寝室なのか、書斎なのか、家のどの部分なのか未だに分からずじまいだけれど、どうか彼が、苦しまず、孤独の中亡くなったんじゃないことを、ただただ願う。ブルターニュに来ると、吹き止まない風の中で、いつも彼のことを思い出す。最後に会いたかった。例えもう、声が出ない状態でも。



À Jean.




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