Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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Even Hello Kitty can make me cry


まるで気が狂ったか、もしくは妊娠したかのように、フォンダンショコラが食べたい私です。甘党じゃなかったんだけどな。開眼してしまった。以来、ほぼ毎晩家で食べまくっている。皆さんこんにちは。もうすっかり秋ですね。(ちなみにおフランスでは、妊娠した女性が食べたくなる定番は、苺だそう。日本では梅干しー!共通点は、赤いことくらい?w)


秋というより、フランスはもうすっかり冬の手前なんじゃないのってくらい寒いと思うのだけど、それは年々、私が年を取っているせいなのだろうか。うぅ、寒いよう。体に応えて仕方ない。おじぃちゃんかw


今年は特に、寒くなるのが早いような気がするんだけど。私だけ?おかげで先月、まだ9月だっていうのに、ZARAでウールのコートを買っちゃったじゃないか!!寒いのに加えて、去年は我慢した、縦長シルエットのコートが欲しかったからっていう理由もある。なんだって、ジャケットやコートの類は、数年に一回こうもがらっとシルエットが変わるものなのか。みんなもう、飛ぶ鳥を落とす勢いであるチェスターコートのせいで、忘れたかもしれないけど、私は覚えているよ!3年前までは、コクーン型が主流だったってね!その時はSandroのストック店で、ネイビーのコートを買ったんだった。100%ウールであったかいの。散々着たっけ。そして今は、売ろうとしている、、、。もう着ないから。ヒョウ柄の、取り外しできる襟付きだった。後ろのところには、リボンだって付いていて、アンチガーリーな私としてはちょっと、、って感じだったけど、このリボンのおかげで「バスやメトロの中で見たよ、マリだって分かった」と、同僚によく言われたものだった。しかも、リボンがいやな私に、「切るんだったらちょうだい!娘の服に使うから」とまで言ってくれたっけ。懐かしい。


写真は、日本からお父様が送ってくれた、小包の宛て名。こういう風に、私が好きだからってハローキティーのシールを貼ってくれるところ、実に父っぽい。見た瞬間、くすっと笑い、その優しさに、冗談でなく涙がこぼれるかと思った。いかん、これを書いている今でさえ、涙腺が、、、


夜、仕事から帰ってきたコーチにこの話をしたところ、「ハローキティーが貼ってあってね」とそこまで言い終わったら、なんだかほんとうに涙が出てきて、それを見たコーチ、思わず固まる。後で「いやー、あれは凄かった。かなりのレベルだった」と言われたけれど、ついうるっとなって何が悪い!私は繊細なのだよ。両親と、離れて暮らしているから、こんななんでもない気遣いだって、両親が意図した100倍にもなって、私には伝わる。


それでこの小包の中身は何だったのかって言いますと、真面目で申し訳ないけど、中級レベルの学習者に日本語を教える際の、教師としてのテキストブックであった。知り合いに、日本語教師をされている方がいて、その方おすすめの本、ということで、わざわざ父が取り寄せて、こうしてフランスまで送ってくれたのである。31にもなって、どんだけ甘えてんだって感じだけどw


フランスで日本が人気があるせいなのか、毎週、新たに「レッスンしていただきたいんですが」とお願いを頂き、その数なんと、現在6名!まったくここまで繁盛するとは、、、嬉しい悲鳴である。5名だった段階でも、さすがにこれ以上は、、、と思っていたのに、なんだかんだ、時間を調整して、引き受けてしまった。というわけで、もっぱら毎週水曜と金曜は立て続けに3本日本語個人レッスンの日。そうでない日は、お店か、アトリエで習字のお稽古に励むという、あんまり丸一日休みのない生活だけど、いい感じです。楽しんで、取り組もうと思う。なんだってこんなに私の人生は変わってしまったんだ。面白いくらい。





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ちょっとパリらしい写真を、、、。見た瞬間、これ、"Carte postale ?!" (絵葉書?!)" と思わず叫んでしまったくらい、綺麗でびっくりした。パリの底力はあなどれない。実は少し前、コーチとのPACS1年の記念日を、セーヌを渡る夜の遊覧船、バトームーシュのクルーズで、お祝いしてきたのだ。その時のもの。アパートを買っているせいで、ものすごい切り詰めて、節約して生活しているのだけど(エクセルに家計簿だって付けてるんだから!笑)、こんな風に気前よくご馳走してくれて、船の目線から見るパリはいつもに増して美しく、私たちは決して、「なんだただのパリじゃん、けっ」なんて言わず、新鮮な目で、ありありとその姿を堪能し、感謝でいっぱいだった。住んでいても、こうしてパリに感動し、感謝できる自分たちでいいね、と思わず言い合った。On n'est pas blasés ! 


目下、慎ましくも健気に、楽しく暮らすフランス生活!お金がなくても幸せに感じられる不思議。あのまま東京にいたら、到底感じなかった思い、予想もできなかった人生に、感謝。目から鱗が落ちる思い。お金はないけど、強い気持ち、自由の精神、助け合える仲間、友達、、、。それは二つの、まったく違う価値観。立て続けに起こるトラブルのせいで、アパートを買うのがここまで大変とは正直思っていなくって、打ちのめされるかと思ったけど、いつも二人で、助け合っている。つらい時に、せめて助け合える、よってかかれる誰かがいてよかった。それは「彼」という名前で、まだ「夫」ではないけれど、ラベルなんて関係のない、それ以上の強い、愛だと確信している。



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