Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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子供に紫
フランスの子供を見ていると、ある共通している点に気が付いた。特に女の子。子供でも、紫色の服を着ているコが多いのです。



紫のTシャツや、紫色のパンツ、スカート、スニーカー。

そういうコはママもばっちりお洒落だったりして、しかしかと言って、「バッチリ決めてます!」風ではなく、あくまでも自然で。

紫に合わせて、ピンクでグラデーションにしていたり、黒やカーキを合わせてシックに着こなしている子供をよく見かける。いや、本人が着こなしてるかどうかは知らないんですけど。。



それで髪は金髪か、栗色でしょ。くりくりだったり、ちっちゃくかわいく、二つ結びにしていたり。

たまに、スーツを着た、『仕事帰りなのかな?』っていうパパに手をつながれ、お家へと帰っていく親子もよく見かける。これも微笑ましくてよろしい。

日本では、あまり子供に紫色の服を着せることはないんじゃないかなぁと思ったの。フランスでも、この場合紫と一口に言っても、どぎつい、派手な紫色ではなく、かすんだ、スモーキーな紫。

私的にも、子供に紫って言うより、そういう色は、大人の女の人、っていうイメージがあったけど、フランスはどうやら違うらしい。こんなによく見かけるんだもの。紫も立派な子供服の色なんだわ、きっと。



そんな風に、小さな頃からお洒落に洋服を着ていて、友達とは無邪気に遊び、パパ・ママも同じくファッショナブルで・・って育っていれば、自然と、感性が出来上がっているんだろうなぁと、横目に見ていていつも思うのです。

街も普通にきれいなら、子供だって普通におしゃれ。そんな景色の中で育っていること自体、既に贅沢なのに、子供まで普通におしゃれに育ってしまうというフランスよ・・。素晴らしい。ここでもあくまでも、「普通に」というのがポイントなのです。



なので、あまり蛍光色や、原色を着た子供は見かけない。それは、男の子でも同じ。

わりと、シックな、スモーキーな色の服を着たコをよく見かける。青、紺、黄色、黄緑を部分的に使っているのは見かけるとしても、それ一色のみでコーディネートしてるなんてのは、まず見かけない。やっぱりママが、毎朝厳しくチェックしているのかな?それとも、もう自分で選んでたりして!立派なパリジャン、パリジェンヌだね。生粋のパリジャン・パリジェンヌは、やはり小さい頃から出来上がっていくものなのでしょう。



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嫌いだったのに
フランスに来てから、フランスのおかげで、食べられるようになったものが幾つかある。



まず、野菜。サラダですね。

私は物心付いた頃から、なぜか野菜が大の苦手で、幼稚園の頃も、お弁当箱にレタスが入っていると、どうしてこの葉っぱを食べなくてはならないのか理解出来なかった。レタスは葉っぱにしか見えなかった。それでも担任の先生に怒られるのが嫌だったので、しょうがなく一口だけ齧ると、葉っぱなので、どこを齧ったのかさっぱり分からなくなり、担任の先生に証明することは出来ず・・。しかしその後母は、

「色取りだから食べなくてもいいわよ」と言い放ったのだった。さすが私のお母さん。この時お母さんが、「色取りなんだから、食べなくてもいいわよ」と言ったことによって、その後私はあまり野菜を食べることなく、食べれないまま、生きてきた。母のその発言によって、野菜を食べなくてもいい言い訳が強化されてしまったのである。野菜は色取りだからと。



しかし。まったく食べれなかったわけではない。まったく食べないことが体にいいかどうか、それは明らかである。いいはずがなぁい。

根菜類などは食べられるものの・・なぜか葉っぱ系はまったくもってダメ。野菜は葉っぱにしか見えないのだ。

そしてもっと質が悪いことに、私は野菜が触れない・・・。これはものすごく、友達に突っ込まれる。追求された。

だからサラダを作る際も、レタスの一玉を切ることが出来ないので(何かが怖くて)、必ず半分にカットされたものを買っていた。「一玉も半分にカットされてるものも、切る行為は一緒じゃん」とでも言われそうだが、そうではないのである。一玉のレタスはまるで中から何かが飛び出てきそうな風体をしているし、それがまず、半分に切られていれば、その何かを飛びさせる責任は私にはなく・・ 怖さが違う。。



根菜類など、固形の野菜は大丈夫。全然平気。しかし、レタスやキャベツなど、葉っぱ系はだめ、だめ、だめ。

そしてこの「葉っぱ系」という呼び名も、私が開発したもので(おそらく)、以後、家族の中では広がって行きました。「まりは葉っぱがだめなんだってさ」、という具合に。。



ところが、一昨年の夏にパリに短期留学に来た際、お世話になったマダムが料理好きの人だったからか、料理上手だったからか、マダムの作るサラダはとてもおいしく、気が付くと、野菜を欲しがる体質になっていた。

フランスではサラダは前菜であり、レストランなどでもメインの前に出てくる。そのマダムのお家でも例外ではなかった。

まず始めに、サラダを食べ、それからその日のメインへ。それもニース風など凝ったサラダを作ってくれるから、おいしかった〜!

私はこの人のおかげで、生まれて初めて野菜がおいしいと思い、野菜が食べたいと思い、野菜を欲するようになったのでした。

もしあの時、あのマダムに出会ってなかったら(今も彼女は、変わらず16区の高級アパートに住んでいるはず)・・ 私はきっと今頃も、野菜のおいしさに気付かず、肌は荒れ・・ 大変なことになっていたでしょう。

実際にその後帰国してからは、ほぼ毎日レタスの半分を一人で食べ、もしゃもしゃと食べ・・食べ続け(もちろん一緒にコーンや生ハムなど、ドレッシングも忘れずにサラダにする)・・ そんなことをずっと続けていたら、見る見るうちに、肌の質が変わっていったのでした。高価な化粧品などを使わなくても、肌はハリで溢れ・・(ってあたしは何者じゃ) 水分感が違う!何かが内側から潤ってる!って実感出来るぐらい変わっていった。皆さんも、是非。



今住んでいる寮では、あまり十分にサラダを食べることが出来ない。シェフよ、もっと生野菜を増やしておくれ・・。

なのでカフェなどでお昼ごはんを食べる際は(ってそんなこと、滅多にないんだけど。高いから)、絶対にサラダを一皿頼んで、付いてくるバゲットと一緒に食べるようにしている。

体が、野菜を欲しがっている。小さい頃の観念はどこへ(いや、今でも葉っぱだなぁとは思うんですけど)。





ふたつ目は、サラダの付け合わせにも出てくる、オリーブ。

ピザなんかに一緒に載って、焼いてあるとまだ食べられたものの、よくヨーロッパの人、特にイタリアの人がさらっとやる、オリーブをひとつ摘まんで口にぽいっ、って食べるやつ、あれは、もうありえなかったわけです。。

日本でいう梅干なのか・・どうしてこの黒い物体がおいしいのか理解出来なかった。「体にいいのよー、食後の消化を良くしてくれるのよー、マリも食べなさい」とアメリカでもフランスでも何回も言われたが、独特のすっぱさがどうしても好きになれなかった。

「オリーブ・オイルは大丈夫だけど、オリーブはだめ・・」と言い、何回イタリアの人を驚かせたか。その度に、驚愕の目で見つめられたことか(ちょっと大げさ)。



しかし。それでも最近やっと、自分でもオリーブが食べられるようになりました。

野菜と同様、今では、食事の後にオリーブが欲しい。体が、そう欲しがるように出来ているとでも言うのか・・1年近くまったく食文化の違う国、フランスで暮らしているので、そういう風に体が出来てしまったのかな?

オリーブだけは、絶対に好きになれないと思ったのに・・ 今ではあの、独特のにおいが好きで、バーなんかに行ってテーブルに置いてあると、黒でも黄緑のオリーブでも、種類を問わず食べるように。



この、突然の体質変化(?)が功を評して、この度、ついに買ってしまいました。オリーブ入り、オリーブ味のパスタ・ソース!!

これにバゲットとチーズがあれば・・(赤ワインもあればもっといいけど)、あぁもう、考えただけで幸せ。。うっとり。

土曜日にはパスタを買い忘れたものの(まだ家にあると信じていた)・・ 日曜日には近くの開いてるスーパーを見つけ、パスタ(それもちょっと、いいの買っちゃった♪)を購入し、ついでにバゲットも買い、チーズは家にあったのでそれを食べ・・ ちょっと贅沢に夕ごはんを食べましたっ♪



食事の際には、一緒にバゲットが欲しくなるし、ワインもあるとなおうれしい。

ワインを飲んでいればチョコレートが欲しくなるし、オリーブもあれば摘まむ。

あぁ完全に、胃がフランス式に出来上がってしまった・・・。これは帰った時に、恐ろしいぜ。。



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これが、そのソース。ちなみにこの大きさで、2ユーロちょっとでした。日本で買ったら、他の輸入食品と同様、べら棒に高いんだろうなぁ〜。そういうとこ嫌いよー。
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バルザックのように
水曜日提出用に出ていた小論文。

テーマは何だったかって言うと、私が選んだ題材は、「バルザックのように、あなたも、《人間は何をしていても、この世に一人だ》と思いますか?」、というもの。



前回の世界市民主義も相当なものだったけど、今回も同等だ。今回はバルザックと来た。さすが文学好きの先生だぜ。。

書くしかないので書く。私は、こうやってblogを続けている通り、書くことは好きなんだけど、フランス語で書かなくちゃいけない際に何が悲しいかって、日本語で書くようには書けないから辛い。書きたいのに書けないから辛い。書く練習をしなくちゃいけませんね・・。



今回は前回の教訓を生かし、名詞の性別や、過去分詞の性数一致など、前にも増して、気をつける。

誰かにチェックしてもらおうかと思ったけど、恥ずかしいので一人で書く。

始め日本語で書き、その後訳していく。



何を書いたかっていうと(もちろん日本語版を公表したいと思います)・・・



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 幼い頃は、両親や友達にいつも愛されたいと思い、一人でいることが嫌いだった。いつも誰か、傍にいてくれないと不安であったし、急に一人にされると、誰も自分を愛していないんではないかと思い、悲しくなることもあった。人をどう愛していいかも分からなかったのに、自分は、人一倍愛されたかったのである。それがいつの頃か、一人でいるのが平気になった。むしろ、一人がいる方が好きになった。もちろん、友達と一緒にいる時間は大切なものである。しかし、一人で過ごす時間も大事だ。自分の好きなように時間を使い、気の向くままに動く。誰にも気を遣うことなく、責任はすべて自分にある。

 私は友達と、楽しい時間を過ごすことも出来るし、家で一人で、どうやって時間を過ごしたらいいのかも知っている。一人きりの時にも、私の人生にはいくつかの楽しみ方があるし、ゆっくり休み、文章を書く。音楽を聞き、翌日のことを考える。Eメールを書き、授業の準備をする。



 世界でたった一人と感じるかと言われたら、それは分からない。なぜなら、私はまだ世界のすべてを見たわけではないし、こうしてフランスにいる今も、日本にいる家族や友達とは頻繁に連絡を取り、つながっているからである。多くの人が、幸いにも私が元気でやっているかを気遣ってくれている。一人でフランスにやって来たものの、様々な友達に恵まれた。一人でやって来たはずなのに、気がつくと、一人ではない・・。いつも誰かと一緒にいる。孤独を感じることはほとんどない。



 反対に、自分はこの世界で、たった一人の存在だと言うことは出来る。私という個はこの世にひとつだけであるし、私という個は私以外に存在しない。その点では、私は世界に一人だけだ。たった一人の存在である。それゆえに、人とのつながりを温かく感じることが出来る。大切な人がいるからこそ、その愛情を感じるのであるし、誰かと一緒にいるからこそ、自分は一人でないと思う。

 人間は誰も、一人では生きていけないのと同じで、誰か、愛する人が必要だ。そして、愛されたい。言い換えれば、人間は一人であるからこそ、誰かを愛す。これは、自然な行為だろう。そして、この摂理によって、人間は何年もの間、この地球で生きてきた。人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいく・・。



 私は一人である。だからこそ、誰か人といる時、心から喜びを感じることが出来る。私は、私を愛してくれる人に感謝したい。私はこの世界でたった一人の存在であり、彼らは私を選んでくれた。見出してくれた。身体的には私は一人であるが、もう、一人ではない・・。



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これが、金曜日の朝には返却され・・、結果、20点中、14点♪

自分の力だけで書いたのに、細かいミスはなく、修辞法の間違いがいくつかあったものの、14点ならうれしい!



私は、人間は一人であるというベースがあるからこそ、誰か他人といる時に、その喜びを心から感じることが出来る、ということが書きたかった。これこそが、私の意見。



あなたも、バルザックのように、《人間は何をしていても、この世に一人だ》と思いますか?それとも、人間は一人ではない?


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パーティーと課題と
この十日間ぐらい、ものすごく多忙であった。

まず、今日から二週間、フランスはイースターの長いお休みのため、バカンス。バカンス前に、どどどっと宿題が出て、その数、実にいくつになったでしょうか・・。ここ何日間で文法の授業用に小論文ひとつ、詩の大講義用に作文ひとつ、フランス語史の大講義に同じく作文ふたつ・・と、4つもの書く宿題があった〜・・!書くのは辛い・・。

それに平行して、毎日の文法の宿題と、文学の課題。

プラス、これは言い訳にならないけど、今週一週間、毎日夜に何かあり、パーティー三昧だったのです!



遡ると・・



先週土曜日

-宿題- 

小論文と、月曜日のテスト勉強(一応したぜ。。)。

-パーティー-

夕方から、フランス人の友達の家で、アラブの水たばことピザ、ワイン・パーティー。終電近くまで私のクラスの友達も一緒に騒いでいた。



日曜日

-宿題- 

昨日に引き続き、小論文と、月曜日のテスト勉強(を一応する)。

-パーティー- 

お昼、チュニジア・ランチ。寮にいるチュニジアのコが腕を揮ってくれる。とってもおいしい。初めてシュニジア料理というものを食べたけど、ひき肉を使った料理があったからか、どこか日本のコロッケに似ていて、とても懐かしい。



月曜日

朝からいつもの小テストがあり、授業の後いつも通りカフェに行くと、水曜日提出の小論文が残っていたので、月曜日こそ大人しく帰宅・・



火曜日

早速小テストが返却される。今回は割りと簡単だった。20点中、14,5点♪

-夜-

例の彼の誕生日パーティー。これまたいつも通りカフェに行った後、9時からまたまた集まる。私は遅刻してしまったけど・・ 

-宿題-

水曜日が締め切りだった小論文を、土日から書き始めていたので(そうでもしないとなかなか書き終わらないのが自分でも分かっていたx)、私は火曜日の朝、先生に無事提出する。どっちにしろ「かたすとろふぃっく(悲劇的の意)」なのが分かっていたので、これ以上手元に置いておき、見たくなかったのです。。提出日一日前に出したのは私だけで、思わず先生に、

「これはどういうこと?マリ、明日は来ないってこと?」と聞かれたけど、"Si, si, si〜(いや来ますけど)."と言って、早々に出す。

後で皆に、「今日マリは強かったね〜」とからかわれる(笑)。だってどっちにしろ、ひどい出来なのが分かってるんだもん。。



その彼に誕生日プレゼントには、6歳ぐらいのフランス人の子供用、もしくはフランスで生まれた日本のコ向けのひらがな・カタカナ練習帳をプレゼント。とっても喜んでくれてうれしかった!ちょっと素敵なメッセージも書いたしね。

私がやったみたいに、彼も近くのバーの一角を借りていて、皆で無事お祝い。スウェーデンからも、友達が遊びに来ていたよ。



水曜日

前日その彼の誕生日パーティーがあり、徹夜で小論文を仕上げたコ多数(笑)。皆、普通に1時間近く遅刻してくる。

-夜-

またまた別の、スウェーデン人の男の子の24歳の誕生日(なぜ皆、この忙しい一週間に生まれたんだ・・って偶然だけどさ)。

彼の友達のアパルトマンでパーティーが行われ、私達も招かれていたので出かけていく。10区にある、素敵なお部屋。その辺りは危ないと思っていたんだけど、意外にもきれいな地区で、静かだったし、何より景色がとってもきれいだった。屋根裏部屋で最上階だったけれど、エレベーターがなく・・6階まで足で登る。

-宿題-

翌日木曜日にある、フランス語史の大講義用に提出しなくてはならない作文がふたつ。が、パーティーから帰ってきて夜遅くにそんな宿題をするはずがなく・・、パーティーが始まる前、夕方のうちに片付ける。

そんなことをしているととっくにくたくたで、もう半分やけになり、パーティーへと行く。しかし、時期が時期なので、他の皆も疲れていた・・。

他にも、毎週木曜日は文学の日なので、サルトルの「傍聴禁止」を予習する。文法問題もあった。



その日も終電で、皆一斉に帰り・・ 私はちょっとしたハプニングもあり・・



木曜日

無事、フランス語史用の作文を提出する。短い、ちょっとした作文2つ。「ストラスブールの誓い」と、「アカデミー・フランセーズの設立」について述べなさいというもの。

-夜-

寮にいる仲良しの韓国のコと、私達日本人、香港のコ一人で、近くにある韓国レストランへごはんを食べに行く。

これはずっと前から企画していて、楽しみにしていたからとっても嬉しかった♪ものすごく疲れていたけど、韓国料理を食べれば元気になるはず、今日はおいしいごはんだ・・と心に誓い・・(?)、一日の授業を受ける。



疲れていたけど食欲はあり・・(私はよく食べる食べる)

辛いものはあまり食べられないんだけど、思ったより辛くなくって、おいしい!

韓国のコが一通り頼んでくれ、皆で分けて食べました。食べたのはビビンバと、チヂミ(私の希望♪)、キムチ入りチヂミ、プルコギ、トッポギ、豚肉のキムチ炒め、キムチ、もやしとキムチを和えたの、ごはん・・と、贅沢だった〜♪なのに5人で割ったから、一人たった8ユーロでこんなに食べれちゃって、感動感動。

私はもっと食べれたから(どんだけ食うねん)、それだけがちょっと心残り・・。早くも第二回がしたいなと思っているのでした。



そして昨日金曜日

木曜日は時間がなかったので結局サルトルは読まず、金曜日に読む。バカンス中にもうひとつ、小論文の宿題が出る。

-夜-

友達とバレエ「シンデレラ」をオペラ座で観ることになっていたので、またまた出かける。19時半からの舞台だったのに、19時開始と勘違いして、40分待つ・・。

3時間近い舞台を無事鑑賞し、友達と一緒に帰宅。1時頃就寝、翌日12時半頃、お母さんからの電話で目が覚める。その後一時間近く、ベッドの中でぐだぐだする・・・・。疲れていた・・・。





・・とこんな感じで、怒涛の一週間だったわけです。。今日からバカンスで、本当にほっとしています。友達も皆そうみたい。

2週間バカンスで、クラスの皆に会えないのがちょっと辛いけど・・パリや、フランスに残るコとは今日の夜、飲みに集まるし、明日は女の子達でお買い物♪

フランスに残るコは、南フランスへ旅行に行くコが多い。いいなぁ・・。

近くのヨーロッパ出身のコは、早々に家へと帰って行きました。飛行機で1時間50分、スウェーデンに着いちゃうんだって!

私は30日からお父さんがフランスにやって来るので、そのための下準備(?)をしたり、とにかくしばらくゆっくりしたーぃ!

美術館に行ったり、DVDを観たり、気の向くまま一日を過ごしてみたり・・予定を立てずに一週間を過ごすのが目標。今回は大きな旅行には行きません。



最近の学生(?)は、勉強も遊びも、同時進行で出来なきゃいけないね。。



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韓国レストランでは、デザートまでばっちり食べてきましたっ。このクレープが、とってもおいしかったの〜!シナモン風味。初めて食べたー!

韓国では、冬のおやつなんだって。外に屋台がいっぱい並んでいて、カップルで分けて食べるらしい。きゃっ。



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今回バレエを観たのは、オペラ座でもガルニエ、古い方。今まではずっと、バスチーユだったのです。

さすがに歴史あるオペラ座で、中に入るだけでもシャガールの天井画にうっとり・・。これだけでも価値があるのに、バレエも観れちゃって、いい音楽も聞けちゃって、大満足でした。

10ユーロの席だったので、劇中ずっと立っていたけど・・(笑)(注・私だけではない)。昔の人は、どうしてこんな見づらい設計にしたんだろう?



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シンデレラは、なんとハリウッド版らしい。確かに分かりやすかったが・・一体なぜ?ちなみに音楽が、とってもよかったです。サントラ買おうかなぁ・・?

この辺りの席で見れたらいいけどね。



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これだけでも十分価値がある!シャガールの天井画とシャンデリア。きれい・・。


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酔っている時の外国語
クラスの皆と、夜どこかで集まって飲んでいる時も、共通語はフランス語。

最近よく、自分の国から友達が遊びに来てるっていうコが多かったので、そのために、英語で話さなくてはならないこともあった。

でも一度、フランス語で話す癖が付いていると、スイッチが入っていると、なかなか英語に切り替えるのは大変なこと・・。

フランス語でのお喋りに慣れてしまっているので、なかなか抜け出せないのです。

以前は、フランス語で話すよりも英語の方が楽だったけど、今では少しでも長く、たくさんフランス語を喋っていたいし、英語を使いたくない。英語はお休み。



誰かの家でパーティー、集まって飲む、って時も、ワイン王国フランス、各自でワイン一本持って集まるってのが通例になっている。

クレープで飲んだり、スシ・パーティーをしたり、ピザだったり、一緒に食べるものはいろいろだけど、皆が持ってきたワインを順次に開けていると、終電が近づく頃にはすっかりいい感じに(笑)。でも、これは私だけじゃなくて、皆ね。



外国語をやっている点で、ここは自分のいいとこだよな〜と思うことがある。

それは、何かって言うと、私は酔っていても、外国語が話せるってこと(笑)。幸運にも、口から出てきてくれる。

前にまだ京都にいた頃、友達とごはんを食べていて、飲んでいて、その時はすっごく酔ってしまったけど(お恥ずかしい・・)、

フランス人の友達にはフランス語で話してたし、英語も出てきてた。

それはなぜか、今でも変わらず、酔っていても、外国語は出てきてくれるから助かる。



友達と楽しく飲んでいて、皆、酔ってるから、普段とは違う一面が見えたりして、面白い。素が、出ているのでしょうか?

疲れていると、逆に、頭がぼーっとしちゃって外国語は出てこないんだけど、酔ってる時は大丈夫(笑)。ブラボー、私(笑)。

あ、それと、飲むって言っても、私、別に大酒飲みじゃないですよ?皆で楽しく、飲むだけです。一気なんて絶対しないです。

ゆっくり、お喋りしながら、楽しく飲むのが好き。時間が限られていると、あまり嬉しくない。

お酒が入って、気分が楽しくなっている時も、かかさず、喋っていたいじゃんねぇ・・?
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水を泳ぐ
こないだの日曜日、朝9時から、メトロの駅の2つ先にある、市立プールへ行ってきました。

学生は1,5ユーロで、ただの市民プールのはずが、なぜか50メートルもあり・・気が付くと深さは3メートルに達していて・・という、ちょっと本気の、恐ろしいプール(笑)。

帽子とゴーグルの着用が必須だったので、私も自動販売機で買うと、着替えていざプールへ!

寮の女の子達と、水泳部なるものを結成していて、私もこの度入部したのです(笑)。



水着もばっちり、日本から送ってもらい、泳いできました。

『最後にプールに入ったのはいつだっただろう・・?』と考えてみたんだけど、なぜか思い出せない。。

フランスに来る前、8月に、サークルの皆で車を借りて、琵琶湖へは行ったけど、最後にプールに行ったのはいつだったか・・

とにかく久しぶりなのは間違いなくって、私はあんまり泳げる方じゃないんだけど、恐る恐る水の中へ入ると・・懐かしい!この感覚!



とりあえず向こうまで泳ごう、と気合いを入れて、泳いでみた。辺りには、同じく体を動かしに来ているフランス人がたくさん。

のんびり歩いているおばぁちゃん達、ただ水に浸かっている人、息子に泳ぎを教えているお父さん(それも何組か見た)・・。



泳いでいると、あまりにも体全体を動かしたのでびっくり(ん、なんか変な日本語)。

よく歩いているはずなんだけど、こんなにも足をばたばたしたり、腕を伸ばしたりするのは、久しぶりの感覚だった。ましてや、泳がなくてはならない。

水の中に体を任せ〜・・ 泳ぐ。なんとか浮かんでいるらしい私。

水中で弧を書き、進む進む。

息をするのも、普段とは違って、ちょっと苦しくって、始めは慣れなかった。

そうこうしてると、水に浸かっている感覚から、最後にプールに行った日のことを思い出した。大学1回生の夏、シアトルに帰った時だった。あの時、お世話になっていた家族のお母さん、その子供と一緒に、近くのプールに行ったんだった。確か、あれが最後だったはず。



『そうだそうだ、あの時以来だ』なんてのん気に思ってると、あやうく向こうから泳いでくる人にぶつかりそうになる。

3メートルも深いと怖い。気が付くと足が着かなくなっていて、泳ぎ切るしかない。

床に足が着かない感覚に慣れていないので、怖くなり、タイルの方を大人しく泳いでいた。



こんな市民プールでもしみじみ感じたのが、フランス人って、どこにいても個人主義だよなぁってこと。

50メートルプールがあって、縦に50メートル泳ぎ切らなくちゃいけないのに、皆固まったり、お喋りしていたり、子供に水泳を教えている親子に至っては、縦ではなく、横に泳いでいるではないか!

これではぶつかってしまう。こんなにたくさんの人が泳いでいるのよ?なぜに縦に練習しない・・。

そしてまたその子供が、頻繁に飛び込みたがるので、いきなり水しぶきを浴びることになる。



『もう、どいてよ、縦に泳いでよ』なんて一人で怒りながら大人しく泳いでいると、何やら後ろの方ではプールの一スペースを区切って、水中でのエアロビなるものが始まった。皆、一気に集まってくる。

"Un, deux, trois, quatre, cinq, et plus fort(いち、に、さん、し、ご、はい、もっと強く)!"と、男のインストラクターの先生が大きな声で叫んでいて、音楽に合わせて指示を出しているので、水の中に入っていても聞こえてくる。私は参加していないのに、気が付くと泳ぎながら、その先生の声と一緒にカウントしてる。



久しぶりのプールでこっちは怖くって、それでもなんとか縦に泳ぎ切りたいのに、

タイル側に集まってぷかぷか浮いてるおばぁちゃん達や、横に練習している親子。急に飛び込んでくる子供達、インストラクターの先生の声・・。



家に帰ってからは、気持ちがいいぐらい、体全体が疲れていた。

小学生の頃、水泳の授業の後、眠くてたまらなかった日のことを思い出した。あの時の睡魔って、すっごく気持ちよかったなぁ・・。あの時も、遠くに、先生が算数を教えてる声が聞こえたっけ。



ゆっくりゆっくり、水を切る。少しずつ、恐る恐る進む。

"Un, deux, trois, quatre, cinq, et plus fort(いち、に、さん、し、ご、はい、もっと強く)!"・・・
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大好きな時間
12時から14時までの授業のはずなのに、文学をやる日は先生も熱が入っちゃって、気が付くと10分や15分延長して、や・・っと授業が終わる、ってことがある。

「はい、じゃあ今日はここまで」と言われると、どれだけほっとするか。

次の日のための宿題の範囲を手帳にメモって、教科書やノート、活用表などをまとめて鞄に入れると、ジャケットを着て、教室を出る。



こんな調子で先生が延長授業をしてしまうので、次の時間のコが廊下で列を作って待っていて、この列をくぐり抜け、外へ出なくてはならない。なんせ立地が狭いパリ、必然的に校舎も狭いので、廊下も狭い!そしてそんなぎゅうぎゅうの列の中、例えばロシアのコ達が集まって、ロシア語で激しく話しているのを横目に聞きながら、ドアへと向かい、階段を下りて外へ出る。

外へ出ると、やっと一息付ける、といった感じ。まったく授業に出るのも、校舎を出るのもこんなに大変なんて。



外に出ると、皆煙草を吸い出す。クラスのコでそれぞれ固まっていて、皆、「疲れた〜」って顔。

ここで大体、いつも仲良しのメンバーで集まり、一通り「今日のディクテ(聞き取り)どう思った?」、「テストどうだった?」などと話し終わり、落ち着くと、「じゃあカフェに行こうか、カフェ行くよね?」って誰かが言って、すぐ隣にあるカフェへと移動するのが決まりになっている。



毎日、14時過ぎにやって来る私達は、すっかりカフェのギャルソンのおじさん達とも顔見知りになっていて、注文する物も、皆大体覚えられてしまった。「ノワゼット?アロンジェ?ショコラ・ショー?カフェ?」ってな具合に。

私は大体、カフェかショコラ・ショー。エスプレッソかココアなわけです。

観光地に面しているカフェではないし、地元の人向けの、ひっそりとした、言わば、普通のカフェなので、値段も高くなくて素晴らしい。

テーブルに座っていても(カフェではどこに座るかによって値段が違うのです。一番安いのはカウンター)、コーヒー2,1ユーロ(でも最近、値上がった!?前は1,9ユーロだったんだけど・・)。



お店のおじさんが陽気に皆のコーヒーを運んで来てくれると、『あ〜、今日も学校が終わったなぁ』といった感じ。

おじさんもすっかり私達のことを覚えてくれていて、スウェーデン人の男の子を一人、いつもからかっている。彼はちょっと、切れている(笑)。

お砂糖を入れたり、スプーンでかき混ぜたりしていると、各自話題が出来上がっていて、どこということもなく、皆話している。

スウェーデン人4人、ドイツ人1人、アルバニア人1人、日本人2人、が大体いつものメンバーで、7人近くになってしまうので、テーブルを探すのが大変。たまに満席で、どこにも座れませんってなると、ちょっと移動して、別のカフェに行くこともあるけど、大体上手く場所を作ってもらい、という確保してもらい(?)、席に着く。



そのまま大体1時間ぐらい話して、家に帰る人もあれば次の授業へ向かう人もあり、皆、ばらばらになっていく。

「じゃ、また明日」って言って、次の日はすぐにやって来る。

そしてまた次の日も、誰かが「カフェ行くよね?」って行って、このカフェへとやって来て、いつもと同じものを頼み、席に着き、お喋りをする。



こんな毎日が、とても楽しい。他の友達にも、「授業の後、皆でカフェに行くのが通例になっているの」と言うと、

「いいなぁー!カフェ行くの?すごいいいねぇ!」と驚かれ、ちょっと、自慢なのだった。仲が良い私達で嬉しい。週末も、大抵誰かの家で何かがあるので、土日のどちらか、絶対に皆で集まっている。



これが、今の私の大好きな時間。絶対に、恋しくなるであろう時間。

皆もそう思ってるといいな。
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子守唄は韓国語
私はこの寮の、6階に住んでいて、左隣の部屋二つは、韓国のコが住んでいる。

一番奥は、クラリネット奏者を目指して、留学しに来てる女の子で、今、パリのコンセルバトワールで勉強しているらしい。よく、地下にある食堂で、練習している音が聞こえる。

中学生の時、吹奏楽部に入っていて、私もクラリネットを吹いていたので(でもとっても下手だった!だからバスクラに変わりました)、彼女の練習してる音が聞こえるとなんか嬉しい。懐かしい気分になる。私もまた、クラリネット練習したくなったりして。今度はきれいに吹けるようになりたいなぁ・・。



その隣に住んでいるコは、何ヶ月か前にフランスにやって来たばっかりで、校舎は違うけれど、同じ学校のコースに通っている。

今、この寮に住んでいるアジア人のコは、見事に韓国のコが多数派で、日本人はたった5人しかいない。

韓国のコは、9人いる。中国本土出身のコはいなくて、香港一人、台湾一人という結果に。韓国のコが、圧倒的に多数なわけです。



なので、私の隣の部屋で、よく、夜集まって皆で喋っていて、韓国語が聞こえてくる。この文章を書いている今も、廊下で誰かが話してる声がする。

朝ちゃんと起きて、学校へ行っている彼女達なのに、夜遅くまで喋っていて、一体どうやって起きているんだろうといつも不思議でたまらない(笑)。やっぱり、キムチ・パワーなの?



1時頃まで話されていると、そうそう眠れないってことはないんだけど、最近はすっかり、壁越しに聞こえてくる韓国語を聞きながら眠りにつくのが習慣になってしまった。

韓国語って、地理的には日本とお隣なのに、まったく違う音を持った言語だなってびっくりする。

抑揚がとても高くって、『それ、どうやって発音してるの?』って思う、強い音がたくさんある。

なのに、所々、日本語と同じ単語があったりして、面白い。こないだも、寮にいる韓国のコやクラスにいる韓国のコと話している時に、その話題になって、「握手」、「新聞」、「高速道路」、「不安」、「体温計」、「約束」、「三角関係」、「ゴキブリ(嫌な言葉だなぁ、また・・)」・・などなどが、まったく一緒!ってことが判明したのです!!



これは、中国語、つまり、漢語からお互いの言語が発展していて、漢字の読み方を元に音が付いているので、考えてみれば自然なことなんだけど、最初に知った時は驚いた〜!「高速道路」には大爆笑しました。。

日本語は音が平坦で、なんだかどこまでも続いていくんじゃないかってぐらいフラットな言語だけど、韓国語は違う。とても、アグレッシブだ。皆とっても明るくって、優しくって、暖かい言語だなと思う。人柄をも表していると思う。



木曜日の夜、寮にいる仲良しの韓国の女の子と、日本人の私達とで、パリにある、数少ない韓国レストランにごはんを食べに行くことになっている(そう、パリは、なぜか韓国レストランは少ないのです)。

私はあんまり辛いものは食べられないけれど、韓国の食事って好きだ。体が元気になるような気がするから。

早くチヂミとか食べたい。ビビンバも食べたい(笑)。あ〜、楽しみ。



フランス語をやっていて、韓国や中国、台湾、香港と、いろんな他のアジアの国出身の友達がたくさん出来て、彼らの言語も勉強してみたいなぁと思うようになった。

反対に私も、日本語が今すごく人気なこともあって、ちょこちょこ教えてあげている。

こんな風に、お互いの言語を交換しながら話すのって、とっても楽しいしためになっていいよね。

改めて、国際交流が好きだなぁと思ったのでした。同じ、アジアでも、立派な異文化だ。
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知らない方がいいこと
世の中に、きっと、知らない方がいいことってあるよね。

この食品は、どこでどういう風に作られているんだ、にしてもそうだし、『え、この人って、実はこういう人だったんだ・・』でもそうだし。

別に何もないんだけど、自分が勝手に、そう、あくまでも勝手に、思い描いていた人と違うなって気付く時、勝手に落ち込んでしまう・・。

私は、心の狭い人なのか。

それとも、そんな風に期待を裏切る人が悪い?



誰もが皆、好き合えるなんて言わない。気の合わない人がいたって当然だ。

でももし、自分は好きな人のことをまたまた大切な友達が悪く言ったとして、そういう時って、どうやって受け止めたらいい?

それは、その人の主観?

私の主観は?



別に私が何か悪いこと言われたわけじゃない。落ち込む必要もない。

どうしてこんな、塞ぎ込んだ様な気分になるかって言うと、それは、きっと私がその二人ともを好きだから。大切な人だから。

どっちの肩を持つなんてこともしないし、出来ない。両方の意見を聞いて、まるで「そう」、って流せる人でいれたらいいのに、現実はそう、簡単に割り切れるものではない。





完璧な人なんて存在していなくって、皆良いところと悪いところとがあって、一人の人間が出来ている。

多少のことには目をつぶっていたいな。私は怖がりだから、臆病だから、見たくない現実が目の前にたくさん転がっている。



知らない方がいいことを、いざ知ってしまったら、さてどうする?

目をつぶるか、そのまま聞き流すか、それとも同調する?

私はどうすることも出来ない。どうする術も知らない。

ただ、そこに取り残されるだけ。波から外れてしまうだけ。

そして一人、黙々と考える。答えが出るまで・・
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chance
先月スイスのジュネーヴに旅行に行った際、空港の免税で、なぜか気が大きくなっていて(笑)、久しぶりに香水を買ってしまった。

私は香水好きだけれど、そんなに買わない。別に、コレクターでもないし。

一年に一回、買うか買わないかだ。それも、気分によって何を着けるか変わるので、なかなか使い切れない。なので、滅多に欲しくなることはないんだけど、この時ばかりは、気が大きくなっていた・・・。



免税だったので、フランスで買うよりも若干安い。これも、購入する気になったひとつ。

買ったのは、シャネルのchance。フランス語では、「しょんす」と言う。

前に私が、フランスに短期留学しに来ていた年に発売になって、あれからもう1年半が経っているので、決して新しいものではない。

でも、その時通っていた語学学校の女の子が、「シャネルのションス、いいわよ〜」って言っていて、その一言が、ずっと心に残っていたのだ。それに、フランスに香水を持ってきていなくて、まぁボトルだし、割れちゃうのが嫌だったからなんだけど、免税だし、ひとつぐらい買ってもいいかなぁと思ったのです。



かわいらしい、ピンクのパッケージも気に入ってる。ボトルも、真ん丸だしね。香りも、とっても女性らしくて好き。そんなに派手ではないと思う。

驚くことに、これを着け始めてから、とある変化が起こった。文字通り、それはチャンス。

どんな変化があったのか詳しくは書きませんが(笑)、これを着けている日と着けていない日とでは、明らかに違う。チャンスの数が違う。

『香水のおかげかな?』なんて思ったりして。『本当にそんな力ってあるのかな』、と思ったりして。

まぁ、気分の問題なんだろうけど、人間いい香りに包まれているのって悪い気がしないし、一日幸せに過ごせる。そして、それにいいことがあったらもっと幸せ!ってね。



根拠なんて、全然ないけど・・ これを着け始めてからの変化があまりにも大きいので、それ以来、かかさず着けてから学校へ行っている。

あなたも、信じる?



chance.jpg

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