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2017.07.14 Friday
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NYで出会ったヨーロッパの若者
2006.11.30 Thursday
ニューヨークに行くまで、「アメリカは多民族国家だ」とか、「ニューヨークは人種のるつぼだ」とか聞かされていたけど、正直これ程までと思わなかった。
ちょうど、私達(そうです、友達と二人で行ったのです)が訪れた時期はアメリカ中間選挙の期間で、民主党と共和党が日々争っていました。
テレビを見ても、「どの政党には票を入れるな」、「奴は○○にはふさわしくない」など、『ここまで相手のこと悪く言っていいのかな!?こんな選挙運動アリ?』と思ってしまうような程、熱く繰り広げられていました。
と同時に、候補者の名前を街中でも見ると、その苗字が外国に出自を持つものばかりだったりして、特に改めて、アメリカにおけるヒスパニック移民の台頭みたいなものを見せつけられました。明らかに、アングロサクソンではない苗字や、イタリアやヒスパニック系と分かるもの、はたまたドイツ系だったりユダヤ、ポーランド系だったり。
カフェに入っていても、ウエイターはほとんどがヒスパニック。
客である私達には英語で接客していても、従業員同士ではスペイン語で話している。
次に印象的だったのは、フランス、またはパリよりも、アフリカ系人口が多いということ。
それも皆、アフリカ大陸から来た顔をしている。
一年もパリにいたせいで、その土地で生まれたアフリカ系○○人なのか、純粋にアフリカから働きにやって来たものなのか、その顔を見分けることが出来るようになった。
ニューヨークで多く見かけたのは、もちろんアメリカで生まれ暮らしているアフリカ系アメリカ人の姿もたくさん見かけたけれど、5番街などショッピングゾーンで偽物ブランドバッグを売る人々は、皆アフリカ大陸から来た者の顔をしていた。生きてゆくのに必死な様子だった。来る日も来る日も、彼らは同じ場所に来て、観光客目当てにそういった鞄を売っている。夕方には簡易テーブル(この上に品物を載せている)をたたんで、鞄を大きな布に包み、どこかへと消えていく。どんなところで寝てるんだろうか、家族はいるんだろうか。移民問題に関心がある私にとって、考えずにはいられないことだった。
始めの十日間程、スパニッシュ・ハーレムと呼ばれる地区にあるユース・ホステルに泊まっていたのですが、スパニッシュ・ハーレムと呼ばれるだけあって、あの辺りは中南米、主にプエルトリコやドミニカ共和国からやって来た人々が多く住んでいるようでした。
そうなると、すれ違う際耳に入ってくる言葉はもっぱらスペイン語。必然的に、英語にも癖が現れる。
着いた時は治安を少々心配したけど(えっ、少々じゃなかったって?笑)、滞在するうちに角にあるコンビニにしょっちゅう行くようになるし、店のおっちゃんとは顔見知りになるし、のっけからすれ違う男どもには頻繁に声をかけられるしで(グッモーニン、ハイレイディーズは欠かせない)、すっかり馴染んでしまった。
コンビニやファストフード店の前でたむろしてる若者(圧倒的にアフリカ系である)のすぐ隣を抜けて行けなくてはいけない時もあったし、揉めている人々も見かけたけれど、
それでも危ない目に遭わなかったのは、英語が分かるのと私達がアジア人だからだねと話しました。一緒に旅行へ行ったY子ちゃん!あなたは中国語もベラベラで素敵過ぎますその後泊まった私の友達の家がチャイナタウンの超ど真ん中にあったので、ベジタリアン飲茶を食べに行った時や突然の雨に折り畳み傘を買った時など、あなたの中国語を話す姿が眩しかったです
それで、至る所をウロウロ、歩いていたのだけど、すれ違う際フランス語をよく聞いた!
国連本部(模擬国連やってましたから、そりゃ見に行きまっせ!)を見に行った時も、身体チェックに並ぶ列のほとんどがフランス人観光客、家族連れだったりした。
メトロポリタン美術館を見に行った帰り、なんとなく歩いていたらコーヒーが飲みたくなって(なんせ寒かったもので)、でもファストフード店はいやだなぁ、なんかいいカフェないかなぁと歩いていたら、"Benoit(ぶのわ)"という名前の、とあるカフェが目に留まった。典型的なフランスの名前である。
ちょうど、私達(そうです、友達と二人で行ったのです)が訪れた時期はアメリカ中間選挙の期間で、民主党と共和党が日々争っていました。
テレビを見ても、「どの政党には票を入れるな」、「奴は○○にはふさわしくない」など、『ここまで相手のこと悪く言っていいのかな!?こんな選挙運動アリ?』と思ってしまうような程、熱く繰り広げられていました。
と同時に、候補者の名前を街中でも見ると、その苗字が外国に出自を持つものばかりだったりして、特に改めて、アメリカにおけるヒスパニック移民の台頭みたいなものを見せつけられました。明らかに、アングロサクソンではない苗字や、イタリアやヒスパニック系と分かるもの、はたまたドイツ系だったりユダヤ、ポーランド系だったり。
カフェに入っていても、ウエイターはほとんどがヒスパニック。
客である私達には英語で接客していても、従業員同士ではスペイン語で話している。
次に印象的だったのは、フランス、またはパリよりも、アフリカ系人口が多いということ。
それも皆、アフリカ大陸から来た顔をしている。
一年もパリにいたせいで、その土地で生まれたアフリカ系○○人なのか、純粋にアフリカから働きにやって来たものなのか、その顔を見分けることが出来るようになった。
ニューヨークで多く見かけたのは、もちろんアメリカで生まれ暮らしているアフリカ系アメリカ人の姿もたくさん見かけたけれど、5番街などショッピングゾーンで偽物ブランドバッグを売る人々は、皆アフリカ大陸から来た者の顔をしていた。生きてゆくのに必死な様子だった。来る日も来る日も、彼らは同じ場所に来て、観光客目当てにそういった鞄を売っている。夕方には簡易テーブル(この上に品物を載せている)をたたんで、鞄を大きな布に包み、どこかへと消えていく。どんなところで寝てるんだろうか、家族はいるんだろうか。移民問題に関心がある私にとって、考えずにはいられないことだった。
始めの十日間程、スパニッシュ・ハーレムと呼ばれる地区にあるユース・ホステルに泊まっていたのですが、スパニッシュ・ハーレムと呼ばれるだけあって、あの辺りは中南米、主にプエルトリコやドミニカ共和国からやって来た人々が多く住んでいるようでした。
そうなると、すれ違う際耳に入ってくる言葉はもっぱらスペイン語。必然的に、英語にも癖が現れる。
着いた時は治安を少々心配したけど(えっ、少々じゃなかったって?笑)、滞在するうちに角にあるコンビニにしょっちゅう行くようになるし、店のおっちゃんとは顔見知りになるし、のっけからすれ違う男どもには頻繁に声をかけられるしで(グッモーニン、ハイレイディーズは欠かせない)、すっかり馴染んでしまった。
コンビニやファストフード店の前でたむろしてる若者(圧倒的にアフリカ系である)のすぐ隣を抜けて行けなくてはいけない時もあったし、揉めている人々も見かけたけれど、
それでも危ない目に遭わなかったのは、英語が分かるのと私達がアジア人だからだねと話しました。一緒に旅行へ行ったY子ちゃん!あなたは中国語もベラベラで素敵過ぎますその後泊まった私の友達の家がチャイナタウンの超ど真ん中にあったので、ベジタリアン飲茶を食べに行った時や突然の雨に折り畳み傘を買った時など、あなたの中国語を話す姿が眩しかったです
それで、至る所をウロウロ、歩いていたのだけど、すれ違う際フランス語をよく聞いた!
国連本部(模擬国連やってましたから、そりゃ見に行きまっせ!)を見に行った時も、身体チェックに並ぶ列のほとんどがフランス人観光客、家族連れだったりした。
メトロポリタン美術館を見に行った帰り、なんとなく歩いていたらコーヒーが飲みたくなって(なんせ寒かったもので)、でもファストフード店はいやだなぁ、なんかいいカフェないかなぁと歩いていたら、"Benoit(ぶのわ)"という名前の、とあるカフェが目に留まった。典型的なフランスの名前である。
「この世にヨーロッパがあってよかった」
2006.11.23 Thursday
・・・お久しぶりでございます
ニューヨーク旅行、未定ではなくて本当に行って参りました(笑)。
アメリカに着いた瞬間思ったこと、それは・・
「この世にヨーロッパがあってよかった」、でした。いや、本気で。
いきなり見せ付けられた豊満なボディ(つまり肥満体多し)、叫ぶように話される言語(英語)、ケーキに砂糖の粒が入りまくっている(つまりアイシング)、コーヒーをマグカップに大量にそそいでくれる(ありがたいけど小さなエスプレッソとは大違い)、人が着ている服のセンスの悪さ、ましてや歩き方に渡るまで、フランスとはまったく違うなぁと終始感激しておりました。
ヨーロッパはヨーロッパで、アメリカは建国たった300年足らずの国だから、比べちゃうのはフェアじゃないと思う。
けどね?
この世にちゃんと、ヨーロッパという、エレガンスが日常レベルで浸透してる国があって、よかったなぁと思ったんですよ。
それから食事!なんだあれ・・・いや、食べられるけど(もんじゃーぶるだけど!)、なんかね、こう・・一緒に行った友達と共に、着いて3日目辺りから、
『なんかこう・・凝った料理が食べたいね・・。いや、別に高い料理じゃなくてさ、こう、包丁で丁寧に切ってある料理とか(お刺身である)、味付けが繊細とかさ(フランス料理である)・・・』と声に出す回数が増える(笑)。
そういうちょっとしたところで、フランスとの格差を見せ付けられました。いいさ、何が悪い、専攻は英語だけどアメリカは(もう)嫌いじゃっ。
ニューヨーク自体は、さすが世界の大都市なだけあって、親友ジェイミーちゃんの言う通り、エキサイティングでクールで、とっても楽しんで参りました
これと言って観光はしてなくて(なんせ結局、夜のエンパイアステート・ビルに始まり、自由の女神さえ見ていないという始末)、のんびり街の至る所を歩いたり、疲れたらカフェに入って店員さんとおしゃべりしたり、公園でリスを観察・・(これが一番楽しかったかも、暗い)とにかくのんびりとしておりました。
行く先々で人と話すのもまた楽しかったことのひとつだけど、アメリカ人のなんと人(他人である)に話しかける頻度の高いこと!
すれ違うだけでも、赤の他人なのに挨拶は欠かされず、ましてや初めて降り立った街(ブルックリンでした)のベーグル屋さんでベーグルをはふはふ食べている時、隣に座っていたにーちゃんが突然、
(席が外に面した窓に並んでいて、そこは少し高台になっているので外を歩く人たちがよく見える)
「・・なんだかここって、人間ウォッチングには最適の場所みたいだ」と、
なんとも希望に満ちた目で言うじゃありませんか。
しかしここはアメリカ(フランスではここまでではなかった)、私も何食わぬ顔で普通に返しておきましたよ。「そうね、人見てるのっておもしろいわよね」と。
それからそのにーちゃんは続いて、
「今のさ、大きな黄色い自転車に乗ってた人見た?すっげーおもしろかったんだよ、車輪がパンクしてさ、こ〜んなでっかい車輪を手に持ってたんだ」、と言うではありませんか(たぶんこのことを誰かに伝えたかったんだと見える)。
なので私もそのまま、
「えっ、それは見なかったわ。本当にいろんな人がいるわね、それに皆、私達が食べてるベーグル、おいしそうに見て行くし」と答えておきました、ちゃんちゃん
まぁ、細かいこむずかしい話は順を追って書きたいと思います。とその前に、卒論でいっぱいいっぱいのmariでございました
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ニューヨーク旅行、未定ではなくて本当に行って参りました(笑)。
アメリカに着いた瞬間思ったこと、それは・・
「この世にヨーロッパがあってよかった」、でした。いや、本気で。
いきなり見せ付けられた豊満なボディ(つまり肥満体多し)、叫ぶように話される言語(英語)、ケーキに砂糖の粒が入りまくっている(つまりアイシング)、コーヒーをマグカップに大量にそそいでくれる(ありがたいけど小さなエスプレッソとは大違い)、人が着ている服のセンスの悪さ、ましてや歩き方に渡るまで、フランスとはまったく違うなぁと終始感激しておりました。
ヨーロッパはヨーロッパで、アメリカは建国たった300年足らずの国だから、比べちゃうのはフェアじゃないと思う。
けどね?
この世にちゃんと、ヨーロッパという、エレガンスが日常レベルで浸透してる国があって、よかったなぁと思ったんですよ。
それから食事!なんだあれ・・・いや、食べられるけど(もんじゃーぶるだけど!)、なんかね、こう・・一緒に行った友達と共に、着いて3日目辺りから、
『なんかこう・・凝った料理が食べたいね・・。いや、別に高い料理じゃなくてさ、こう、包丁で丁寧に切ってある料理とか(お刺身である)、味付けが繊細とかさ(フランス料理である)・・・』と声に出す回数が増える(笑)。
そういうちょっとしたところで、フランスとの格差を見せ付けられました。いいさ、何が悪い、専攻は英語だけどアメリカは(もう)嫌いじゃっ。
ニューヨーク自体は、さすが世界の大都市なだけあって、親友ジェイミーちゃんの言う通り、エキサイティングでクールで、とっても楽しんで参りました
これと言って観光はしてなくて(なんせ結局、夜のエンパイアステート・ビルに始まり、自由の女神さえ見ていないという始末)、のんびり街の至る所を歩いたり、疲れたらカフェに入って店員さんとおしゃべりしたり、公園でリスを観察・・(これが一番楽しかったかも、暗い)とにかくのんびりとしておりました。
行く先々で人と話すのもまた楽しかったことのひとつだけど、アメリカ人のなんと人(他人である)に話しかける頻度の高いこと!
すれ違うだけでも、赤の他人なのに挨拶は欠かされず、ましてや初めて降り立った街(ブルックリンでした)のベーグル屋さんでベーグルをはふはふ食べている時、隣に座っていたにーちゃんが突然、
(席が外に面した窓に並んでいて、そこは少し高台になっているので外を歩く人たちがよく見える)
「・・なんだかここって、人間ウォッチングには最適の場所みたいだ」と、
なんとも希望に満ちた目で言うじゃありませんか。
しかしここはアメリカ(フランスではここまでではなかった)、私も何食わぬ顔で普通に返しておきましたよ。「そうね、人見てるのっておもしろいわよね」と。
それからそのにーちゃんは続いて、
「今のさ、大きな黄色い自転車に乗ってた人見た?すっげーおもしろかったんだよ、車輪がパンクしてさ、こ〜んなでっかい車輪を手に持ってたんだ」、と言うではありませんか(たぶんこのことを誰かに伝えたかったんだと見える)。
なので私もそのまま、
「えっ、それは見なかったわ。本当にいろんな人がいるわね、それに皆、私達が食べてるベーグル、おいしそうに見て行くし」と答えておきました、ちゃんちゃん
まぁ、細かいこむずかしい話は順を追って書きたいと思います。とその前に、卒論でいっぱいいっぱいのmariでございました
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