Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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○○する故に我あり?
さて、無事に今年も仕事が終わり、冬休みに突入です。昨日実家に帰ってきた。こちらでは、基本的に何もしたくはなくて(笑)、ただ毎日のんびりと、山のようにある本でも目についた順から読んでいき、お茶を飲み、菓子を食べ、夜には父と飲むような(ははは)・・そしてたまに高校時代の友達に会ったりしてのーんびり過ごそうと企んでいる。今日読んだ本の中に、デカルトの言葉「我思う、故に我あり(Je pense, donc je suis)」という一節がラテン語で出てきて、ラテン語バージョンは知らなかったのだけど、そこから思いをいろいろと馳せた。この言葉を聞いた後には必ず、ブリジット・バルドーの「我踊る、故に我あり(Je danse, donc je suis)」という歌が思い出されるのだけど、17世紀に生きたフランスの哲学者デカルトと20世紀のBBを、そう簡単に比較してよいものか、どう扱うべきか・・。いや、私的にはBBだって、フランスが世界に誇るセクシーアイドル(!)の先駆者だけどね、BBのこの歌は、まったくもって面白い引用だなぁといつも思う。



そこで考えてみた。私の場合は何だろうと。私の場合、何をするから自分というものがあるのだろうかと。たまたま読んでいた本が、自我について考える章だったからかもしれないけど、



「我生きる、故に我あり(Je vis, donc je suis)」ではあまりにも芸がないし、そのまんまであるし、



「我読む、故に我あり(Je lis, donc je suis)」はかっこよろしいなぁと思ったが、最近では気の向いた時にしかすっかり本も読まないようになっているしで、いかんなぁ、何だろかと思ったが、



「我働く、故に我あり(Je travaille, donc je suis)」って胸を張って言える程真面目には働いていないし、それではあまりにも日本人過ぎるなぁと思って、



次に、やっぱり私もBBのように踊って・・歌手ならJe chante, donc je suisとかっこよく言えると思ったけれど、私は歌手でもないし歌も上手くないので、出来ることなら



「我書く、故に我あり(J'ecris, donc je suis)」が自己表現の極みか、よいなぁと思った。



あ、



「我旅する、故に我あり(Je voyage, donc je suis)」もいいかと思ったけど、それは普通、順序が逆なのでは・・Je suis, donc je voyageと思ってやめた。

皆の場合は何になるのでしょう?



余談だけど、留学中に先生から、デカルトのいた17世紀には、この言葉はJe pense, je suis doncと、今と「故」という接続句の位置が違っていたと聞いたけど、ほんとうかしら?
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まだ少し早いですが


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去年のちょうど今頃はスウェーデンとパリにいたんだった・・(忘れてた)。ちょうどいい具合の写真があったので、一年遅れで今年使いたいと思います。クリスマスおめでとう。ふつうに仕事だけど・・チャンスがあったら教会に行きたいな。そして、一年の感謝と懺悔をしたいな。。妹とのお家でディナーも楽しみです。あったかくて、全然冬らしくないけど、クリスマス。おめでとうキラキラ


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そうして私は、また書くことにしたんだ
日によって、内なる声がまったく出てこない日もあるのだけど、溢れ出して止まらない日々の方が圧倒的に多いので、こうしてまた書き始めることにする。自分の内なる声を、感情を文字にして現してしまわないのは、私にとっては不可能なのだ。



「長過ぎるので途中で何度もあきらめそうになりましたよ」と言われることの多い私のこの文章スタイルだけど、短くてもいいから、これからはまたちょこちょこ、書いていきたいな。恥ずかしいけど、またmixiにもつなげたしね。相変わらず、私の毎日は少し変わっていて、とてもおかしい。昨日読んだ本の中で性善説・性悪説が出てきたのだけど、人生はあらかじめ悲劇ではなく、喜劇であると、いやもしくは、悲劇を喜劇に変えるのが人生という舞台上だと信じている。少しでも喜劇を生きたい。だから、my life is comedy(うそ、今考えた)。



あと、こういう種類の会社にいるにも関わらず、なぜかマニュアル的なことしかやっていないので、もう少し技術を身に付けたくもあるし、クリエイティブなことに関わりたい、とも思う。最近やったことの中で唯一クリエイティブかつ生産的だったのは、かわいいダーラナちゃんの生地でクッションカバーを縫ったことだ!妹に横で「暇だな」とばかにされながらな!



中国に行ってきた!に続いて、実は京都、韓国にも行ってきた。それぞれいろいろなことを感じたのだけど、書き残しておきたいことはいっぱいあって、けれど時間はいっぱいはなくって困っている。。とんだ言い訳だけれどね。韓国に関しては、まぁ食事が大好きなことがあって、いっぱい食べた思い出が一番だけれど、中国程いろいろ街に対して感じるものはなかった。ので、どう書けばいいのかなー。
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色気より仕事
はーーー。ものすごく自分が悪いのだけど、とあるbetise、バカなことをやってしまって、猛烈に反省しているというかバツが悪いというか、さすが私らしいなと思うというか、とにかくきまづい感じ。。いいなと思っていた人が、その10日後に上司になる、って、グレイズ・アナトミーもびっくりよ(まだ観ている。。うそ、もう観終わったぜ全部!Thank you T子!)。相談したフランス人の友達には「いや上手くやったよ!後は何事もなかったかのように自然かつ優しく振舞うだけだね!決して拗ねたりしたらだめ!」って褒められるわ、グチをこぼしたママンには「色気出すより仕事しなさい、仕事」ってたしなめられるわ、いやほんとその通りなのだけど・・・あぁもうどうしようって感じなのである。。。facebookにも(そそ、いるよ)思わず"My life is comedy, really"って書いてたら、友達二人から「何があったのさ?」って反応来るわ(笑)、その後その彼と電話で話していると、突然かつこの上なく自然に"cherie"と数回呼ばれるし、もうこれ以上ないくらい動揺して困惑している!思わず「cherie 友達にも言う?」で検索してしまったぜ。。なので今は"pense a la question de "cherie""。。!(そんな堂々と言うことじゃない!!)まったく来年にはヴァンサンカンになるというのに、こういうことに関しては、ほんとに14才くらいから変わってないんじゃないかってくらい成長していないなー。どきどきどき・・・。おかげで会社が楽しくなっちゃって、あと一年働いて100万円貯まったらフランスに帰国してやろううししと思っていたのに(友達によると、私は現在日本に一時帰国中らしい。この表現面白いので気に入ったw)、こんなに楽しいとなー。困っちゃうなー。あはは、あはは。
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いくらなんでもそれはまずい
最近会社で仲良しの男女数人でよく飲みに行くのだけど、今日その中の一人の男性に、「まりさんて日によって、すごいこの人どっかの大企業で働いてそーなOLさんみたいだったり、こいつ今日コンビニ行くついでに会社来たんちゃうかなって日ありますよね〜。あれ、男としてはギャップにドキっとします」と言われたのだけど(無論この人関西人)、確かに日によって、Tシャツ+ジーンズ、足元はもこもこブーツもしくはぺたんこ、って時があって、『そんな風に思われていたとは!!!』と思ってウケたxD



別の男の人も、「そうだよ、男は意外と見てるからね、いやいつもかわいい格好してるよ」って褒めてくれたのだけど、コンビニ行くついでに会社来た風はいくらなんでもまずいだろうと思って、その場で一人静かに反省しといた、しかと、心の中で。だって順序逆だもん、普通(笑)。会社行くついでにコンビニ行く、が普通でしょ。え、そうだよね?コンビニの延長線上(ついで)に会社行くわけじゃないよねぇ?ん?まとにかく、いやー気をつけますこれから(笑)。



あは☆カエル
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Lines, lines of...
友人のT子に借りているアメリカのドラマ、グレイズアナトミーを観ていて、上司と部下の恋愛は絶対禁止、社会的タブーなんていかにもアメリカっぽいな、フランスだったら「ふん、そんなの個人の自由じゃない」とか言いそうなのにな〜と思っていたら、まぁもちろん個人にもよると思うが、どうやらフランス人でも規律を守る人というか、社内恋愛反対派の人がいて、いささか困惑している。でも実際そんな状況になったら、規則なんか堂々と無視しちゃうのがフランス人らしくていいような気がするのだけどどうだろうか。



同じ会社にいるが、違う支社で、しかもプライベートの場で仲良くなった人が、明後日から自分の上司になることになってますます困惑している。おかげで社内は只今、2008フランス革命か、もしくは政権交代の12月革命、みたいになってる。彼が上司になってしまうということは、もう今までのように気軽には遊べないんだなぁというか、もうばかな話もできないなぁと感傷に浸ってみたり、本人曰く、仕事場だと彼はすごく変わるらしいのだけど、一体どんな風に変わっちゃうのかなぁ、恐いって本当かなぁ、本当に恐かったらどうしようとかいろいろ考えている。そりゃ、私だって少なからず会社だと普段と違うだろうけども。気引き締めてるけども。彼とは今までも同じ組織内にいたのだけど、別の支社だし完全にオフの場で知り合ったしで、上下関係抜きで(ここ重要)至って楽しく、健全な友達関係が築けて、嬉しかったのになぁ…今後が不安なのだ。



仕事場での線引きってむずかしいなぁと普段から考えていて、これについては別件でも先週から反省中だが、線を行き過ぎてしまってもいけないし、かと言って線のこちら側ばかりにいて、躊躇して、声が全然届かないのもいがかなものか。対等でいたいと思うのに、こう願うのは私がまだ若いからか、と自問自答したり…。明後日から上司になる彼と、まるでグレイズアナトミーのような関係に発展することはまずないのだけど、フランス人の社内恋愛や組織の規則に対する考え方ってなんだろうと思う。そんなの人それぞれか。その答えが一番近いような気がした。りょーかい。
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