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中国出張編!
2009.03.28 Saturday
今、出張で中国にいる。また北京だ。二週間過ごして、いよいよ明日日本に帰る。私のような身分では、出張など夢のまた夢だと思っていたが、事情により自分から提案してみたところ、紆余曲折あった後、無事行かせてもらえることになってやって来た。無事、こちらでの任務も終わり、いよいよ明日帰る。ほんとうは、本社のあるパリに行かせてくれや!くらい冗談で(・・?)言ってみたかったものの、パリにこそ私など社用など何もないのであって、上司に「お前の魂胆は見え見えだぞ!」とたしなめられるのがオチだと、簡単に予想が付いたため、北京で落ち着いた。というわけではなくて、そう言ってみたいのは山々なのだけど、私の社用があるのは私のチームがある北京なのであって、こうしてやって来たのである。いよいよ明日(以下省略)。
9月にやって来た時以来、中国は実に二回目なのだけれど、今回もいやー圧倒させられた!アメリカのように広大だよこの国は・・。前回はそんなに感じなかった気がするのだけど、今回の滞在では、長期なこともあってか、びゅんびゅん飛ばしてくる車が恐くて恐くて、冗談抜きに一人で道を歩くことができなかった(笑)。会社が取ってくれたホテルが遠くって、そして近くに地下鉄がないエリアだったため(正確には、あるのだけれど、最寄り駅まで徒歩1時間というレベルだった・・・)、タクシー通勤を余技なくされたのだけど、これもまた、毎朝タクシーを見つけるのがまず至難の業で・・。私が「8時45分にタクシーを呼んで下さい」とお願いしても、渋滞がひどく時間通り来てくれなかったり、5分早く来て、私がロビーにいなかったため先に行ってしまう(フロントの人曰く、タクシーは朝が一番忙しい時間帯らしく、"Taxi drivers won't wait!"とのことだった・・・)、だったりで、こちとらがきちんと仕度を終えて、ロビーに下りてきても、そこから10分間待ちぼうけをくらったり、やっと来た!と思っても、高速に乗って3分も経たないうちにひどい渋滞に巻き込まれたりと、通勤手段の確実なる確保だけが困難であった・・。
東京-北京間で働いている時から、北京のチームメイトが朝出社する時間がまちまちだったり、よく遅刻することがあって不思議に思っていたのだけれど、こうして来てみると、実に納得したのであった。渋滞がひどいのだ。話には聞いていたけど、北京はほんとうに渋滞がひどいと思う。まず、車車車。そして、歩道や横断歩道関係なく、そこら中を平気で歩き、渡る人々。彼らはびゅんびゅん飛ばしてくる車が恐くないのだろうか?私は恐い(声を大にして言う!)。こういう環境で生まれ育つと当たり前で、慣れてしまうのかもしれないけど、私は恐いー。関西にも住んだし、少々荒い運転の車には慣れているつもりだったけれど、中国とはてんで比にならなかった・・・。私は京都に住んでいた頃から、横断歩道すれすれに停車したり、左折する際歩行者すれすれまで寄ってくる車達は、絶対領域は必ず守るというか、絶対にそれ以上は近付いてこない、歩行者の安全は守られているというような、暗黙の了解みたいなものを肌で感じていて、意外と平気だなどと思っていたのだけど、北京ではその感覚はてんで通用しなかった・・。恐い。ただ恐い。。歩行者のすぐ横を、平気で右折したり、すぐ手前まで加速して飛んでゆき、ぎっりぎりで止まったりする。信号を守らず、そこら中歩いてしまう歩行者の勇気もすごい。
交通事情の中で一番びっくりしたことは、この国ではドライバーが右折(中国は日本とは車線が逆)したい時は、例えすぐ傍の横断歩道を歩行者が渡っていて、つまり、歩行者用の信号が緑でも、ドライバーには堂々と右折する権利があるらしく?例え人が歩いていても、ぜーんぜん遠慮する必要はないらしい点・・。まったく自由な国だよ・・。日本では、ドライバーは左折したい場合、歩行者用の信号が緑で、人が全然渡っている時は、必ず歩行者が渡りきるのを待ってから左折しなければならないので、それに慣れている私は、まぁ、中国のこの法律を知らなかったこともあり、横断歩道を渡っている際、いきなり車が右折しようとやって来るので、度肝を抜かれたものである・・。
とにかく生きて、one pieceで帰らなければ・・・。気が付くと、私は仕事上の任務(なぜ今回出張に来たのか)よりも、目の前をどんどん通過する車に引かれないよう、細心の注意を払うことの方に神経を集中させていた・・・。
そして。毎日タクシーに乗っていて気が付いたのだけど、この国では車線変更をしたい際は、ウィンカーを付けるのはドライバー本人の意思に任されているのだろうか?はっきり定められてはいないのだろうか?正しいことは分からないけど、私が単純計算でも二週間で計14回タクシーに乗った中では、車線変更の際、ウィンカーを付けたのはほんの2台くらいであった。うーん謎なぞ。京都でも体験したことあるけど、あとは圧倒的に、どちらの車線でもない、いわば中間を走り、空いてる方に入るというのが多かった気がする。まぁ、ずっとではないにしろ。
2週間も毎日こうして通勤していると、この辺の地理にもすっかり慣れて、高速を行くパターンと、下道を行くパターンと2種類あり、下道は下道で、いろいろあるのだけれど、大体のルートが分かってくると、見慣れない、漢字だらけの街並みがいつしか見慣れたものとなり、それはなかなかの異文化体験なのであった。
現地の同僚、お友達いわく、「あんまり歩道と車道の区別ない・・」とのことだったので、?歩行者はどこでもかしこでも歩かないようにする。信号を守る。?ドライバーも信号を守る、てゆうか右折する際は日本の左折する際のルール(歩行者が渡りきるまで待つ)方式にしようよー!?高速の入り口は、行く先別にちゃんと下道に作る・・・ 以上の3つを、私がもし中国交通局か何かの偉いさんになったら制定したいと思う。うん。
?だが、帰り道だけ、いつもドライバーは下道を行くので、私はどうして行きと同じ高速を逆方向に進まないのか、高速の方が早いのではないか、常々疑問に思っていた。が、どうして下道の方が早いのか、ある日理解したのである・・。それは・・
北京だけなのか、他の都市でもそうなのか分からないが、高速の入り口が、行き先別に分かれておらず、日本やアメリカのように、行く方向によって予め下道を通り、バイパス?を抜け、その後高速に入る、式になっていなかったのだ!!!これにも度肝を抜かれた・・・。私が体験した北京の場合、まず、適当に高速の側道に入る。高速の入り口までしばらく進む(てゆーかすでにここで渋滞・・)。高速の入り口が来たら、同じ道路上を左折して、入る。ん?例えばそのまま南下したい人は真っ直ぐ、高速を北上したい人、つまり反対方向へ行きたい人は、南下したい人と途中まで一緒に進み、高速の入り口(左折できるところ・・・)が来たら左折するわけだ。しかし!その先には横断歩道があり、これまた13億人のうちの何十人かがわらわらと歩いている。赤信号でも平気で渡っちゃうので、常に歩行者がいる感じだ。なのでなかなか左折+左折して北上するルートへと入れない。後続車詰まる。渋滞起こる。渋滞起こる・・である!!
び・・っくりした・・・。なんちゅー適当な作り・・(笑)。甚だ疑問だ。どうして(ぷっくわ?)、中国にはこれ程までの車と歩行者がいるというのに、これだけの車を上手く吐き出す道路システムが構築されていないのだろう。どうして、北京の街を再開発なり、新たに高速道路を作るなりした際に、これだけの車が普段走っているのだから、いかにして道路を流すか、車をスムースに進ませるか、考えなかったんだろう?日本のようにバイパス構造、二階建てのような作りにして、下に入り口別道路を作り、車は入り口別に道路を上がって行き、二階部分にある高速へ到着、入り口別なのでそのまま進む・・にしなかったんだ?!謎謎謎。おんなじところから入ってその後左折、左折、ではらちが空かないよ・・・(笑)。中国政府!なぜなんだ、あ?!教えてくれ・・・・・・。私は愕然とした。。そして、高速を通って帰るよりも、下道を通って帰る方がはるかに安いことも判明した。幸い、高速編のドライバーは優しいおっちゃんで、左折+左折に至るまでの渋滞中、詰まって動かなくなる度にメーターの電源を2回も切ってくれたりしたのだけど。
あまり詳しくもないのに、道路事情について感じたことをいろいろと書いたが、もしどなたか理由が分かる方がいらっしゃれば、どうか教えて欲しい・・・。
とまぁ、どうして渋滞が出来上がるのか、その仕組みを学び、度肝を抜かれたことは普段なかなか得られない経験であったし、感謝している。が、まだまだ度肝を抜かれたことがあったのであって・・・。例えば、40分タクシーの中に閉じ込められて(渋滞に遭って)、ガラス越しに照りつける日差しは強く、右の頬骨辺りがじりじりと音を立てて日焼けしそうになった後、やっとの思いで到着し、出社した際、ホコリっぽいな〜、なんか手を洗いたいな〜と思って会社のトイレの洗面所へ行ったならば、そこでふっつーに野菜(青菜とミニトマト)洗ってる人がいて、び・・・・・・・っくり!!!したことなどだけど(しばらく凝視した後、「どうしてトイレで野菜を洗っているのですか?」と聞いてみた。すると返事は、「今から電子レンジで朝食のスープを作るのよ」ということであった)、まぁ13億個くらい、いろいろとネタが尽きないので、続きはまたの機会に・・。とりあえず明日日本に帰ります。はは。おやすみなさい!
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9月にやって来た時以来、中国は実に二回目なのだけれど、今回もいやー圧倒させられた!アメリカのように広大だよこの国は・・。前回はそんなに感じなかった気がするのだけど、今回の滞在では、長期なこともあってか、びゅんびゅん飛ばしてくる車が恐くて恐くて、冗談抜きに一人で道を歩くことができなかった(笑)。会社が取ってくれたホテルが遠くって、そして近くに地下鉄がないエリアだったため(正確には、あるのだけれど、最寄り駅まで徒歩1時間というレベルだった・・・)、タクシー通勤を余技なくされたのだけど、これもまた、毎朝タクシーを見つけるのがまず至難の業で・・。私が「8時45分にタクシーを呼んで下さい」とお願いしても、渋滞がひどく時間通り来てくれなかったり、5分早く来て、私がロビーにいなかったため先に行ってしまう(フロントの人曰く、タクシーは朝が一番忙しい時間帯らしく、"Taxi drivers won't wait!"とのことだった・・・)、だったりで、こちとらがきちんと仕度を終えて、ロビーに下りてきても、そこから10分間待ちぼうけをくらったり、やっと来た!と思っても、高速に乗って3分も経たないうちにひどい渋滞に巻き込まれたりと、通勤手段の確実なる確保だけが困難であった・・。
東京-北京間で働いている時から、北京のチームメイトが朝出社する時間がまちまちだったり、よく遅刻することがあって不思議に思っていたのだけれど、こうして来てみると、実に納得したのであった。渋滞がひどいのだ。話には聞いていたけど、北京はほんとうに渋滞がひどいと思う。まず、車車車。そして、歩道や横断歩道関係なく、そこら中を平気で歩き、渡る人々。彼らはびゅんびゅん飛ばしてくる車が恐くないのだろうか?私は恐い(声を大にして言う!)。こういう環境で生まれ育つと当たり前で、慣れてしまうのかもしれないけど、私は恐いー。関西にも住んだし、少々荒い運転の車には慣れているつもりだったけれど、中国とはてんで比にならなかった・・・。私は京都に住んでいた頃から、横断歩道すれすれに停車したり、左折する際歩行者すれすれまで寄ってくる車達は、絶対領域は必ず守るというか、絶対にそれ以上は近付いてこない、歩行者の安全は守られているというような、暗黙の了解みたいなものを肌で感じていて、意外と平気だなどと思っていたのだけど、北京ではその感覚はてんで通用しなかった・・。恐い。ただ恐い。。歩行者のすぐ横を、平気で右折したり、すぐ手前まで加速して飛んでゆき、ぎっりぎりで止まったりする。信号を守らず、そこら中歩いてしまう歩行者の勇気もすごい。
交通事情の中で一番びっくりしたことは、この国ではドライバーが右折(中国は日本とは車線が逆)したい時は、例えすぐ傍の横断歩道を歩行者が渡っていて、つまり、歩行者用の信号が緑でも、ドライバーには堂々と右折する権利があるらしく?例え人が歩いていても、ぜーんぜん遠慮する必要はないらしい点・・。まったく自由な国だよ・・。日本では、ドライバーは左折したい場合、歩行者用の信号が緑で、人が全然渡っている時は、必ず歩行者が渡りきるのを待ってから左折しなければならないので、それに慣れている私は、まぁ、中国のこの法律を知らなかったこともあり、横断歩道を渡っている際、いきなり車が右折しようとやって来るので、度肝を抜かれたものである・・。
とにかく生きて、one pieceで帰らなければ・・・。気が付くと、私は仕事上の任務(なぜ今回出張に来たのか)よりも、目の前をどんどん通過する車に引かれないよう、細心の注意を払うことの方に神経を集中させていた・・・。
そして。毎日タクシーに乗っていて気が付いたのだけど、この国では車線変更をしたい際は、ウィンカーを付けるのはドライバー本人の意思に任されているのだろうか?はっきり定められてはいないのだろうか?正しいことは分からないけど、私が単純計算でも二週間で計14回タクシーに乗った中では、車線変更の際、ウィンカーを付けたのはほんの2台くらいであった。うーん謎なぞ。京都でも体験したことあるけど、あとは圧倒的に、どちらの車線でもない、いわば中間を走り、空いてる方に入るというのが多かった気がする。まぁ、ずっとではないにしろ。
2週間も毎日こうして通勤していると、この辺の地理にもすっかり慣れて、高速を行くパターンと、下道を行くパターンと2種類あり、下道は下道で、いろいろあるのだけれど、大体のルートが分かってくると、見慣れない、漢字だらけの街並みがいつしか見慣れたものとなり、それはなかなかの異文化体験なのであった。
現地の同僚、お友達いわく、「あんまり歩道と車道の区別ない・・」とのことだったので、?歩行者はどこでもかしこでも歩かないようにする。信号を守る。?ドライバーも信号を守る、てゆうか右折する際は日本の左折する際のルール(歩行者が渡りきるまで待つ)方式にしようよー!?高速の入り口は、行く先別にちゃんと下道に作る・・・ 以上の3つを、私がもし中国交通局か何かの偉いさんになったら制定したいと思う。うん。
?だが、帰り道だけ、いつもドライバーは下道を行くので、私はどうして行きと同じ高速を逆方向に進まないのか、高速の方が早いのではないか、常々疑問に思っていた。が、どうして下道の方が早いのか、ある日理解したのである・・。それは・・
北京だけなのか、他の都市でもそうなのか分からないが、高速の入り口が、行き先別に分かれておらず、日本やアメリカのように、行く方向によって予め下道を通り、バイパス?を抜け、その後高速に入る、式になっていなかったのだ!!!これにも度肝を抜かれた・・・。私が体験した北京の場合、まず、適当に高速の側道に入る。高速の入り口までしばらく進む(てゆーかすでにここで渋滞・・)。高速の入り口が来たら、同じ道路上を左折して、入る。ん?例えばそのまま南下したい人は真っ直ぐ、高速を北上したい人、つまり反対方向へ行きたい人は、南下したい人と途中まで一緒に進み、高速の入り口(左折できるところ・・・)が来たら左折するわけだ。しかし!その先には横断歩道があり、これまた13億人のうちの何十人かがわらわらと歩いている。赤信号でも平気で渡っちゃうので、常に歩行者がいる感じだ。なのでなかなか左折+左折して北上するルートへと入れない。後続車詰まる。渋滞起こる。渋滞起こる・・である!!
び・・っくりした・・・。なんちゅー適当な作り・・(笑)。甚だ疑問だ。どうして(ぷっくわ?)、中国にはこれ程までの車と歩行者がいるというのに、これだけの車を上手く吐き出す道路システムが構築されていないのだろう。どうして、北京の街を再開発なり、新たに高速道路を作るなりした際に、これだけの車が普段走っているのだから、いかにして道路を流すか、車をスムースに進ませるか、考えなかったんだろう?日本のようにバイパス構造、二階建てのような作りにして、下に入り口別道路を作り、車は入り口別に道路を上がって行き、二階部分にある高速へ到着、入り口別なのでそのまま進む・・にしなかったんだ?!謎謎謎。おんなじところから入ってその後左折、左折、ではらちが空かないよ・・・(笑)。中国政府!なぜなんだ、あ?!教えてくれ・・・・・・。私は愕然とした。。そして、高速を通って帰るよりも、下道を通って帰る方がはるかに安いことも判明した。幸い、高速編のドライバーは優しいおっちゃんで、左折+左折に至るまでの渋滞中、詰まって動かなくなる度にメーターの電源を2回も切ってくれたりしたのだけど。
あまり詳しくもないのに、道路事情について感じたことをいろいろと書いたが、もしどなたか理由が分かる方がいらっしゃれば、どうか教えて欲しい・・・。
とまぁ、どうして渋滞が出来上がるのか、その仕組みを学び、度肝を抜かれたことは普段なかなか得られない経験であったし、感謝している。が、まだまだ度肝を抜かれたことがあったのであって・・・。例えば、40分タクシーの中に閉じ込められて(渋滞に遭って)、ガラス越しに照りつける日差しは強く、右の頬骨辺りがじりじりと音を立てて日焼けしそうになった後、やっとの思いで到着し、出社した際、ホコリっぽいな〜、なんか手を洗いたいな〜と思って会社のトイレの洗面所へ行ったならば、そこでふっつーに野菜(青菜とミニトマト)洗ってる人がいて、び・・・・・・・っくり!!!したことなどだけど(しばらく凝視した後、「どうしてトイレで野菜を洗っているのですか?」と聞いてみた。すると返事は、「今から電子レンジで朝食のスープを作るのよ」ということであった)、まぁ13億個くらい、いろいろとネタが尽きないので、続きはまたの機会に・・。とりあえず明日日本に帰ります。はは。おやすみなさい!
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