Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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そんな議論はどうでもいい2
『ぎゃーもうこんな時間!今日は定時で帰りたい!(今日も、だろ!)』・・ そんな心の悲鳴を上げている時に限って、人がカリカリと仕事をしている時に限って、この上なくどうでもいいことで話しかけられたりする。斜め横の席のJさん(就任して2週間で2週間バカンスに出かけた人)と上司に・・・。



今の席の配置だと、彼らのまわりでフランス語分かるのは私ともう一人の女性だけで、この彼女がしばらく不在だったため、最近ばんばん私に当たってくるよ。様々な質問が。



Jさんは前出の通り、日本に引っ越してきてまだ間もないのだが、ただいま新居に置く家具やら家電やらを探しているようで、仕事中に、msnで「マリ・・ちょっと質問があるんだけどいい?○○の家にあるようなテラスに置く木のテーブルを探してるんだ」とか、昨日なんて、「マリ・・もし日本でサムスンのテレビを見つけ出してくれたら、食事おごるよ!!日本のテレビはかくかくし過ぎてて嫌なんだ」とか(サムスンは、日本でのテレビ販売から撤退したようで、入手不可らしい・・知らなかった・・ 美しいSONY BRAVIAでいいやんけ!)、「マリ・・成田空港まで電車でどのくらい?」、「マリ・・洗濯機と冷蔵庫って日本語で何って言うの?」とか・・・・・・・ マリマリマリマリ・・ 何なんだ君は!!!!XD



そして先週金曜日、上司「マリに訳してもらえばいいじゃない」、Jさん「マリ・・ちょっとこっち来て、これ訳してくれる?」と言われ、嫌な予感がしたが、一応日本人ですから何なにと思ってJさんのデスクへ行くと、パソコンのスクリーンには、価格ドッ○コムが・・・・・(笑)。





『は、何・・?こいつら・・自分達だけ背中が窓の、何のスクリーン見てるか分からない偉い人仕様の配置になってるからって・・家電探してんじゃねぇ!!』と思わず我が脳内を駆け巡ったが、Jさんはとても明るくいい人なので、「どれどれ」と日本人モードマリ(優しめ)で見てあげると、「冷蔵庫ってどれにっこり」と漢字を聞かれたのだった・・・。確かにメニュー画面の漢字、読めないよね、Jさん。。





それから洗濯機も教えてあげた。

そうかそうか、まだお家に何もないのね・・。かわいそうなJさん。うふふ。でも、仕事中に私用メールで洗濯機(中古)売りたい人とやり取りするって・・・まぁいいか。うふふ。(しかも、こちらの洗濯機は、彼的にフタ?扉のところの色がダサくて気に入らなかったらしい・・・。まったくうるさいやつだ!!)





そして、「日本語で洗濯機って何って言うのにっこり?」と聞かれ、「せんたっき」と言うと、Jさんは前に、韓国で働いていたらしいのだが(歓迎会のカラオケで韓国語で謎のバラードをしっとりと歌い上げて、日本人スタッフは全員ドン引きした・・・・XD)、「えー韓国語と同じだ!キラキラ」と目を輝かせて言うではないか。私は、「高速道路」や「三角関係」、「新聞」が韓国語と日本語で一緒なのを知っていたので、その話をすると、「サンカクカンケイ?like love triangle?」と言われたので、そうそうと教えてあげた。彼も知らなかったらしい。へっへーチュー その後、同じく韓国支社から来た上司も、「センタッキ、韓国語と一緒だね」と驚いていた。こちらも洗濯機と韓国語で知ったいた模様。なるほどね。





そしてここからこの議論は始まった。「マリ・・おすすめの洗濯機何にっこり」・・。(繰り返し言っておきますが、これらはすべて、業務中、午後3時頃の出来事である)





おすすめの洗濯機って・・アータ・・・ おすすめのバーやレストランやカフェでなくって洗濯機・・ そんな質問、人生初である。大体、どの洗濯機でも性能はいいだろうし、わたしゃ特にこだわりはない。そりゃ確かに、変な色が付いていたりごちゃごちゃ変なものは嫌だ。けれど、大抵の洗濯機は白くて四角形で、どれもおんなじような色形だし、きちんと汚れを落としてくれるし、大丈夫だろう。そりゃ夢はドラム式、乾燥機付きだけどさー。



「さぁ・・考えたこともないから分からないわ」と困惑していると、上司が「君のは何、家でどこの(メーカー)使ってんの」と上から氷のような眼差し(私は内心Icy eyeとあだ名を付けている)で聞いてきたので、氷になってしまう前に焦って、「家のはMUJIのね!」と、妹が選んで買ってもらっていた洗濯機を思い出し、答えた。無印。



すると上司は、「はっ、MUJI・・ダッシュ」と不満げな様子。なんじゃい、なんか文句あるんかい!私は負けじと、「別に・・いいいわよ、無印の洗濯機も。スッキリシンプルなデザインだし、別にちゃんとよく洗ってくれるし」と言うと、「分かってない・・。その洗濯機、お湯で洗える?」とのこと。





は?お湯?私は人生や愛については日頃よく考えているけれど、生まれてこの方ここまで集中的に洗濯機について頭を張り巡らせたことはないので、いささか困惑狼狽、頭の中で小鳥が羽ばたきはてなマークでいっぱいになっていると、彼は、



「洗濯に一番ベストな温度は30℃から40℃なんだよ。はっマリー、何も分かっちゃいない。仕事はできるけど家事のこと何も分かってない!」と言ったのである!!!(うるさいっ ちゃんと家事して生きてるわっっ)





「え、お湯で洗うの?!それはあんまり日本人しないわね・・(私調べ)。確かにフランスの洗濯機だと、何度で洗うか書いてあった気がするわ・・」と昔泊まらせてもらったこるねいゆ(お、久々の登場ー音符)の家にあった作りつけの洗濯機を思い出してみた。そいや、寮の洗濯機にも書いてあったっけ(今思い出した)。





「でもさー、お湯で洗うと色とか落ちちゃうんじゃない?サイズとか変わって、小さくなっちゃうってよく言うじゃない?」と聞くと、上司は「はっ・・・マリー何も分かってないな。それは60℃とか高温のお湯であって、30℃、40℃のお湯ってのはちょっとあったかいくらいの水なんだよ、まさに、朝シャワーを浴びる時のお湯くらいだ、ちょっとあったかいだけだろう?それが汚れを落とすのに一番いい温度なんだ。洗濯物も痛まないよ。水で洗濯なんかしたら冬場は洗濯物が固くからまってからまって・・」とばばばと猛反撃されたので、私は悔しくなって、



でも!別に水で十分じゃない!ダッシュ ああそう言えば、よくお風呂のお湯をホースで組んで洗濯する人もいるわねぇ、その場合はお湯か。節約もするためにね」と反論すると、隣でJさんが、「えっマリは一体何度のお湯で洗濯してるの?」と聞いてきたので、私が「水で」と答える前に、上司が「ゼロだよ、水だもん」と言い放ち(なんでお前が答える!)、間髪入れずに上司は「お風呂のお湯・・・・(笑)!!! まぁね、そりゃエコロジーだ・・ けど、自分の体の汚い汚れを取ったお湯で洗濯・・」と皮肉100%をくれたので、隣でJさん大爆笑、上司も大笑いしている。



くっそー!くーやーしーいーー怒 こいつらムカつくぞ、このフランス人達っ(上司だということはとっくにどこかに飛んでしまってる)!そして上司が、



「でもさ、洗濯したいけど時間がないからお風呂に入れない時は、お湯がないから洗濯できないよねぇぇうひゃひゃひゃ」と言ってきて、Jも私も大爆笑XD XD





こいつめ・・痛いところを突きやがって。。大体、わざわざお湯にこだわるからそういう発想になるんでしょ!と思ったが、確かに洗濯したいのにお風呂に入る時間はないからお湯はない、洗濯できない。それじゃコントみたいで面白い。。

私は洗濯機には専用の蛇口、そこから水が出る(水しか出ない)が付いているのに、上司の家は一体どうなってるのか?と思って、「あなたの家には水しか出ない蛇口とつながってないの?洗濯機」と聞くと、上司は、「そうだよ。でもマシーンがまるで二本の手で水を温めてくれるみたいにするんだ」と言った。へーすごい!機械が温めるとは・・・。最新テクノロジーに乾杯(もはや最新でもない気がするけど)。





調べてみると、最近なのか何なのか、どうやら日立でもお湯で洗う洗濯機が作られているようだった(サイトを見た)。けど、Jさんが欲しい一人暮らし用サイズじゃなくって、なんと9キロ、ファミリー用だった・・・(笑)。それを言うと、Jさん「9キロ?!」と驚き大爆笑 XD



「あ、あとねマリ、少ないお水でちゃんと節約して洗ってくれるのがいいんだ」とも言われたが、私は彼の秘書ではないし、日本に適用お世話係でもないことを断じて言っておく。ど、どうでもいい・・・・。頼むからあきらめて、適当にいい家電を買い揃えてくれJよ・・・・。





その後上司には、「まったくマリは何も知らないな。水で洗濯なんて・・21世紀に生きてるんだよ」と言われたので、カチンと来て、「いいもん、どうせ私はずっと中世に生きてるもん!」と言っておいた。



「自分が入ったお風呂のお湯で洗濯する・・か・・夢みたいだよキラキラ」とも言われた。皮肉大好きな奴。そして彼は、いくつかの画像を送りつけてきたのだが・・・ あまりに爆笑したので下記に貼り付けておく。これが、彼いわく、「水で洗濯するとはこういうことさ。ついでに日本の洗濯機はこれだ」ということらしい。むーかーつーくー奴ーXD てかさ、仕事中にここまで洗濯機のことで熱い議論になるなんて・・ 『まったく上司ってば、どんなことにも見識が深く、幅広いトピックで会話が出来る人なのね(目がハートハート)』になるなんてことなく、むしろマイナス100%くらいほっといて欲しい。私は忙しいのだ。んー残念。
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この愛が、冷めることはないけれど。
いろいろアスペクトはあるけれど(また突然始まった!)、私は幸せ者だと思う。前にも書いた通り、フランス環境で働くという夢は叶った。どんな境遇、環境であれ、夢が叶うことはそう容易くはないし、ほんとうに感謝している。フランス環境でという夢は叶ったのだから、次はもういいかもしれない・・と最近考え始めた。少し肩の力を抜いて、違う環境も見てみたいと思うようになった。これは私にとってはすごいこと、変化。



この愛が、冷めることはないけれど・・。別の環境に行ったら、『あーフランス語話したいな』って思うのかもしれないけど(笑)。





ところで(今日は簡潔に行きます!)、先日パリにある本社から、新しい人がやって来たのだけど、彼はまぁ、けっこう上の方のポストなのだけど、就任してわずか2週間で、早速バカンスへと出かけて行った・・。これまた2週間。これどうよ・・・(汗)?





日本だったらですよ、「就任してわずか2週間でどこか行くとは許されん!ダッシュ お前ほんとにやる気あるのか」的な風が、言葉に出されたり言葉には出されなかったりして吹くと思うのだけど、ここはその他の人もフランス環境・・。「え、もう行くの!あー行ってらっしゃいキラキラ」で見送ってくれるのだから素晴らしい。いやむしろ、「○○なんかどっか行ったらしいよ」くらいドライだったかもしれない・・(笑)。





要は、人間誰だって休みは大好きなのであって、夏休みなんてもっと大好きであって、「自分もいつか取りたいし人にも取らせてあげたい」精神ということか。なるほど。





そしてこのJさん、私のすぐ近くの席に座っているのだが、隣(つまり私の真横)には例のボスが座っているのであって、しょっちゅう左耳にはフランス語が入ってくる。







まーね、前にも書いたけどリスニング力と語威力付いて嬉しいですよ、感謝してますよ。5分おきに「ぴゅたん!」だの「めーるど!」なり罵り言葉が聞こえてきて、『いい加減にして欲しい・・・』とこちらがげんなりしてもですよ。えへへ。

(それにしても、現代のフランス社会においてこれらの罵り言葉、汚い言葉って年々超普通になりつつある気がしていたのだが、会社でもこの調子なのでいささか困惑しているよ。そりゃ、ジャンとフランソワーズは言わなかったけど。かわいい女の子だって3秒おきに「ぴゅたん」って言ってるもんね(と言っても全然大げさではない、これほんと)。いやはや・・。)





働き始めて新たにいろいろ知った言葉がある。社内メール(フランス語)での言い回しもそうだけど、意外と「ホッチキス」とか、昨日は「クリップ」って何って言うか知った(笑)。



ええどうせ、私がばかで無知なだけですけどね・・。前の上司に、「マリ、ホッチキス持ってる?」と聞かれた時は、『え、何今の単語』だったのだけど、私がぽかんとしていると、彼は手でパチリと紙を挟む仕草をして、そこで初めて、私は『へーホッチキスのことか!』と思ったのだ。「ホッチキス」があぐらふーず(ひらがなでは微妙に再現し切れない微妙な音、agrafeuseだ)で、「クリップ」がとろんぼーん(trombone)。





今の上司に昨日ふと、「マリ、とろんぼーん持ってる?!」と聞かれて、それで知った。『は?トロンボーンって今聞こえたけど何?楽器やんけ!持ってるわけないやんけ!』と思ったのだけど、彼はまだあちこちをキョロキョロして何やら探しているし、私は聞こえてきた音を頼りにとりあえず辞書を引いてみると、楽器のトロンボーンはもちろん、二番目に「クリップ」の意味が出ていた。





へー知らなかったよー!ク、クリップはクリップて言いたい・・・(ただの私の願望・・)。だ、だめかい・・。英語と一緒でいいやんけ・・と思うのだけど、意外にフランス語って、こういう独特の単語がたまにあって(要するに英語や日本語とは全然違う)、厄介だけれどすごく面白い。トロンボーンも、その形がくるりとしてクリップに似てるからだってさ、辞書に書いてあった。なるほどねーん。



ちなみに「ホッチキスを留める」という動詞が、あぐらふぇ(agrafer) XD これまたなんて気の抜ける音・・・。





妹も昔書いてたけど、昔はただただ、フランス語を勉強するのが楽しくって、夢中になっていろいろ覚えたけれど、今ではお互い、すっかりフランス語がツールになってしまって、少し悲しい。なので、こういう風にたまに、初心に返って気の抜けるような、脱力するような音、新しい言葉に出会うとまたその愛を深めてしまう(私の場合)。





ところで私の妹ちびたんは、実は今月からまたフランス、でも今度はパリに行っていて、しばらく帰ってこない。理由は、「テキーラを飲みに行っているダンスではなくって(当たり前だ!)、ちょっととあるプログラムに参加するため。もちろん若い男女が海辺で夜な夜なビーチパーティーを繰り広げるとかそういう不埒なのではなくて(たぶん)、真面目なやつだ。そしてそんな私は、かわいいかわいい妹ちびたんの背中に例の薬を塗ってやらねばならないので、そのうち塗りに行ってあげようと思う。またお知らせします。あはは。
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フランスからお客様ご来日
先週から昨日まで、もともとは父の研究つながりの友人なのだけど、私もパリでお世話になったフランス人カップルが日本に来ていて、彼らが東京にいる間、私もお世話し、食事に行ったりいろいろ歩いて見せたりした。

名前はジャンとフランソワーズ。週末返上で一緒に裏日本にも行ったっけ。通訳・アテンドということで、優しいお父様が交通費を出してくれたからチュー その後彼らは、本来の目的、とある山奥へ出かけていき・・広島に出て京都へ移動、京都堪能、また東京に戻ってくる、そして昨日、パリへと帰って行った。





いやー私も数々のフランス人友達と日本で会い、接待したが、彼ら程難しい人はいなかったよ・・・(笑)。改めて、フランス人は一筋縄ではいかねぇな、やっぱ・・・と思った。何がって、チベットや中国に何度も出かけている彼らのこと、好奇心旺盛で食事こそ問題なかったのだが、それでも仕事が終わって急いでホテルに駆けつけて、「さぁー何食べましょうか!お寿司?焼き鳥?!」と聞いても、暑さのせいで食欲がなかったらしく、返ってきた答えは「サラダ」だったりしたのだから、もう脱力ものであった(笑)。「夜はそんなに食べないんだ」とも言われたしね。まぁ、私もそうだけど。(結局知ってるお寿司屋さんへ行って、カウンターが空いていたのでカウンター席で大根サラダを食べ、美しい職人芸を愛でながら、とても美味しく楽しくいただいた)



一番のフランス人友達(ファニー様、生粋のパリジェンヌ(しかも美人)だけど、関西と南仏のハーフでらっしゃる)など、まぁハーフということもあるのか、日本大好き関西大好きで、京都なんて聞くともう大興奮大絶賛、目がハートなので、彼らも京都楽しみって言っていたし、『京都は喜ぶだろーへへ』とタカとくくっていたのがいけなかった。京都から帰ってきた夜、急いで仕事を片付けて走って彼らの泊まる新宿のホテルへと行き、合流し、「京都どうだった?!よかったでしょうー?!ドキドキ小」と興奮めいて聞くと、返ってきた返事は「bof.. まぁ・・そんなに・・とにかく暑さが!あの暑さは危険だ。」 で、そうだった!日本人でもきつい京都の夏だった・・。そりゃもちろん、私も学生時代を過ごした街であるし、アスファルトから湯気が立つくらい暑いのは身をもって知っていたけれど・・。もうちょっとさ、せっかく運よく祇園祭の時期に行けたことだし、何か・・ないのかい。ポジティブな何かは。。



それから新宿のホテルが高層ビル街にあるせいで、せっかくの京都は和で!と思い、京都では旅館を取った。でも、彼らは60歳と70歳のカップルなので、お布団では疲れが取れない、寝付けないかしら・・と思って、ベッドの部屋を選択した。洋室でも、旅館の日本的な雰囲気は十分感じられるだろうし、大浴場も楽しいかもしれない。それに、ネットでの評判、特に外国人旅行者からの評判がすこぶる良い旅館だったので、私も安心して、期待して取った。



それで、京都から帰ってきた夜、急いで仕事を片付けて走って彼らの泊まる新宿のホテルへと行き、合流し(もういいか)、「旅館はどうだった?!とってもジャポネでよかったでしょう?!ドキドキ小」と興奮めいて聞くと、返ってきた答えは「bof… お風呂には入らないからね、いつもシャワーだ。だから旅館でも何も特別じゃなかったよ」であった・・・。ガーン・・・・・・・。





私は自分が期待を寄せていた分、「も〜う素晴らしかったわ!せてまにふぃっく!」くらいの返事は返ってくるものだろうと見込んでいて、古典的に肩からガクっと落ちる具合で「喰らった」・・・。確かにね、灼熱の京都は辛かったと思う。それにもともと、春の京都、桜の時期に哲学の道を歩くのがフランソワーズの夢だったのだけど、ちょっと諸事情で、7月に来ることになってしまったし・・ 是非また、今度は気候の柔らかい、桜の時期に来て欲しい。





ところで先週だったか、私は毎朝、放送がある限りはBSでFrance2(日本でいうNHK、真面目なチャンネル)のニュースを観るようにしてるのだけど(依然、理解力アップと聞き取り力キープのため)、そこである日、バカンスのこの時期を狙ってか、「世界で一番歓迎される観光客の国籍ベスト3と、世界で一番敬遠される観光客の国籍ベスト3」の統計が出たらしく、やっていた。日本でもYahooニュースに出ていたので、目にした人がいると思う。



ちょうどジャンとフランソワーズが来たばかりであったし、どれどれと思って見ていると、なんと一位は我々日本人(うそーん)、そしてワースト1は、なんとフランス人であった・・・・・(笑)。





その理由?文句が多い。

?食事の注文・食べたいものの好みがはっきりしていて至極うるさい。

?外国語ができなさ過ぎる・・・・・。



?はまだしも?と?・・・。いや、?は文句というより、冷静かつ中性的な批判と言うべきか、私もそれは経験済みであったよ(昔の記事「批評し合う文化」をご参照下さい・・・)。きっとフランス人にとっては、必ずしもネガティブなことを言ってるつもりはなくって、あくまで自分の思ったことをバシバシ述べたい、で、そこから議論が発展したら楽しいじゃん、ラッキー、みたいなね、あくまで会話の種だったりするのだけど・・・ まーね、私も「京都どうだった?!」って聞いた時の、あの肩スカシ感・・ 思い出すとちょっと悲しい。?もちょこちょこ実感した。「何食べたい?!」「サラダ」、そしてまた別の日、「お魚?お肉?!」「魚?あーノン!まだ着いたばっかでお寿司なんて食べれないわ!肉ねぇ・・豚肉は・・牛ならca me dit(いいかな)」だもんなー ハッキリー(笑)。お肉の種類まで細かく指定だよ。いや、いいんですよ、私だって暑いと食欲なくなって、サッパリしたものが食べたいし。



決して彼らのことではないけれど、普段、なかなか人が行かないような秘境の地に旅行していて(それも何度も)、「僕はアジア文化(異文化)に理解がある。何だって抵抗なく、その土地の食べ物だって食べる」とか堂々と言い張ってる奴の方が逆に怪しくて、理解なんててんでなくって、嘘だったりすることがある・・・(あれー身近な誰かさんのような気がしてきた・・・・(笑)。) 私はそういう欧米人をひどく嫌う。結局、自分が異文化に関心・理解があるって見せたいだけじゃないかよと思う。これは私が、ナショナリストだとかそういう政治的ステータスを表すものではなくって、ただ単に、胸の奥でチラっと、怒りと矛盾を感じるだけなのだけど・・・・。話が反れた。





前出のランキングに戻る。シャルル・ド・ゴール空港かオルリー空港か、どっかの空港でわざわざ、これからバカンスに出かけるチェックイン待ちのフランス人を捕まえて、「これこれこういう結果が出てますけどどう思いますか。英語でボンジュールって言えますか」などと聞いてきて、まぁわざとかもしれないけどインタビューされた人は口々に、「そんなの知らないよ。ボンジュール?何って言うんだい」と堂々と言い返していたのであった・・・XD さすがにハローくらいは言えるだろうよ・・・。言えないの、か?!





そして、驚くべきアーンド脱力させられるのはここからであって、なんとこのルポルタージュでは、「この様にワースト一位のフランス人でしたが、やっぱりフランスにはエレガンスというものがあって・・それだけは負けないのです」とかなんとか言って締めくくったのである!エレガンス・・・文句が多くて食べ物の好みがうるさくて外国語ができないけどエレガンス・・・・。しかも、その時の映像は、パリの古い、シックで素敵なアパートからサングラスをかけて出勤あそばす瞬間のマドモアゼル(誰か)であった。一瞬、ファニー様かと思った(髪が黒かったので)。





そりゃねー、エレガンスはエレガンスで大事だよ。ジャンとフランソワーズは、なんと裏日本にある私の実家にまで来てくれたのだが、そこで母と初めて対面し、彼らが帰った後の母の第一声は、「やっぱりフランスの人ってエレガントだねぇ。品がいいわ。どうしてあんなに落ち着いて、物腰も柔らかくて、おっとりとして・・いやーエレガントだったわ」だったのだけど。そして私はもちろん、その瞬間にあのランキングのことを思い出し、母に話してあげたのだけど・・・(笑)。



すると母は、「そりゃマリちゃん、自己主張の国おフランスよ?うるさくて当たり前じゃない?」と一撃、私もそうだよな、と認識を新たにしたのであった・・・・。私はいつも、自己主張の強い、何でも思ったことを言う、お世辞なんてノンノンのフランス人と付き合う度に、『そうだった・・民衆にこのパワーがあるからこそフランス革命が起きたんだ、あの国は』と思うことにしているのだが、ここはひとつ、母の方が一枚上だったようである(だてにフランス人顔ではない)。





何はともあれ、ジャンとフランソワーズは昨日無事パリに着いたようで。「正直東京には住めないわ・・ここ(裏日本)や○○(山奥)だったら、山が美しくて自然豊かで・・住みたいけど!東京はスペースがなくて・・そりゃね、パリのサン・ラザール駅でも、ラッシュアワーの時間は一緒よ、けどねぇ・・新宿はダッシュ」、「ジャンったら・・旅行中ずっとイライラして焦ってるんだから!(煙草を吸い終わったジャンがこちらに近くづくと急きょ話題を変える)」、ブルターニュ出身のジャンに対し、「私はパリよ、両親も祖父母もみーんなパリ、パリ!」とか、いろいろプチ毒舌炸裂のフランソワーズが楽しかったXD



ジャンからは、「若い人やアメリカ人など、よく仕事のためだけに生きてると錯覚して、退職すると突然ガクンと気が落ちたりする(ワーカホリックのこと)。でも人生はそうじゃないんだよ、片側に趣味を持って、その喜びのために働きお金を得て、楽しむと思わなくちゃ」と、中華料理屋でビールが到着、泡が完全に減った時点まで熱い演説をされ、いつ飲んでいいか分からない、乾杯しないの・・?涙 そんなタイミングではあったが、このようないいメッセージをいただいた(空気なんて読まないフランス人)。





どうもありがとう。この二人とは留学期間の最後の方で知り合い、出会ったのだけど、パリにこのような二人がいて、まるでナイトに守られてる気がして、私はいつも嬉しかった。一昨年のお正月には父も含めまたパリで再会したり、今月からパリに行っている妹も、着いて早速フランソワーズのお家でディナーに招いてもらったり・・ パリ-日本間の距離を越えて、私達は家族ぐるみで仲がいい。年代や性別を越えた、とてもいい友達なのだ。25の私でも、うんと年上の彼らと一緒にいろいろ話すのは楽しかった。これぞ、フランス的友情。こういうのって大好きだ。ジャン、フランソワーズ、長旅で疲れただろう。ゆっくり休んで、またすぐパリで会おうね!





ちなみに元銀行マンのジャン、退職してから太った〜〜〜!XD 前はもっとすらっとしていて、素敵だったのにぃXD そしてしっかり者のフランソワーズ(10歳年上)は、元看護婦。若い頃は、朝5時に起きて働きに出て、夕方帰ってまた寝て夜遊びに出かけていたらしいXD ちなみに、この二人が話すフランス語がクラシックというか、普段遊んでるフランス人友達(20代、30代)とは全く違う形容詞や言葉遣いをするものだから、こっちも緊張して、なるたけ丁寧・上品に話すよう心がけた。新しい言葉もいっぱい学んだ。フランソワーズが、"gars"とか"mec"って言った時は、ほっとしちゃったよチュー
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いつか後世で素晴らしい比喩に
イタリアルネッサンス期の画家、ボッティチェリを例えた言葉で、「もしボッティチェリが現代人だったら、雑誌『ヴォーグ』の仕事をしていただろう」という言葉があるらしい。昨日、深夜の本屋で立ち読みしていたら知った。「こわい絵」という本の中にあった一節だ。



なるほどと思った。確かに彼の色彩センスはヴォーグなどの現代のファッション誌に合うだろう。そんな風に、自分の適性を正しく理解され、認められて、素晴らしい比喩に例えられ、私は感服の気分だ。では、私はどうだろう?お決まりだけどすぐ考えた。こないだは、感謝の気持ちでいっぱい、しばらくこのまま働き続けたいと書いたけど、ある出来事で気は一転、『私はまわりが見たら、適性と思われる仕事をしているのだろうか』と考えてしまった・・。



もちろん、ボッティチェリに比べたら私なんてただの、一平凡な会社員でしかない。けれど、そんな風に、時代を越えてでも通じるセンスや技量を認知されるような、そんなのってかっこいい。





就職活動にはほんと苦労したけれど、幸い仕事が決まって、フランス環境で働くという夢は叶った。私は「フランス語を使う仕事」、それだけがプライオリティー100%であったから、今思えばまわりから見ればなんて危険、危なっかしい就活で、よくまわりの友達は、あたたかく見守って、何も言わずにいてくれたと思う。それは一重に、みんな、私がフランス大好きなことをよく知っているからなのだけど・・それでも、傍目には相当偏った価値観だったと思う。



フランス企業、フランス環境で働くという夢は叶えた。ほぼ毎月誰か去る人がいるような、送別会があるような、簡単にクビが飛ぶような・・そういう、けっこう殺伐とした環境で、もうすぐ2年か・・。サバイバル。始めの一年は、上司の先輩がやっぱり、よく守って下さったと思う。私が幻滅しないように、汚い内側やもろもろのことなどが、私の目に入らないよう、様々な事情から守ってくれていたと思う。自分が今その立場になって、半年が経って、そのことがよーく分かった。ほんとうに感謝している。



国際的な企業で働くということは、どんな業種でもそうだろうけど、ほんとうに、こちらの価値観や都合が平気で通じなくって、時にはこちらの威勢以上にきつい態度でぴしゃりと、メールが返されたりして、たまに「喰らう」時がある。考え方の違いや、習慣の違いのせいでイライラするのは至極もったいないので、極力しないよう修行中だが、それでも冷静になって考えてみると、違いが浮き彫りになって「面白い」。



9月で2年・・。よくも悪くも、見えてきたと思う。いろいろなことが。まわりの人が口々に言っていた言葉の意味や、ずっと外資でやり続けるということが、いかにタフさを必要とされ、(日本的に言うと)きっと「気が遣えなく」なるのか・・予感がぷんぷんする。。(先日同僚の男性(年上)に、別の年上女性を先に通さず、自分から詰めて席に座ったら怒られた。昼食の席で。もっとも、他の男性(海外長い)もその女性(海外長い)もは、「え?今私何も思わなかったけど」状態だったのだけど。ちょっと反省した)





どんな会社だって、問題はあるし夢のような環境の、優しい企業なんてないと思う。そんなことは分かっている。日本に長くいる、他のフランス企業でも、きっといろいろ手当てが整って、いい会社なんだろうなぁと思うけど、実際に働いてる人に出会う機会があり、いろいろ聞いてみると、やっぱりどこも同じなんだなと思った。つい幻想を抱いてしまって、日本の会社並みにとは言わないけど、なんかもっとケアして欲しいような、さみしい感じ。かと言って、仕事後の付き合いやいろいろな不合理なしがらみに縛られるのは怖いのだけど・・。自分でも何が欲しいのかいまいち分からん。ただ、このままこの、超外資の環境にいたら、結局は何も得ず、他へ移った時勝負できるものが何もないような気がして、少し怖い。(普段の業務的なレベルでもね・・)ちょっと前まではこういう風に感じなかったのに・・。





気持ちのいいぬるま湯で、仕事だけしてれば後は我関せず、そんなクールでドライな環境が心地いいのだけど、何だろう。近頃の私は、もっと認めて欲しいような、でもそのためには日々の努力が一番大切なことがちゃんと分かっているような・・ 感情の揺れ幅が多くて困る。



9月で一度評定を聞いて、それから年明けくらいまで・・ せっかくなのに、一年も経たずに辞めたら履歴書・キャリアによくない、とやっぱり周りの人にも言われて・・ とりあえずのゴールは年明け、春先かなぁなんて思ってる。お金が貯まったら一年もしくは以上、フランスへ行こうと思っていたけど、こうして、一度フランス環境で働くという夢は幸い叶ったし、次はそこまでフランスフランスにこだわらなくてもいいかなぁとも考え始めた。わお。自分でもびっくりだけど。語学は、隠れた武器程度で勝負してみたいとも思う(だけど私には、それ以外一体何があるのだろう?そこが怖いのだ・・)。ぬるま湯が心地良すぎて湯から出るのが怖い・・ 駄目だこんなことでは。腐りたくない。





変化を恐れず、新しいことを学びたい。学び続けたい。いつも挑戦があるような、それに向かって突き進んでいくような。けれど、課題とはいつも傍にあるものであって、きっと、まだこの場所にも学ぶべきことがあるはずなのだ。事実、あるのだ。自分がもし、ボッティチェリのような偉大な人物だったら、後世に何と例えられるだろう・・。





引越しの多い少女時代を過ごした母親の影響なのか(本人認定)、やっぱり私も、"Time to move. Can't stay in one place so long"なのを最近すごく意識する。なかなか、自分の興味・関心にマッチする、夢のような仕事を見つけるのも難しいこと、分かっているけどね・・。ここ半年で、本格的に考え、行動に移し、答えを出す時のような気がする。さぁてどうするか・・・。
日々のつぶやき comments(4)
いつまでも、抜けた私で
25歳になってしばらく経ったけれど、人の性格ってのは、そう易々とは直らないみたいだ。と認識する事件が、忙しいのかなんなのか、最近立て続けに勃発。『相変わらず抜けてるな・・私!』とそんなヒザを打つ出来事が、先週2回(と他のいくつか)もあったので、堂々と書いてみたいと思う。恥だというのに!





?ある月曜日、ワンピース前後ろ逆で出勤。



私の真横に座っている上司が、私よりも朝早く来ていたり、うんと遅くきたりで、遅刻としてカウントされるのはごめんだし、なかなか具合がつかめなかったのだけど、とうとう、「マリのチームの定時は朝9時半だよね」と言われてしまったので、今まで9時40分くらいまでに出勤していた私は、どきりとして、心を入れ替えて、次の日からはいつもより2本くらい早い電車に乗って、出勤した。



その日も焦って、クローゼットから紺のワンピースを取ったのだけど、汗ばむ季節、中に着るキャミソール(黒)がない!ガーン、洗濯機の中・・そいや洗濯しなければ。あ、白ならある!白はどうだろう。合わせてみる。うーんやっぱり紺のワンピースの中に白いキャミが覗くのは、なんかいただけない感じ。あ、別の黒いキャミがあったなぁ!それに着替えよう!焦って着替える。ワンピースを頭から、ぐるぐるばっと脱ぐ。黒のキャミソールに着替える。時計は9時10分。ぎゃー!と黒いキャミを着て、ワンピースもまた頭から被って靴を履いて出勤!華麗に家を出る。



会社に到着。ふぅ、上司はまだ来ていない。急いで来たからまた汗かいちゃったなぁ・・。でも会社は冷房きいてるので、心を落ち着けて、涼むこととしよう。メールのチェックでもしようかしら。





それから30分以上経過した時である。ふと、首もとに手を当て、ワンピースの襟ぐりに手を当ててみた時のことだ。何やら手に当たるものがある。・・・タグだ!なんと・・・ワンピースを前後ろ逆に着て出勤していたようである。ガーン。。。。。





慌ててはいけない。25歳だマリ、しっかりしろ。私は平静を装って、ハンカチを持ってトイレへ移動。あくまでも普通にトイレへ行く様子で行こう。間違ってもワンピースが前後ろ逆なのを見破られてはいけない!





その後トイレでごそごそ着替えた。もんのすごーーーくびっくりして恥ずかしかったー!幸いだったのは、ワンピースの柄が、紺地に縦に、白のストライプが入っている、前後ろ同じ柄だったことだ・・。いやまさか、前後ろ柄が違うものを着て、気づかずそのまま出勤するなんてこと、さすがの私でもしないと思う、よ。





?小学校六年生の修学旅行で行ったはずなのに、「厳島神社」を「きびしまじんじゃ」と発音。



隣に座っていた人に、「え?!地元近いでしょ?!」と正論で突っ込まれる。これは、一言だけで説明が済んでしまうのでこれ以上は割愛。父なんて、未だにからかってくる、お気に入りのネタになったみたいだ。おほほ。





?最後は、ある水曜日のお昼、同僚の男性数人とでお昼を食べに行った時のことである(ちなみにワンピース事件と同じ週である)。





日本人男性一人とフランス人の男性3人とでいたのだけど、デザート食べたいよねという話になって、近くのファミレスに行くことにした。私とフランス人がパフェ注文、日本人の男性はアイスクリームを注文。



それぞれ頼んだものがやって来て、それぞれ食べ始めた。私も、まずは手前の生クリームから食べようかしらんてな感じで食べ始める。チョコとバナナの組み合わせが大好きなので、クレープでもパフェでもあると必ずこの組み合わせで頼んでしまう。



ふと隣を見ると、フランス人の男の子が、パフェに付いてくる、スティック状になっているクッキーみたいなのでパフェを食べている。あ、いいなその食べ方と思って、私も真似し始めた。『うーん、幸せーハート』としばし夢中になって食べていると、『んーそろそろバナナも食べたいわね』ということになり、スプーンを手に取った。すると!





スプーンが汚れている。あれ・・私使ってないはずなのに・・ずっとこのスティックで食べていたはずなのに・・。ガーン・・洗いが足りなかったのかしら・・。店員さんに言うのは気が引けるけど、これでは食べられないし、悪いけど言おうかしら。





「すいません・・ちょっと汚れてたみたいなんで、代えてもらってもいいですか?すいません・・」。店員さんは「えっ」と驚き顔。大変申し訳ない。一緒にいた同僚も、「うーん残念やね」と残念顔。私も場の空気を悪くしてしまったし、申し訳ない気持ちでいっぱい。すぐに、新しいスプーンが来た。店員さんも、「すみませんでした」という顔をしてくれている。





新しいスプーンでまた食べ始めた。『へへへ、やっぱり代えてもらってよかったーハート』 幸せ気分再開でまた食べていると、あれ、クッキーですくって食べてない部分、手前の生クリームが何やら減っている。あれ?私ここ、どうやって食べたんだっけ?すると突然思い出した!パフェが運ばれてきて、すぐにここから食べ始めたやんけ!それもスプーンで!





私はすっかりと、自分が最初、スプーンでしっかり食べていたことがするりと記憶から抜け落ちていて、スプーンが汚れていたのは洗いが足りなかったせいと店のせいにして、自分が使ったスプーンを取り替えてもらったのであーる・・・。最悪だ。。。





同僚の男性にも、「残念やったね」といたわってもらっていたのに、一番残念なのは、自分がしっかり使っていたことを電撃的に、ふと思い出してしまったことである。。。あぁぁ、、嘘でしょ、信じられない。。まったくどうして記憶が飛んでしまったのだろう?お酒を飲んでも記憶が飛んだことないのに(妹はよく飛ぶw)、パフェを食べていた平和な昼下がりに、こんなボケを発揮してしまうなんて・・・・・天使





その場にいた同僚は、私よりも驚いていた。(普段仕事ではこんなことがないよう、ビシっと気を引き締めているからな!) それにしても、私自身び・・・・っくりした・・。まさかこんなにボケていたなんて・・。25年目の新事実発覚である。





うーん先週忙しかったかしら?いやいや。言い訳はやめて、これからはスプーンが汚れていても、すぐにお店を疑わずに、まずは自分を見つめなおしてから店員さんに話しかけることにしよう。それにしても、ぶっ飛んだ記憶がどうして戻ってきたのか。その能力を、何か別のことに発揮したい。・・終わりパンダ


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