Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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泣かせないでくれ...
 フランス人同僚、仲良しのT坊と、チャットにて、ちょっと仕事の話をしていた時のこと。


T坊の発言:
 ok
 sinon
 全然関係ないんだけど

Mari
さんの発言:
 merci 
 oui

T
坊の発言:
 今日マリちゃんが夢の中出てきた!

Mari さんの発言:
 www
 なんでwww恥ずかしいな・・・

T坊の発言:
 多分昨日辞める話したからかな

Mari さんの発言:
 私何してました?w
 あーそうね

T坊の発言:
 なんか パリの地下鉄で

Mari さんの発言:
 ええ XD
 Paris....!

T坊の発言:
 マリちゃんがどっか行きたかったけど、 どうしても方向間違ってて 
 あっちじゃないよって言っても間違ってる方向ばかりに行ってた

Mari さんの発言:
 おもしろすぎる、その夢ww
 私ほんとは方向音痴じゃないのにーー XD
 まぁパリではたまに迷うこともありますけど・・ どういう設定だー

T坊の発言:
 まぁ、夢って不思議なもんですね



・・と、
ここで話は終わったのだけど、何度「そっちじゃないよ」って言っても頑なに間違った方向に行こうとする私、って設定がありえ過ぎて笑ってしまった。

笑える話として誰かに聞いてもらいたいなぁと、別の人にこの会話をコピーして見てもらう。
すると、思ってもなかった返事が返ってきた。

 

それ、T坊は、まりに辞めてほしくないんだなー」  え? ... 

「あっちじゃないよ、って言ってるのに、 まりは違う方向に行っちゃう  分かりやすいくらい」




そんな風には思わなかった・・。いろんな解釈の仕方があるな。けど・・うう、泣かせないでくれ。。


優しいT坊や素晴らしい同僚に恵まれたことに感謝。

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別にふらっと行ってるわけでは。



自分が変なのは、変わっているのは自分が一番よく分かっているけれど、物好きなのか、それでもどこがどう変わっているのか他人の目で見てもらいため、そしてそれを教えてもらい、『そうかぁ・・私ってやっぱりそんなに変なのか』と思いを新たにしたいというか、単純に、自分に対する誰か第三者の意見を聞くのも面白い体験であるし、チャンスがあれば、近い友達にだけ折に触れて聞くようにしている。

大学からの友達で、会計士になり、一番出世した男の子。やっぱり私って変わってる?とこないだふと、聞いてみた。待ち合わせの際、私と彼以外、誰も来なかったので。

すると、彼の返事もどこか頼りない具合に、「う、うん・・・そやな」。なんとなく目も合わせてくれない(合わせてよ!)、そう言うのがまるで失礼みたいに。

「えっ!やっぱり?!どの辺が?!」と興味津々で身を乗り出して聞くと、返ってきた返事は「ふらっとフランス行ったりするところ」、であった。

『えっ、別に・・・別にふらっとなんか行ってないよ。ちゃんと数ヶ月前から計画立てて行ってるよ』と思ったのだが、「そうかぁ、そうかぁ〜」という返事をして、その場はやり過ごしておいた。人の口から、やっぱり変わってると聞くのは面白いのかもしれない。嬉しいのかもしれない。・・変だけど。

うとい私らしく、後になって「ふらっとフランス行くところ」とはどういうことじゃ!と怒りが沸いてきたのだけど、この話を母にしてみると、

「ふらっと、って、まるで国内旅行するみたいに一人でどこにでもすいすいと行っちゃうからでしょう」、と、呆れた返事が返ってきた。そうか・・・私はてっきり、ふらっと、思いついたらでなく、ちゃあんと計画練ってから行ってるのになぁ。何がふらっとなんだろ、どの辺がなんだろ。と考えていたわけで、ははーん、溝はそこにあったのね、という感じだ。

確かに、「今からみんなで品川でごはん食べるんやけど、まりちゃん今日何してんの?!どこにいる?」と夕方電話をくれた際、私はソウルにいたことがあったり、「誕生日おめでとう」と、8月生まれの友達に、パリからメールを送るのは普通のことだ。溜まっていた返信を、ウィーンから送ったこともあれば、不動産やから「あの書類を受け取っていない」と、スウェーデンにて電話を受けたりもする。

でも、どの土地に行く際も、みんな、ちゃあんと事前に計画練って行ってるわけで、別に思いつきであちこち旅行しているわけでもないし、そんな時間も経済的な余裕もないわけで、ジェットセッターなる人とは程遠いわけで、ちゃんと『数ヶ月先にどこどこへ行くからそれまで仕事頑張ろう』とか、毎日思いながら真面目に過ごしているのになぁ・・・ ふらっととは何事ぞ。

その友達は、「フットワークが軽い」とも言ってくれたが、それはまぁ、確かにね。日本にいるだけでも、しょっちゅう実家に帰るし、荷造りなんてお手の物、すぐに準備できてしまう。

旅行に行くには何が要るか心得ている。普段から、旅行に持って行くものは予めお決まりのポーチに入れてある。あとはそれを、鞄にぱぱぱと詰めるだけ。洋服選びだってフィーリングだ。それぞれの都市で、何を着たいか。どんな旅になるのか。それにより、あと季節によって、鞄に投げ入れる服も変わってくる。

「そうかぁ・・まるで私が静岡行くみたいに海外に行くからかぁ・・・」と母に返してみると、「なんで静岡(笑)」と笑われたのだけど、静岡とは東京に近い、けれどちょっと遠い国内旅行の例えとして、空想力の乏しい私に出てきた、街であった。

その友達には、「どうしてそんなにフランスが好きなのか」という質問も聞かれ、私がいかに、フランスが好きかを熱く語っていると、やっぱり変わってると言い出したので、「どの辺が?」と聞いてみたまで。


英語圏でなく、フランス語という独自の言語を話し、独自の文化を持ち、ツアーでなく、「ふらっと」一人で行くのは、他の人から見ると、敷居が高いことなのだろうか?私だって、カンボジア行く時は男女2:2のメンバーで安心安全、心強かった、そうでなければ一人でふらっととは行けそうにない国だって、全然あるのだけどなぁ・・・。

まぁ、父も父で、以前に行った韓国家族旅行は現地集合だったり、私が小さい頃はモンゴルの山に登りに行ったり、中国なんかもなぜだか何回も訪れているので、血は争えない。(血は争えない、ということを最近よく感じる。これについてはまたゆっくり書きたいことの一つだ。)

そして、この父と言えば、連休で私が帰省しているのが嬉しいのだろう、けれど、連日これでもかとばかりに自分の研究を私に刷り込みしようとしてくるので、冷たくあしらっているものの、そのせいで、すっかり何が何だか自分でも少し恐ろしいくらい、覚え始めてきてしまって、ちょっとヤバイ感じ。全然興味ないんですけどー。でもなんだかそのうち継いでしまいそうで怖い。予感。(って世襲制かい!)
「リトアニアかどこかで『世界一無名な研究で賞』みたいな賞をもらうよ」と、皮肉たっぷりに、昔、ムーちゃんに説明していたというのに XD ちなみにリトアニアというのは、かのノーベル賞の開催国がスウェーデンで、その(大体)向かい側にある、隣国、そして何があるかまだ知らない、ミステリアスな興味ある国、という意味で、なんとなく選んだ。・・リトアニアの方ごめんなさい。


いいもーん、変わってて。どうせテレビはロゴで選んだもーん。でも毎日見るものだから大事だよ、ロゴって。それから私はフォントにうるさいことにも気づいた。こだわりがある。フォントにロゴ・・・。やっぱり言葉が好きなのかもしれない。って大きく綺麗に飛躍し過ぎたかしら?


(写真は、全然関係ないけどその友達の新居から見える景色。)
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