Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- -
種明かし。
続きを読む >>
日々のつぶやき comments(10)
ジェーンへの約束 - Jane Birkin, Together for Japan

 

今日は、ちっぽけな私の人生におけるとんでもない歴史的な日を過ごした後、行きたかったけれど予定が読めず、抽選にさえ応募出来なかったジェーン・バーキン、チャリティコンサートの様子を、赤ワイン片手にUSTREAMで観た。たった、さっきのこと。


あー、あー、あー。ジェーン・バーキン。フランス好きの方なら、大体どなたも好きなのではないだろうか・・・。ジェーン(と気安く呼んでみる)のさりげない身のこなし、スタイル、佇まい、マニッシュな装い(今夜は白いシャツに黒字に水玉のネクタイをゆるーく結んでおった。ゆるーく)・・・ その全てが、なんだか私にとって、フランスとは何たるものや、を全身で体現しているようなお人なんである。あーん、直接会って、お話してみたかったよーーーん。(会社で急きょ、突然参加しようかと爆弾提案をしたのもこの私である)


ちなみに私の一番好きな曲は、Yesterday, Yes A Day。韻を踏んだタイトルなのも、セルジュ・ゲンズブールらしいね XD なんかこのメロディが、妙に切なくて胸に来て、泣けるのだ。まるで子どもの頃の夕方のような。繰り返し聞いていると泣いちゃう。そんなことでも泣いてしまう、相変わらずの私である。




ゆるーくまとめた髪(小さなバレッタがあちこちに付いていたような気がする)、ゆるーく着こなしたシャツ(本人は意識していないかもしれない)、ゆるーく履いた太めのパンツ・・・ たゆたうような歌声・・・ そこいらの空気を魅了するような・・・ 年を取って、目が小さくなっても声の可憐さ、可愛さは変わらない・・・ そしてこの人、実はイギリス人なのだけど、そのせいなのか、いつまでも「フランス語の名詞の性別なんて、何十年経った今でも間違えっぱなしよ!」と明るく言ったという逸話があるけれど、その通り、ジェーンのフランス語は、いつまで経っても舌足らず、無駄に子音が強い、イギリス訛りの、けれどそれがとってもセクシーな、耳に残る、まるで放っておけない、十代の、かわいい女の子のような発音、発声なんである。(後期の先生(4回離婚したお方)が、「たまらなくセクシー」と言っていた)



きっと、今夜、東京ひいては日本中で、このコンサートに当たった幸運な方、そうでない方、仕事場からPCで観たという方・・・ 様々だと思うけれど、きっと私と同じように、明日から、いや今すぐに、ジェーン・バーキンの音楽をかけてしまうことだろう、通勤途中には。




ジェーンの人生を思うと、そっと、想像するだけでも、どれだけドラマチックな人生であったことだろうと溜息が出る。若くして成功し、(その前もだけど)フランスにやってきては大恋愛を経験する・・・・ (ちなみに、私は娘の一人、シャルロットがすごく好きだー!うおー)



愛する人を亡くしてしまうという不運には、想像もできない痛み、苦しみが付いてまわっただろうけど(たとえそれが離婚した後であっても、一時は愛した人なのだから・・・)、映像や写真の中だけでも、今日もこうして、セルジュとジェーン、二人の日々はいつまでも残り続ける。これがまた素敵なんだなー。くうーーー。さらっとしていることよ・・・(日頃から思っていることだけれど、ファッションの肝は、この、「さらっとしていること」にあると思っている)



















成田空港で、"I came to sing."とだけシンプルに答えたと読んだ。なんて軽いフットワーク、ジェーンの生き方を表す言葉なのだろう・・・。そしてそれが、どれだけ多くの日本の政治家、有力者が踏むことのできない一線、躊躇する現実なことか・・・そう毒さずにはいられない。



何が大切か、今の日本では何が必要とされているのか、自分に出来ることは何か、どうしたらいいのか。

そう考えることも大事だけれども、頭でっかちになるよりもまず、フランスから真っ先に行動に移してくれた、軽やかで優しい愛の固まり、ジェーン・バーキンに感謝。



何年かかろうとも、必ず日本は復興します。これは、ジェーンへの約束。







ちなみにこのイベント、フランス人友達が運営・企画側に関わっており、USTREAMを観ながらメールしたところ、てっきり取り込み中でそれどころじゃないだろうと思っていたら、1秒以内に返信が来た XD いいのか・・・(汗)。。。


 そんな事情もあり、この記念すべくコンサートをさらに身近に感じることが出来た。C様ありがとう。「私の分までジェーンによろしく伝えておいて!」ってお願いしたけれど、それはどうやら・・・





・・そして全然関係ないけど、くせ毛の私にとってはジェーンさんのようなストレートな前髪、ボリュームの出ない髪質というのは実に羨ましい。もうちょっと伸びたら、是非、このモテ系ロングに挑戦してみたいものです。
ふらんす comments(2)
What a feeling
あーーーーーーーー 上手く言えないっ 書けないっ XD


けれど、どうやら"Believe in yourself, be true to your heart. Do what you want, keep doing it"(自分を信じて、自分の心に正直に。やりたいことをやる。やり続ける)という類の言葉は、どうやら当たるらしい。それがよく分かった。

そして、細々とだけどこうして思った時に、書いてきてよかった。書き続けてきてよかった。それだけは言える。


私は私でよかった。自分の感性、趣味、好きなこと、もの・・・ 感情が赴くままに生きてきてよかった。




今までも、想像しなかったことじゃないけど、自分の思ってもみなかったところで、思ってもないことが起き、起きてる。起きる。こんなことって、あるんだな・・・



Tomorrow much of my dreams come true. Perhaps. 





明日夢が叶う。




ちょっとまだ詳細は明かせませんが、詳細は後日、ということで・・。




願ってもないチャンスを与えて下さり、ほんとうにありがとうございます。


感謝。

mari





ps 先週27歳になりました☆ 渋谷のVIRONにて。Merci a ma meilleure amie, aussi pour la photo!

日々のつぶやき comments(2)
1/1PAGES