Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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夏よ、行かないで








Summer table







悲しいかな、バカンス最終日です。今年は週末を入れて、10日間程、休んだでしょうか。全然周りのフランス人(言わずもがな同僚だ)に比べると、10日なんて何でもない。。。あっ、妹&ぽむくんのフレンチラブコメディーカップルは、なんと驚きの4週間〜5週間バカンスだったようだぜ!ひょえー。メキシコにハネムーンも行った二人でした。メキシコ、行きたい。魅惑の地。



写真は最近の、夏らしいものを中心に。たった一週間ちょっとだったけれど、しないといけないことをし(そういうところがいつまで経っても日本人らしい。トホホ)、久しぶりの友達には再会し、のんびり起き、のんびり過ごし、観光客だらけでパリジャンからっぽのパリを自由に歩き、疲れたらカフェで休み、読書もし、有意義に過ごした。




時間の拘束に捕われないのが、一番の醍醐味だろう。何をしたっていいのだ。時間だけはある。今だけは。





実はちょーっと、ものすご〜く上手く行っていないというかしっくり来ない、頭を悩ます案件がありまして。けれど、それも今日で解決し(Yay!)、もうちょっと様子見て、のんびり付き合って行こうかなぁ、という感じ :) 


やっぱり、と書くと何のことだか分かると思うけどw、違いを越えて、文化を越えて付き合って行かねばならぬのだな、人は。なーんて思ったりもします。私は日本人なのに比べて、年々、思ったことがはっきり言えない、ダメな部分がありまして、思ったことを口に出来ず、延々と一人で考えて、疲れるばかりだったけれど、これは、練習。いい練習なのだ。疑問に思ったらその都度すぐ口にすること。すぐ質問すること。恐れなくなっていい。いつだって、受け止めてくれる。ケンカしたって、意見の不一致があったっていいじゃないか。考え方が違ったってそれは当たり前のこと。違う文化で育ってきたんだから。日本人だからつい、何も言わなくても伝わる、それが、愛情のある近しい人だったら尚更・・とつい思い込んでしまうけれど(ってこんなことをここフランスでも健気に少し、信じていたのは、私だけかもしれない・・笑)、そんな日本人のスーパーパワーは、通じないのだ。適用されないのだ。


何事も、言わなければ伝わらないのであって、言わなければ何も始まることがない。教訓。学んだ。


身近な例を言うとカフェだって何だって、こちらから店員さんを呼ばなければ、自分のテーブルには永遠に来てくれないし、注文だって、お会計だって出来ない。Il faut toujours relancer, toujours en parler !!


仕事だって、頼んだこと、たったのメール一通じゃ、全然やってくれなくって(涙。。)、平気で忘れられちゃって、進むことない。いつも、話して、話して、私はこうしたいの、こうして欲しいのと要求しなくてはならないのだ。少しだけ大変、疲れるけれど、こうして相手も私のこと、もっと分かる。私を知ってもらうためにも、Silence 沈黙じゃいけない。言語は思考のコミュニケーションツールで、今のところ、人間だけが耳にする音で伝わる、伝えることが出来る。安心して、伝えていいのだ。Speak out.






***





パリはやっと猛暑、真夏日です。フランスのアパートには、大抵の場合クーラーなんてないので、窓開けっ放し、昨日は初めて、開けっ放しで寝た。・・さすがにカーテンは閉めてたし、二階に住んでいるので恐かったけれど、暑くて。。






今まで何度、夏が来ては去り、繰り返してきただろう・・。今度こそ、きっと。でもしばらくは、きっと。たまに嵐もあったりなんかして、ざーっと降る夕立に、すべてを流してもらえばいいんだ、きっと。








mari























フランスで働くの巻 comments(2)
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