Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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秋のかけら













いよいよ秋深まり。グレーな空と、珍しく長く、集中してわっと降った大雨と、肌寒い気温で街行く人はすっかり冬の格好です。


と思いきや、この週末からはまたお天気が回復して、太陽が顔を覗かせた、暖かな秋のお天気に。素晴らしい。秋晴れって立派な幸福の特権だと思うの。



写真はここ最近の、秋らしいものを集めてみました。こうして日常に見るものでも、目を奪われるものがあって、そういう瞬間が大好き。





***





ちょっと「難しい」、複雑な一週間を過ごした。疲れた・・。予想していないところで痛い目に遭ったりする。それは、「その人」だからなのか、予測出来ない私が悪いのか・・分からない。そういうルールを読み解けない、予測出来ないことが外国人であるって証なら、少しずつ慣れて行くしかないし、こうして時に怪我をして、体得していくしかない、少しずつ・・。


日本だったらきっと何でもないことが、ものすごい分量を持ったり、異国に暮らしているせいなのか何なのか、時に、笑える程ひどい夜、泣く夜もあるけれど、大丈夫、今までだって、こうして自分の力で乗り越えてきた。落ち込む度、強くなれる。そう、信じている。けれど、あまり辛いのは勘弁・・!



別に外国に暮らしてることとか、今の状況全部、一人でいることなど、すべてを含めて、この状況を、自分を特別視したいわけじゃなくって。どんなに恵まれた環境にいるかは、自分が一番よく、分かってる。



思えば、きっと今までが恵まれていたのだ。普通だったら(その国の言葉は出来たとしても出来なかったとしても)、誰も知り合いのいない、友達、家族だっていない異国に急に送られるもので、もっとひどい孤独と時に戦わなくてはならないだろう。私は恵まれている。こうして、ずっと戻ってきたかった、渇望したパリに、奇跡のような偶然で、家族である妹もいて、友達もいる。素晴らしい上司、同僚に恵まれて、可愛がってもらって。かつて夢見た夢の中に、現実の中に暮らしているのだ。贅沢言っちゃいけない・・。けど時に、信じられないくらい、ふと気付くと、孤独の中に暮らしていることも事実なのだ。私は一人で戦いたい。戦わなくてはならない。依存したい気持ちもある。もっと甘えられたらきっと楽になる。それは分かっている。でもこれは、私の問題でもある。


こういうところ、激しく長女。だと思うんだよね〜〜。


なーんて呑気にまとめてみたり・・




金曜日、気が付くと一人ぼっちで、いてもたってもいられなくなって、仕事でちょっとキツいことがあったせいかもしれないけれど、いつもみたいに笑って流せなかった。誰かといたかった。けれど、誰にも会えなかった。自分と向き合わなくてはならなかった。けれど、そんな強さがなかった。それが普通なのかもしれない、今までが、恵まれ過ぎていただけで・・


私のつい悪いくせで、悲しい時はどこまでも深く悲しみたくて、落ち込んでいたくて、塞ぎ込んで、一人でじっくり考えたい、戦いたい。助けてくれる人はいるのに。助けを請うことが苦手、意外と難しい。プライドなのかな、不器用な自分が嫌になる・・。



怖がらずに、いつだってぶつかって、自分の意見を言って、主張して、少しくらいオーバーだったかな、って思っても、ぶつかってみればいい。

怪我をしたって、またいつものペースで歩き出せる。


ふと一人になったって、自分の中に戦う強さを見つけ出したい。


どんなに先が不安になったって、今はそんなことまで悪く考えるのはやめたい。ついネガティブになり過ぎるのは、悪い癖だ。



いつだって、Live to know, live to see. 生きてみないと分からない。知るために生きる。今生きている現在は、過去に想像の出来なかった未来なのだから。そう自分に言い聞かせる。格好悪いポストでごめん。ちょっと、弱っている。こういうこともあるよね。今週は、もう少しで人生最悪の週末になるかと思われたけど(ほんとにずっとベッドで泣いてるかと思ったけど笑)、もう大丈夫。いつだって自分でドアを開けて、克服して行くしかないのだ。






mari




















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これがフランスに暮らすってことだぜ!
 


あれは8月の頭だっただろうか・・(早くも遠い目)。会社で偶然会ったおっちゃん(同僚)に、「まだ○○に住んでるか?あそこ、こないだあまりの古さに水道管が破裂して、鉛が出るからもうしばらく蛇口の水は飲まないで」と言われたのは・・・



どうやら事件が起こったのは、とある土曜日。偶然おっちゃん(滅多に出くわさない、言わばレアキャラ)に出会ったのは、火曜日の朝。ん・・?もう三日も知らずに水道の水、朝コーヒーに湧かして飲んでましたけど?!?!?!



というわけで、私の暮らす我がアパートは、あまりの古さにある日建物全体へと水を供給する水道管(支管)が破裂したらしく、しばらく水飲むの禁止。歯磨きで口ゆすぐ時や、シャワーなど、体に触れるのは大丈夫なのかーーい。という気もするけれど・・


あまりに不安で調べまくったけれど、鉛中毒は10年くらい積み重なって発祥する、ってほんと?(と信じたい。。)




石灰分の多いパリの水道水ですが、料理やコーヒーなど、湧かして使っていたらまさかのこの事件。以来、近くのスーパーでペットボトル入りの水、6本セットを週に一回買いに行くのが通例となっているんですが・・これが言わずもがな、重い。。。



しかも何を間違えたか、初めて買いに行った時にはレジのにーちゃんに、なぜか6本セット×2を買ったとお会計され、家に帰ってから気付いたのですが、『普通・・誰がただでさえ重い水6本セットを、車で来て買いだめでもあるまいし、こんな女の子一人が2セットも買うか!!見れば分かるだろう!』と愕然としたものの、たかだか1,25ユーロ(そう、なぜか恐ろしく安いw)のためにわざわざまたスーパーに行くのも馬鹿らしくて、結局「一人で水2セット(計12本)買う力持ちの女の子の役」を演じてあげたw



会社のおっちゃんにも即聞いたのだけど、始めはおっちゃんも分からなかったのか、「あぁもう一生だよ、一生蛇口から飲んじゃダメだよ!」と言われたものの、その後問いただすと、「あぁ鉛は危険物質だからね、ちゃんと直すよ。パイプ、取り替えるみたい」と言われてほっ。


ていうか鉛って・・ほんと聞くだけでも恐ろしい。





というわけで、6本入り水セットを買いに行くこと数回、ある日、「工事しますよ」という連絡が入ってきた。


9月のある、うららかな平日の朝に、業者はいきなりやって来たらしく、当然何も知らされていないので私は会社にいる。すると、8月に見に来た時は、私が二階に住んでいるため、問題の支柱管は私のバスルームを縦に突っ切って走っているそうで、そのため私のバスルームに入って工事する必要があるらしいんだけど、若いにーちゃんが見に来たと思ったら、今度頼まれたらのは、


「トイレの全長写真を撮って送って欲しい」だった。なぜにトイレ?!



ははーーん。確かにね。うちはトイレとバスルームが(一応仕切られているが)隣合わせになっていて、確かにトイレの壁に、いかにも丸い、円柱管が走っているのだ。もしや破裂したのってこれ?この下?



てか、「トイレの全長写真を・・」の件は一階に住む人づてに聞いたのだけれど、工事業者もその日、何のアポイントもなく突然やって来たらしく、私がいないのが分かると(当たり前だ!!)、「あーその子にトイレの全長写真を撮って送るように言っといて、これ、俺の番号」と消えて行ったらしいw



あのねー、大事なことだからいいですけどね、送りますけどね、知らない人にトイレの、しかも全長写真(なぜかこだわる)を送るって、入り口から少し離れたところにしゃがんで、ちゃんと縦いっぱいに入るように撮って、じゃあ送りましょうかねってギャラリーを開いた際には、なぜか一枚だけ、トイレの写真が・・って相当異様だったよ、携帯の中(笑)。


私も私で、吹き出しそうになったけど、迷った挙げ句、ちゃんと真面目に、


「こんにちは。○○番地○○通りの二階に住んでいる者です。添付にてトイレの全長写真お送りします。」って書いて送ったんだよね(笑)。



そしたら普通に返事来なくて、トイレの写真送るってただでさえちょっと抵抗あるっていうか、恥ずかしかったのに、返事も確認もないとは何事?!と言われた番号に電話すると、いかにも気まま〜な感じのおっちゃんが出た。


「あー、あー、あの写真ね、ちゃんと受け取ったよ。ありがとうございました。工事の日ね、まーおそらく10月だろう。9月はあと二週間だから、これから見積もり起こして大家さんがOK出してくれたら取りかかるから、9月はちょっとギリギリだね」、と、もーう、だったら早く言ってよー! 私、9月に工事あるって聞いてたから、9月の有給、まだ取らずに残してたじゃない!と、まぁこれは完全に私情なんですが、予定も分かったところで速攻、有給申請したw
(私の場合、月に2回、必ず取らないといけない有給(RTT)については、今度またじっくりと書きたい。)



すべてがのんびり進んで行くフランス・・。確かに、この建物は一体いつ頃建てられたんだろ?と想像力を掻き立てられるような古いアパートに住んでいるけれど(幸い、中は全部リフォームされてて、新しく、住みやすいです。感謝)、今回またフランスに暮らすことになって、私はよく分かったのだ。何かと言うと・・・



あちらこちらの道が一方通行で、○○へ行くためには必然と迂回しないといけないのは、街が古いから。道が狭いから。作りが古いままで、変えられていないから。(パリは、日本みたいに必ずしも両側に双方向の二車線があるわけではない!ある日これに気付いた時、はてと膝を打つ思いがした)


支柱管が古いのも、ある日突然破裂するのも、建物が古いから。



ある日突然インターネットが使えなくなったり、電気系統がショートしたり、停電が起きたり、水漏れが起きたり、そういうフランスにいると日常茶飯事なこと、日本ではあまり出くわさないようなことの説明は・・テクノロジーの国じゃないからw


もう本当に、特にこの最後の点は、仕事してて突然ネットが落ちた時など、まぁ日本でもあるけどさ、買って届いたばかりの電子レンジがもう動かない、最初から壊れているとか、一ヶ月は順調に動いていたけどある日突然冷凍庫壊れるとか、もうあまりの頻度で起こるので、ほんとうに、「日本人の私」から見ると、きーーってなりそうな、理解し難い事件ばかりで。。


しかし、これがまた異文化に住む、外国に暮らす、ということであって、あまり目くじら立ててもしょうがないのだ。日本程働かなくて、「仕事、仕事」って価値観じゃなくって、皆自分の意見をしっかり持ち、人生を謳歌していて、のんびりと、人生を楽しむ余地が大いにあるのがフランスのいいところ。それは、ちゃんと分かってる。



分かっちゃいるけど、フランスの、すべてをよりよく理解するためのキーワード、それは・・「すべての原因は、古い」w それが歴史、伝統のあることの裏返しでもあるけど、さーて10月、言われた通り、ほんとに工事となるか・・ しかと見守りたいものである。。









mari




















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Pink sky
















夕日を見るのが好きだ。落ち込んだ時など、このまま日が暮れるまでぼおっと見ていたい。


ほんとうは地元の街で、湖のほとりで、大きな夕日が沈むのが見たいけど、気が付くと、こんな遠くに住んでいる。来年の夏まで帰れない。


けれど、この、真っ赤に燃えるピンク色の夕日を見た時、『あぁ、ここに来ればいいんだ』って思った。



夕日ってもちろんせつないけれど、大きな空に包まれて、あぁ今日も一日が終わる・・ 大丈夫、私は頑張れる。すべては何も、大した問題じゃない・・って感傷的になるのが好き。






mari
























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The look Parisiennes
 




ちょっとポルトガル色が強くなったので(笑)、間にこれを。Vogueオンラインをたまたま見てて見つけたんだけど、もう、これ以上ないってくらい黄金、鉄則ルックですね・・。

シャネルのネックレスなんて素敵!!さりげなくボーダーTに合わせるところが最高。赤リップもいいね 髪はくるっとポニーテールにまとめてさ〜



アイディア、インスピレーションの湧くおしゃれっていいなと思うのです。楽しい!










関係ないけどヨリ戻したのかな?!なクリスティン・スチュワート。ラフな格好だけど全体的にクリーム色+グレーでまとめてるのがかわいいなと思ったので、これも載せる。






mari
















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美味しいポルトガル
 

そう言えば東京で働いていた時、近くにポルトガル料理のお店があって、まぁ別にそんな敷居が高いわけでもない、カジュアルな、けれどとても雰囲気のいいお店で、たまに行くのが楽しみだったのだけれど、思い返せばそこで食べるものはどれも美味しかったのであって、今回現地に行けるのが、さらに楽しみだった。


海に面したポルトガル。同僚曰く、フランスでは地位が低い(?)、あまり食べない、流通していないというタラも、ポルトガルは名物!私はタラ大好きなので嬉しかったー お鍋でもタラを入れるのが美味しいですよね!(ってこんなこと書くと日本が恋しくなるからー!


元々お魚大好きだけれど、大好きなおばぁちゃんが亡くなってから、さらに好きになったような気がする。祖母の母なんかは、生粋の魚好きで、朝から漁師さんが釣って、家に売りに来て買った魚に、「お酢」だけかけて、そのままバリバリと食べていたそうだ(笑)。


まるで、「猫みたいだったわ!X’D」と高い笑い声で祖母は話してくれたのだけれど、ほんと、朝っぱらからお酢だけかけて魚喰らうって・・ 昔の人はそれが普通だったのでしょうか?でも、そのおかげで祖母の母も、そして何より祖母自身、歳の割には骨密度が立派な、しっかりとした人だった。(祖母の母もそうであったらしい) 祖母自身、7人もの子どもを生んでいるから、カルシウムがないと大変なことですね。。。汗 (そのおかげで私には大量の従姉妹がいる・・)




亡くなった人の趣向が誰かに乗り移るんじゃないか、これは私と私の妹が密かに信じていることだ。
亡くなった人の魂が、もともと遺伝として受け継がれている次の世代、例えば私達孫に、本人がこの世を去ってから、なぜかより一層強く現れる・・ そうすることで、自分達の魂、趣旨・趣向が、いつまでも受け継がれる・・。何の根拠もないけど、そんな気がしてならない。そんなことがあってもいいような気がする。(関係ないけど、こういう根拠のない神話、迷信を信じるのが好きで、そのせいか何でもはっきり判明してくれるような、科学や数学が好きではないw 説明出来ない事象は、いつまでも闇のまま、ひっそりと、ぼやけた事実でいて欲しい。その方がより好奇心を駆り立てるし、ロマンチックだ。なんて勝手に思う。これは完全に持論ですが・・。科学者の方ごめんなさい・・。あ、医学の進歩は別です。)





話が反れた。



それでですね、一日目一人で古く綺麗なアルファマ地区の路地を、道が道となって自由に案内してくれるような、心惹かれるように、細い路地という路地を、自由に歩み進んで行ったのだけれど、しばらくして、教会のある広場に出て、見渡してみれば、そこはまるで中世の頃から変わっていない景色のような、少し離れたまた別の広場の片隅には、洗濯場なんかも残っていたりして、まるでタイムスリップしたみたい。



時刻は午後7時。そしてふと横目をやると、感じのいいレストランが・・
テーブルのセッティングだけはしてあるのに、誰もいない。不思議に思って、けれどせっかくの一日目であるし、美味しいポルトガル料理が食べたいと思い、実はそんなにお腹は減っていなかったのだけれど、そのまま教会の前の階段に座ったまま、時に立ち上がって様子を見ながら、ここで食べてみることにした。



すると、どこからともなく様々な人が集まってくる・・。多くは私と同じように、おそらく観光で来ているヨーロッパ諸国の人、もしくは近所に住むカップルなど、続々と集まってきた。何かガイドにでも載っているのだろうか。皆、用意はしてあるのになかなか開店しないレストランの前で、一体いつ開くのか、何時開店なのか、そわそわした様子が隠せない。



私も不思議に思い、開店時間が書いてないか、店の前に張り出されているメニューを見に行ったりするのだけど、店の中にも人は皆無で、さっぱり分からない。まるでここだけ、家主のいないレストランみたいなのだ。



7時半になり、ようやくそろそろと、中から人が出てきた。7時半開店らしい。ホテルからあちこちの路地を抜け、歩き回った体には、とっくにあと1時間くらい遅いのではないかと感じられたけど、何度時計を見ても時は7時半であった。




たまたま出た広場の近くに、ひっそりと、こじんまりとしたレストラン。これはなかなか運がいいと見えて、私は入ることにする。鼻が効いたか、アルファマの神が祝福してくれているのか。






あまり空腹ではない代わりに、やっぱりしっかり食べたい、美味しいポルトガル料理を味わいたい、と張り切ってしまって(?)、食べたのはこちらの野菜スープを前菜に、それから金目鯛のグリル!




サービスも、お店の人の優しさも、雰囲気も、すべてが◎でした。












Santo Antonio de Alfama

Lunch 12h30 ~ 17h
Dinner 19h30 ~ 2h


Beco de Sao Miguel 7
1100-538 Lisboa
Tel : 21 888 13 28


サイトもあった。このレストラン、おすすめします







***






二日目の夜、ガールズと行ったレストランもよかったのでご報告。実は、ファニー様に教えてもらったんだけどね! バースデーのお祝いをしたかったのだけど、こちらのレストランも優しい優しい素敵な笑顔のお姉さんが、快く全面的に協力してくれ、"見たいでしょう"とワインカーヴも開けておいてくれたり、日本から持ってきたロウソクを、お店のケーキに立ててちゃんと主役の彼女がいない間に持ってきてくれたり、電気を消して、お店全体でお祝いしてくれたり・・


ほんと、サービスって大事。味も大事だけどそれより笑顔と気持ちのいいサービスが価値を持つ、って思う時あるわ、ほんと。そしてそういう時は、こちらもお礼として真摯に振る舞いたいし、同じくらい溢れる笑顔を返したいものだ。





まるでどこまでも続くようなワインセラー。ひんやりと、冷たい、ワインを保存するのに最適な?温度に保たれていました。私は「渋めの赤ワインで!」とお願いしたんだけど、出してくれたのはリスボンで採れたというワイン。美味しかったよー


こちらのレストランの情報は、ファニー様のブログが詳しいのでそちらで




Chafariz Do Vinho
Chafariz da Mae d'Agua a Praca da Alegria
Rua de Mae d'Agua
1250-154 Lisboa
Tel : 21 342 20 79






ところでポルトガルのレストランって、深夜2時まで営業が普通なのね?!びっくり。フランスでも夕食を食べるのが遅くて(大体夜9時)、確かスペイン、ポルトガルと南に行くと、さらに遅くて10時くらいって前に聞いたことがあったけど、確かにお店も夜10時くらいから一番込むような・・。


それからまぁ、観光に携わる人だからかもしれないけど、大体どこも英語が通じて助かりましたです。ポルトガルの人は、笑顔で、日によく焼けて、眩しいくらい。元気で、なんだかこちらも元気をもらうような。経済状況は厳しいかもしれないけど、なんとか乗り切って欲しい。Ils ont un beau pays !









夜はあちこちが、さらにとてもロマンチックになるリスボン・・。あー楽しかった!いい小旅行でした。また行きたい!











mari

























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エストリルのビーチ
 

ポルトガルでの旅はまだまだ続きます。


最終日は、ガールズと足を伸ばしてリスボン近郊、エストリルのビーチへ。友達が持っていた地球の歩き方にエストリルとカスカイスのビーチがそれぞれ載っていて、迷ったけどエストリルで正解だったね!;)



朝は雲がかかって、グレーな、肌寒いお天気だったけれど、ビーチに着いて水着になった途端・・マイルドな、暖かい天気に。カラフルなパラソル、空の色、海の色が相成って、のーんびり。風もなくって、今までで一番いいビーチ体験だったかも!















さすがにビキニ姿は載せられないので足の指までの写真でw この時のネイルは黒!それからビール飲んでたのは私だけじゃあありませんのであしからず。w




すぐ隣にあったカフェも最高だったな〜。ガーリックライスとガンバスのプレート食べた。美味しかったー ここのカフェ、ちゃんと併設のシャワーもあれば、大きなプールがあって、入りたかったけど入らなかった。(シャワーはしっかり拝借した)





リスボン旅行の際は、夏なら絶対エストリルのビーチをおすすめします!






mari









偶然撮れた、かわいい子どもショット。これ、一番写真として気に入ってる
















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ポルトガル人は何を見たか










A short summer trip to Lisbon #2






ポルトガルに行ってみて、どうして昔、ポルトガル人があちこちの海を渡り、遠いかの地を目指したのかよく分かる気がした。ポルトガルは大西洋に面して、位置し、その先は当時まだ見ぬ新大陸アメリカだったり、南アメリカだったり、またはアフリカの最南端を目指したり、アジアまで進出したり・・ そんな土地環境から、きっと、毎日この広い海と空を見ていたら、自然とこの海の先には何があるのか、何が待ち構えているのか、知りたくなったんだろうな。



関係ないけど私も海沿いで育って(正確に言えば山と湖と、海の間で私は育った)、小さい頃、よく、海に行く度父に、「ねぇこの海の向こうには何があるの?」と聞くのが好きだった。

その度に父は、「この向こうには中国があってね、そのさらに向こうにはイギリスがある」、と、父はイギリスが好きだったので、そんな風に教えてくれた。(実際には、言うまでもないけど、中国からイギリスへ行くにはさらに何個もの国を越えて行かねばなるまいが・・笑 まぁいい。)



これだけの広い空と海に囲まれて育ったら、自然と外を、遠くを思う気持ちが強くなるのかもしれない。













これらの写真を撮ったエリア、ベレム地区はリスボン市街からかわいい電車に乗って15分くらい。私ってばなぜか土地勘だけはいいもので(だけは・・)、これを思う度「神様はちゃんと均等に、私と妹に父母それぞれの血を与えてくれた・・!」と思うのだけど(笑)、私ってば、このおかげで、初めての土地へ行ってもスイスイ、地図さえあればなんとかなるもので、まったく街歩きが好きな理由である。感謝!
そのせいか、二日目に合流した友達のうちの一人に(この子だけは初対面だった)、



「まりちゃんって、ポルトガルに住んでるの?



と言われたが・・住んでません!!笑


住んでるのは、パリだと思う。。。確かに一日目、あちこち一人で歩きまくったおかげで、二日目みんなをガイドできるくらい、分かっていた&はりきってしまったが・・w 
自分でも、「あっちに行ったら見晴らしのいい素敵なカフェあるよ!そこで休憩しよう」って言った際には、『確かになんでこんな詳しいんだろ?笑』って、自分でもちょっとおかしかったものである。ハハハ!X'D




最後の写真は"発見のモニュメント"近くで適当にふらりと入ったレストランで食べたもの。名物タラのフライと、お米。お魚大好きだから嬉しー! これだけでもポルトガル大好きな理由でした。けどなんかね、うっかりブラジル・アフリカ料理のレストランだったんだよね・・ポルトガルなのに(笑)。でも美味しかったからまぁいいや。









mari
















おまけ。ポルトガルと言えばエッグタルト!残念ながら近くのカフェで朝食に、一回だけしか食べられなかったのだけど、美味しかった〜〜 ほっぺたが落ちるくらい、甘い!X)



























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リスボン、海までが待ち遠しい街



























A short summer trip to Lisbon #1







リスボンは、私にとって海までが待ち遠しい街だった。ホテルが高台にあったこともあって、坂を下るように、海まで届くように、ゆっくりと歩き、時に迂回もしながら、小さな小さな道を通って、下って行ったのだけど、高台から見える、海が顔を覗かせる度、早くあそこへ辿り着きたいと思うのだけど、道はどこまでもその起伏を繰り返していて、なかなか低地へと下れない。


ようやく歩いて、海の見える少し手前まで辿り着いた時は、なんだかずっと乾いていた喉を潤したような、そんな感覚。早く、あの青の海が見たい、はやる気持ちで、ようやくその顔を覗かせた地中海は、まるで目に染みる蒼いソーダのよう。ようやく海が見えた時の開放感を忘れない。


写真は歩いた順にアップしたはずなんだけど、どうでしょうか。パリでもそうだけど、こんな風にいつも、道が道となって自由に続いているような、小さな小さなひっそりとした通りをわざと選んで歩くのが好き。そこに住む人の生活を垣間みるように、そこに根付く人の息を感じるようにして。(けれど、決して邪魔をしてはいけないように・・)


それから、ポルトガルは、きっと、唯一「洗濯物を干していても絵になる国」だろうな!XD




***



写真を見ても分かると思うけど、リスボンは噂通りものすごい坂の連続で、空港バスを降りて、ホテルへの道が『どっちを選んでも坂でしかない!!』って判明した時には、荷物もあるし、ほんと泣きそうになったけど、3日も好きに行動していると、足腰が丈夫になった気さえするw



その後、火曜日仕事に復帰すると、まだ疲れが残っていて、ランニング用のスニーカーを履いて出勤しなければなりませんでしたが・・それもいい思い出。




明日はちょっと足を伸ばして行ってみた、海沿いの街ベレム
お楽しみに









mari


































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In the twilight

The beauty of being nothing special...








9月、新学期が始まって、少しぴりぴりとしたモードの中、バカンスが去っていきました。欧米は、日本と違って9月が新学期、いよいよ始まる、という感じがする。8月、夏が終わるのが悲しくて、9月になるのは少しナーバスだったな・・。これから仕事もビッグプロジェクトが控えてることもあって、10月、それから年末までと、ものすごいピークです。。頑張って乗り越えよう。。(去年はこれを、日本にいて、時差の中取り組んでいたんだった。。それを思えば今年は少しマシかも・・)


9月になった途端、風は涼しくなり、晴れていても気温は低め、すっかり秋になりました。こういうとこだけは、ちゃんと暦通りなんだから。と少し、悪態付いたりして。でも、秋らしく、涼しくなった風を頬や髪の毛に浴びるのは悪くない。もう少ししたら、カーディガンやニットなんかも着たりして。やっぱり秋が一番ファッションの楽しい時ですよね えっ、私だけかしら・・?



8月の最後の週末、月曜日はお休みをもらって、ポルトガルはリスボンに行ってきた。初めてのポルトガル、初めてのリスボン。ポルトガルもいつか絶対訪れたい国の一つであったのであって、嬉しかったー 目的は、日本から「夏休み」でやって来る女友達と合流するため。パリでもなく第三国(?)ですが、世界中どこでも行っちゃう私達ならどこだってへっちゃら。なんとかなる。



友達には実に半年〜1年ぶりに再会したのであって、楽しかった楽しかったー まるで表参道辺りのレストランにいるんじゃないの、ってくらい、いつもと同じ調子でガールズトークが止まらない!XD



事情により初日は一人で過ごさねばならなかったのですが、そのおかげで自分のペースであちこち街歩きして、のんびり写真を撮って、歩いて、疲れたら休憩して・・すごく充実して過ごした。たっぷり写真もありますので、それはまた次回で・・



皆様もいい秋をお過ごし下さい。















8月の終わり、ボンマルシェの辺りを散歩した時。いつもながら、ウィンドーがすごく素敵だったので・・つい。でもおととい通った時は、カトリーヌ・ドヌーヴ様をフューチャーしたものにもう変わっておった。ファッションの移り変わりは速い。そういやもうすぐ、またファッションウィークがやって来る。ということは、私にとって、北の方から、すなわちオランダからピーター到来なのであって・・・(笑)。またね、やって来るんですよ、奴が。今年も一緒についてまわって、いろいろなショーが見れるといいな。出てくる人達を見るだけで面白い。エキサイティングな日々。









リューテシアホテルの頭上をひらめくフランス国旗。夕暮れに映えて素敵だった。リューテシアホテルは、(ドキドキしながら)中に入って、ラウンジみたいになっているところにちょっとしたレストラン、バースペースがあり、ジャズが聴けます。確か毎日。飲み物も確かワインなら10〜15€ぐらいだったと思うので、オススメ。長居も出来るしね!;) 妹に教えてもらって、前に両親と一緒に行ったんだった。今度はおしゃれして、彼と行きたい。近所なのに、いつも叶わず。。











mari



















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