Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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パリに雪が降った日


東京も大雪で一時大変だったようですが、先日パリでも雪が降りました。これは、窓からの様子。あまりに降るので、怖じ気づいてしまって思わずこの日の夜は出かけなかった。しかし、こんなのまだまだで、この後雪はさらに降り続き、10cmは積もったでしょうか。


何がすごいって、普通、パリは雪が降っても積もらない、Ca tient pasってみんな言うんだけど、この1月は積もった上、それが数日続いたから、びっくり。
あんな雪の中、メトロまで歩いたのも楽しかったなぁ〜〜。

しかし、フランス全土、この大雪のおかげで各交通機関、高速道路上は大混乱。全国ニュースで流れる、流れる。



真っ白、雪景色のパリはなかなかレアなので、すごく幻想的で、さらに美しくって、好きだ

リュクサンブール公園とか散歩したかったけど、前述の鍵事件のせいで、帰宅出来ず、散歩も出来ず...... 



雪が降ると、特に夜は、まるで雪が辺りの音を全部吸収してしまって、包み込んでしまって、静かになるのが好き。

今度はもっと、写真が撮りたいなぁ〜。






***







「雪」つながりで、載せてみる。実は先週の日曜日、とあるギャラリーで私が通ってる書道教室の発表会がありまして。

私はある日、ふと頭に浮かんできた短いフレーズと、詩人だった大叔父さんの短歌の二作を書いたんだけど、これは短歌の方で、練習したもの。

残念ながら練習のだったから、処分しちゃったけど、この雪はなんか雪らしいっていうか、ほっこり田舎くさい感じがイメージと合うっていうか、
まるで、一時期ハマってYouTubeで見ていた、まんが日本昔話に出てくる雪の世界観で(意味分かりますか?w)、好きだ。上手く書けたと思う。

これが本番のだったらいいんだけどね〜。
雨冠は難しかったな。この後「雪雲の....」と続くのです。

その様子はこちら。恥ずかしいけど載せてみる。私、超真剣な顔してるね!XD









写真は妹が撮ってくれたよ!ぽむくんと一緒に見に来てくれた。友達も10人くらい。みんなありがとう!




***








雪も降るということは、またもマイナスの世界を経験したのであって、そうすると、当然シャワーを浴びた後の肌はばりばり乾燥するわけで私は今、毎晩これらのクリーム類にお世話になっておりまする。

Nuxeのハンドクリーム以外、全部、相変わらずファニー様の影響で(えぇ)、ビオコスメ。薬局で買ったもの。

ボディークリームはカナダのメーカーらしいんだけど、ナチュラルで、肌触りが最高!

使い続けるであろう。







mari


































フランスで働くの巻 comments(0)
痛恨の、鍵事件


あーーついにやってしまった。。 あれはそう、先々週の土曜日のこと... 


土曜日、午後1時半、私は習字教室に向かうため、道具を持ち、玄関にいた。床には捨てなければいけないワインの瓶。(わっ、私らしい... )習字道具を脇に持ち、先に瓶を外に出して、それからゆっくり出ましょうかね、鍵を閉めて... と思っていたら、やってしまった、やっちゃったよ。ついいつもの反射で、ドアを、バタン!こちらのドアは、大半が日本でいう、ホテルのタイプのドアで、一度閉めると、鍵をかけていなくても二度と外側からは開けられないのだ。


あれ、鍵は、ドアの内側に対いたまま... 残像が、まぶたの裏に焼き付いている。あれ?!私今鍵残したままドア閉めた?! ぼーっとした頭から一気に目が覚めて、急いでポケットに手を突っ込んで探してみるも、鍵はない。鞄の中にもない。顔が真っ青になるのが分かる。そのまま、しばし呆然... 


そしてこの時には、ここまで大事になるなんて思ってもなかったんだ、俺は。



よしっ、とりあえず、とりあえず習字教室に行こう...。だっ、大事だし。 と自分を落ち着かせ、まずはアトリエへ。


よく考えたら、二度と家に入れないかもしれないのに、よく出かける気になったなと思うけど、習字のお稽古はお稽古で大事だし、時間が迫ってきてるしで、メトロへ向かう。しかしだんだんと、(自分で言うのも変だけど)事の重大さが伝わってきて、メトロに付いてから、ホームから半泣きで彼に電話。『妹にだけは、言えない...っ』と、普段から既に呆れられているのに、この上こんなドジをしてしまったなんて(更に)言えない!!
しかし、なんとこの日の夜、うちで妹夫婦&私と彼の四人で、(初めて)一緒に食事をする、それもハヤシライスを作ることになっていた私は、当然、妹に連絡しないというのは避けられるオプションではなく、その後程なく、習字教室から電話することになる......。ううう



ところが妹は、私を叱咤することなく(自分も昔やったらしいw)、「あーレントゲン写真いるよ!家に古いのあるから、持ってってあげる!」と言うではないか。私は、『はて、レントゲン写真とドアの関係は...???』と疑問に思うが、なんと、一部のタイプのドアでは、レントゲン写真のような、薄く、固いもの(セルロイド、下敷きでも可)をドアの隙間に挿入し、挟み、鍵のある箇所を上下にぐいぐいスライドさせる、もしくは差し込むだけで、かちゃりと開くタイプのものがあり、一部と書いたが、私の場合、そう、習字のお稽古が終わってから、来てくれた妹と試してみるも、私のドアは大層頑丈で、この、一部のタイプのドアには当てはまらなかったのだ。つまり、開かなかった!



その後、ぽむくん(義兄)も駆け付けてくれ、到着早々、真剣に携帯を取り出しては、

「YouTubeでビデオ観よう」

と言い出すので、『はっ?!この一大事に何言ってんの??』とこれまた頭がハテナでいっぱいになるが、さすがエンジニアのぽむくん、なんとYouTube上に、私のような、ドアで困った人の為に、このセルロイドを使ってドアを開ける技を紹介した様子のビデオがいくつかアップしてあり、これを知ってのことだったのだ!XD 感動!(てかなんでそんなこと知ってんのw って感じだけど、感心したので書いておく)




その後、ドアの前、通路、階段になっている薄暗いところで、なんなら電波も悪く、例のビデオを数回繰り返して観たけれど、ビデオの中ではすらり、かちゃりと挟むだけで開くドアが、どうしたことが私のドアはうんとも言わない。頑丈だ。確かに、こんなビデオが作ってあって、セルロイドさえあれば、なんかどのドアも簡単に開いちゃうんじゃないの、それってむしろ空き巣に入られて危険なんじゃないの、と不安が増長する。


ドアは開かない。私が押しても、ぽむくんが押してもダメだ。多少は奥に揺れるものの、開きはしない。開かないのだ。



『せっかくの、今日の四人でのディナーがぁ〜... (ハヤシライスがぁ〜...)』と思うけど、開かないものはしょうがない。私はすぐにでも鍵屋を呼びたかったのだが、一応このアパートでお世話になっているエージェントに電話すると、「今田舎にいるから難しいけど、月曜日には合鍵を渡すから、それを待って、この週末はどこか妹のところにでも泊まりなさい」とのことだった。



すぐにでも家に入りたかったが、月曜日まで待てば、中に入れるかもしれない。それに、鍵屋は高い。妹が前に呼んだ時はセルロイドで開いて、200ユーロ払ったそうだが、セルロイドで開かないとなると、どうなるか...。習字教室でも、「私も以前やって、(鍵屋)呼んだけど、ドア大破されて、挙げ句ぼったくられて、3000ユーロ払ったわよ」、「私もその辺の番号に電話したら、騙されてね、絶対現金支払いがいいって言って、2000ユーロ請求されたわよ。その後夜逃げしてたわね。何度電話しても出ない、出ない。まー、人生三回はやるね。初めてなんて優秀、優秀」などなど、エー!それって0、一つ多くないですか?!と驚かずにはいられないような、衝撃エピソードの数々が次々に飛び出すので、すっかり怖じ気づいてしまった私は、ドアの前に屈し、すぐにでも鍵屋を呼びたかったけど、2000ユーロなんて大金、あげられないし、怖くて、やめた..。



家の前にいるのに入れない...。あんな辛い思いをしたことはなかった。仕方がないので当然ディナーは中止、薬局でトラベルキットなるものを買い、彼の家へ。翌日日曜日は、妹の家へ。なぜなら月曜日、出勤しなくてはならないから...。幸い、いつも持ち歩いている鞄の中に入れてるポーチの中に、アイライナーぐらいは入れてあったけど、ファンデーションはなし。彼の家にファンデーションなんてあるわけない、マスカラもない。そして何より、着替えたい。(自分、汚い)ということで、妹の家にお世話になることになった...。か・た・じ・け・な・い。。




そして妹の服を借り、迎えた月曜日。エージェントに合鍵をもらうと、『これで今夜家に入れる!!』と胸は高鳴り、すぐにでも帰りたいものの、なんとこの日絶対に提出しないといけない習字の課題があり(またも習字である)、アトリエに寄ってから、21時頃の帰宅。



月曜日、21時半。私はやっと自宅に帰れる安堵と、合鍵を持ち、自分のドアの前に立った。合鍵を、鍵穴に差し込んでみる。私には絶対的な確信があった。なぜなら、前に両親が泊まりにきていた時に、内側から私が普段使っている鍵を挿し込み、遅く帰宅した私が外側から合鍵を使って開けたことがあったから。内側の鍵穴に挿してあった鍵は、飛び出して、下に落ちた。開けられたのだ。なので今回も、内側から鍵が刺さっていても、開けられるだろうと踏んだのだが、なんと、、、、、、、鍵は開かない。鍵穴に差し込めても、うんともすんとも言わない。開かないのだ。そんな、なんで、、、、。私は本当に悲しくなり、理解出来ず、なんで、開かないの... そんな気持ちで、またも自分のドアの前に立ちすくんだ。



目の前にドアがあって、合鍵もあるのに、開かない。私は悪夢だと思った。でもほんとの悪夢はこれからだ。なぜなら、今度こそ鍵屋を呼ばないといけないのだから。



私は彼、妹、そしてエージェントに電話すると、泣きじゃくり、ショックと家に入りたいジレンマとで最高に取り乱していたけれど、エージェントは落ち着いた様子で、私に言い聞かせるトーンで、「マリ、いい、大丈夫、誰にでもあることよ。今からでも行こうか?私に来て欲しい?そんな、怪しい番号に電話しちゃダメ、明日、会社から、誰か信頼のおける、いい業者を紹介してあげるから、今日はまた妹の家に行って、泊まりなさい。お金はある?もう遅いから、すぐにタクシーに乗って...」。エージェントは優しい、確かな口調でそう言った。 



私は再度、習字道具(またも持ってるw)を脇に抱えたまま、妹の家へ向かうべく、タクシーを探した。今日は大判の紙を買ったから、大きな筒まで持っている。けれど、何の役にも立たない。(少なくとも、ドアを開けるためには...)



そしてまた、妹の家に「出戻り」すると、妹とぽむくんは優しく、うちひしがれた私に納豆ごはんとお味噌汁を食べさせてくれた。



今日こそはよく眠りたい。眠らなければ...。ひどい気持ち。これはほんとに悪夢だ、と思ったけれど、明日になれば、誰かいい業者を紹介してもらえるのだから... どんな時でも、希望をなくしてはいけないな(大げさ)と思って、明日には... と、それだけが希望だった。家の、窓も見え、中の様子も垣間みれ、自分はドアの目の前にいる、このドアさえ開けば...。それなのに、入れない。私は自分の家に入れないことが、ここまで辛いことだとは思ってもいなかった。。落ち着く、自分だけの空間。ソワレと呼ばれる時間を、自分の家で毎晩過ごす習慣、時間。そのことが、どんなに忙しい日々を送る上で、大事なことか...。この事件を以て、よーく分かった気がする。




火曜日。会社に付くと、手配が整っていた。有り難い。「いい?12時から12時半の間に来るから。マリもその場にいた方がいいわ。いい?その都度、『おじさん、この作業は大体どのくらいかかりますか』って聞くのよ?いい?その都度聞くのよ。で、何かあったらすぐ私に電話するのよ!」って、まるで子どもみたいに言い聞かされて、私はお昼休み、自宅へと向かった。開かない扉。待っていると、それらしきおじさんが来る。私は状況を説明し、彼は外に停めてある車から道具を持ってくると、まずはセルロイド、レントゲン写真で試してみた。


開かない。土曜日、私と妹が試した、けれどプロのテクニックではきっと違うのだろう。それでも開かない。おじさんは、「これはかなり特殊なドアだね...。」と言い、「それから、このメーカーの鍵(ちなみにFichet)は、特に難しくて、高くつく。600ユーロは軽く行くよ。(ひい!)セルロイドで開けば、100、150ユーロぐらいだけど」らしい。次の手段に移る。おじさんは、ドアの一部を外し始めた。薄暗い廊下で、器用にネジが止めてある場所を見つけ、「これもすべて、もっとよく中の様子を見るため」と言っている。確かに。


うっすらと、向こう側が見える。玄関だ。おじさんは、錠がかかっている位置を突き止め、次は、カンナのようなものを差し込んで、開ける作戦のようだ。何度か挑戦する。バン!バン!ドアを奥に打って、すると内側で、何か落ちた音。何か、金属のような...。私は、思わず『鍵穴に挿してあった鍵かな?!』と期待し、はっと息を飲み込んだ。けれど、それは固定されていなかった内側のドアノブで、入居した時から固定されていなかったから、慣れないと、手から滑って、ついドアから外れてしまい、それが落ちたのだった。


「くそう、開かないな...」おじさんは言う。私はもう、これは600ユーロ以上払う覚悟をしないといけないな...と思い、祈る思い。おじさんは再度、カンナを差し込んで押している。すると... バン!ドアが開いた!出かける時、付けっぱなしだった玄関部分の照明が目に入り、明るい。家だ。自分の家だ...。






私はすぐに、入れたら真っ先にしたかった行為、ベッドに飛び込んだ。すべすべの、白い、ブランケットを肌でなぞる。あったかい。家だ、やっと家に入れたのだ!!




おじさんはその後、一度も固定されていなかった内側のドアノブをネジで固定してくれた上、「このネジに変えた方が、泥棒に入られないから、特殊だから。前よりずっと良くなったよ」と言って、なんと補強までしてくれ、心配した料金は、「あんたラッキーだよ」と言って、200ユーロで済んだ。ほっ!!



「俺はな、大抵の業者が、セルロイドで開かないと、ドアを壊して、すごく高く請求する。そこが彼らに取って請求するチャンスだからな、こうするしか他ありませんでしたって言ったら納得してもらえる。でも俺は、そういうことが大嫌い。ウソを付いて過剰に請求する必要はないし、極力避ける。いつも正直でいる。この世にはな、たった一人、いつも皆を見てる存在がいる。それが、神だ」と、後半はちょっと別の話に流れそうだったが、私も正直な行いに関しての神の存在は信じているため、おじさんとの話に花が咲く。




私は思わず、家の中にあるもので何か... 何か、咄嗟にお礼がしたい、と思い、何か、あったかいものでも... 土曜から留守にしていたのだから、ろくなものがない、ケーキとか、あればいいのだけど、せめて熱い、コーヒーでも入れてと提案するが、おじさんは「いいよ、それより後で下のカフェで一緒にカフェを飲もう。俺が奢る」と言う。



おじさんはドアを元通りにし、ううん、何なら前よりもっといい状態にし、道具をしまうと、階段を下りて行った。私も必死に後を追いかける。



下のカフェに付くと、おじさんはアルジェリア出身だということ、フランスに住んでもう何年にもなるということ、離婚して、子どもが三人いるということ。パリ付近、それからパリ近郊の郊外も出張して行くとのこと、それから、一番上の息子が自分の跡を継ぎ、今別の場所へ出張していること... などを話してくれた。話し出したら止まらない、そんな、熱いアルジェリアのおっちゃんだった。




時間はすっかりお昼。もう、1時を過ぎている。おじさんは、事務所のある方向が一緒だからと言って、なんと私を載せて、会社まで送ってくれるという。私はどこか近くで急いでお昼を取るつもりだったものの、またメトロで戻るのは確かに面倒で時間もかかるので、お言葉に甘えることにして、助手席に乗り込んだ。前に会社が呼んだことのある人とのことだったので、信用出来るだろうと思い。




車内でも、独特の宗教論、正直であることがいかに大切か、おじさんの話が続いた。私は、今日してもらったお礼に、彼の話をしっかり聞くことが、お礼の一部になるだろうなぁと思ったので、時に相づちを打ち、しっかり最後まで聞いた。




外は雨が降っている。送ってもらえてほんとによかったなぁと、私は感謝する思い。おじさんは、2013年始まって以来、私のヒーローだ。そして何より、このような信義を持つ人がフランスにいるのだということ、正直で、有能で、親切な鍵屋さんがいるということ...。私は会社にも感謝だな!と思い、車を降りる。




...ということで、まぁまたいいネタになったな。。しかも原因、ワインの瓶。と思ってるのも事実だけど、200ユーロで済んだし、しかもなんと銀行のカードで入ってる保険から払い戻されそうなので(てか電話しなきゃ...)、ほっ 

そして何より、特筆すべきはとてもいい人に巡り会えたので、パリでドアで困った人、このおっちゃんの連絡先喜んで教えますよー。笑





In fact, this week more posts to come !



mari






























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2013 will be .......

A very winter day.






やった!マイMacBook Air直りました!


パリは雪です。ちらちら。今窓の外見たら積もってるがな!ビックリ XD




大晦日の日に、彼と2013年の抱負を立てた。同時に2012年の楽しかったこと、よかったこと、よかった映画なんかも一緒にリストアップして、ノートに書いて。フランスに来てからほんと毎月、必ず一本もしくは二本の映画を観てる(笑)。いいこと。




今年はねー、まだどんな年になるか分からないけれど、一番に口を突いて出たのが、mieux continuer、さらによく続ける、成長するって感じかな。ほんとうにやっと、この仕事のリズムに慣れまして、トラブルが起きても、対処の仕方が分かってきたし、こうしてないとあれがこうなるなとか、段々分かってきまして(遅いんだけども。。)、今年はさらに軌道に乗せられたらな、って感じ。




問題なのがフランス語。(まぁ別に今に始まったことじゃないけどー.....)
もうほんとうに分からなくてねー

ただでさえパリの人は早口、プラス、英語でいうスラングというか、慣れた言い回しや今時の表現をされるともうアウト。いちいち「へっ?それどういう意味?」って聞かないと、ジョークも一緒に笑えないという... ほんとうに同僚に申し訳ないぜ。しかも、ジョークを理解出来ずに聞き返すとか、一番寒いっていうか、悲しいと思っているので、ほんとうに悲しくなるし、出来れば避けたいしw




まぁ仕事に関して、複雑な専門用語や、ただでさえ理解出来ない事柄が飛び交う中、そんなの日本語でも習ったことないしさー、何って言うか知らないし... しかし、こうは言い訳出来ないし。やるしかない。全力投球。年末の、それはそれはドキドキして、緊張した、年末評定の際に、「何でも学びたいです!」って言ったのは紛れもなく、自分だから。




一月の最初の週、やらなきゃいけないことがもう自分のキャパを越えてて、思わず自分の限界を感じて、頭が飽和状態みたいになって、聞こえてくるフランス語はもうまったく訳が分からないし、デスクにいるのに今後が不安で思わず涙が出てくるし、止まらないし、同時に複数のことを進めないといけないから、パニック。


そのうちの一つ、進行中の契約書読み返して、分からない技術面の質問は電話して、クリアにしたりだとか(またその説明を聞いて理解しないといけないし、何度聞き返したことか...)、あとは今も続いてるけど、簿記に詳しくないといけないことが多々ありまして、簿記なんて、日本語で一時期、「漫画で分かる、簡単簿記!」みたいな本の最初の数ページしか読んだことがないのに...(笑)。それをですねぇ、よりによって新上司、それもファイナンスのディレクターに報告しないといけないって、鬼か。。(注:私がファイナンス部門で働いているわけでは断じてない、断じてw)



まーね、私を個人的によく知ってる人は、いかに私が数字にnulleか(出来ないか)、よーくご存知だと思うので、いちいち説明する必要もないかとは思うんですが。w




きっといつかいい経験になる。もし万が一、自分の限界を感じて、あきらめる時が来ても... そもそものオファーを受けた際、ダメでもやってみよう、トライしてみようと思った。



何度聞き返しても、笑いながら優しく教えてくれる同僚、私がちゃんと分かったか、気にかけてくれる同僚、上司、ほんとうに周りの人に感謝。申し訳ないとさえ、思う。





***




11月もちょおっと、辛い時期で、1月の週にまたもパニックが襲ってきた。11月の時に、『あと三回続いたら考えよう...』って素直に思って、1月で二回目。もしかしてまた来るかも...?って思うけど、前に、外国人同士の友達でばかり、集まって話をしている時に、みんなそれぞれいろんな業界で働いているんだけど、そのうちの一人、ロシア人のアーニャ、私たちのかわいいかわいい、小さなアーニャが、


「そうね、やっぱり毎月一回、ガツンと落ち込むことがあるわね、理解出来ないことが」


と言ったのを聞いて、『あーやっぱり、みんな... みんなそうかあ!』と思って、肩の力が抜けて、楽になった。





あとは彼が、フランス語が分からなくてうじうじ悩む私に、「読まないと!フランス語で本を読まないといけないよ。読むのはとってもいい勉強になるよ、語彙力も付くし。それから会議で聞いた、分からなかった単語を専用に書き留めておく単語帳を作って、トイレに貼って、覚える」と言ってくれて、まぁ最後の方は本気で言っててちょっと面白かったんだけど(笑)。


「僕にメール書くのをためらわないで、どんどん書いて送って。間違いがあれば添削するし」ってはーーー。。情けない。。(まぁ幸い、書くこと、文法なんかは問題がないんですけど、私の場合、問題は理解力、読解力だ。聞いて理解する力がすごく弱いような気がする。)



話反れるけど、えー決してのろけでなく、客観的に理解してもらいたいのですが(恥ずかしい。w)、私が彼に感謝してることの中で、彼が、努力家で、勉強家で、すごくよかったと思ってる。まぁ私が全然適わない程、いい学校を出てるし、超理系なんですけど。。



特に感謝してることの中に、すごく綺麗なフランス語を話す、正しいスペルで書けるってことがある。知的な言い回しをいっぱい知ってるし、もう到底適わない。はなから勝負しても無駄だ XD (フランスの、若者の文法、特に、正しいスペルで書けるかは、近年度々メディアで取り上げられる程、実はちょっとした問題なのだ。)


まー、好奇心旺盛、双子座のB型、何でもやりたいせいで、ただでさえ超ハードな仕事して、週に1、2回朝早くから地方出張があって、忙しいのに、なんと、「経済の勉強がしたい」と言い出したかと思えば、ファイナンスのマスター2に応募し、見事受かり、仕事が終わった後、夜間、通いだし、これで終わりかと思えばなんと男友達と、会社まで起こしてしまったんですけどー。。

おかげで私たちは、週末にしか会えない悲しいカップル。


Anyway.........






英語に比べて、私のフランス語はすごく弱い。妹の方が強い。学び始めた期間や、時間の長さが違うとも言えるだろうけど、こないだちょっと、会社で、オーストラリアに電話しないといけないことがあって、電話したら、その時すらすら、口から出てくる速さよ...


難しいこと考えずに、口からすらすら、言いたいことが出てきてた。リラックスしてた。フランス語の時みたいに、緊張してなかった。その違いは、一体何なのか。




私の場合、友達曰く、しゃべる時の声が非常に小さいそうで(そりゃお昼休みのガールズ(同僚)の勢いと大音量に比べたら、日本人の私が喋る音量は小さいよ。。。苦笑)、フランス語喋る時に、間違いがないか、変な言い回しをしていないか、不安になって、小さい声になるってこともあると思うけど、ラテン民族のフランス人に比べたらやっぱり日本人の私は穏やかで一定なわけで、もうちょっとラテンにならないといけないんだろうけど、難しいですわね〜〜〜





たまに、働くのが英語圏だったら、なんて、馬鹿な想像をしてしまう。でもそんなわけにはいかないから、与えられた今の環境で、しっかりやるしかない。



ということで、2013年今年の目標は、まだ90%くらいしか分からないフランス語を100%、もしくは、それ以上に引き上げること、フランス語でものをもっと読むこと、et puis, mieux continuer.


あと2013年はもっと旅をしたい。いつもパリにいる。。今のところ、来月やーっと、一年ぶりに日本に帰れること(それも韓国経由で)、3月 誕生日の時にボルドー、それから昨日、もしかしたら4月に仕事でスペインに行けるかもしれないことになった!
叶うといいなー!楽しみっ








mari























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HAPPY 2013 !




大変遅くなりましたが…

明けましておめでとうございます!


今年もマイペース更新ですがよろしくお願いします。(ほんとうに、毎日仕事に忙殺されていて、時間がない……  しかも家のMacBook Airが壊れました まだ買って一年経ってないのに!!)



ではちょっとまたすぐに。



mari






















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