Previously, mari's paris life


"La France traverse une phase de vulgarite. Paris, centre et rayonnement de betise universelle" - C. Baudelaire :p
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ワイルドなおフランス生活
一つの週末に、キッチンでの水漏れ再発!及び、奥で接客中に、働いているお店のレジのお金が盗まれるって、どんだけタフさを試される出来事が起こるの。。。。。



え〜〜、水漏れがまたも起きまして。気付いたのはコーチ。それは土曜日の午後のことであった…。それ以来、貯めていたブリタの中に残っていた水で手を洗ったり、歯磨きをしたりと工夫して、朝シャワーを浴びる時など以外、元の水栓を切ってしまって(そういうのが室内に付いている。バカンスなどで留守にする時の水漏れの被害が半端じゃないからだろうw)、箱を置いて水を貯め、15分に一回はいっぱいになるとコーチが計算して(さすがエンジニアであるw なんなら腕時計もしていた)、だから15分ごとに中の水を捨てて、雑巾で濡れた床を拭き拭き… を繰り返し、なんとか対応しましたが、日曜日の朝、彼は近所の開いているお店を求め、走り回った!結局、バスチーユの市場で破裂した水道管二つをつなぐのに必要なジョイントを見つけて、帰宅。コーチのパパも来てくれ、親子で直すこと、数十分。おかげで、水道屋さん呼ばずに、解決!助かったー! 週末に呼ぶとさらに高いからね。。。



しかしこのジョイント、どうやら水に濡れると膨らむ、しっかりとした紙製らしく(何て言うの?正確な名前分からない)、『え、紙って、、、、てことはいつかまた切れるんじゃ?! なんでゴムにしないのか。。』という私レベルの頭で思い浮かぶ疑問は当然のものらしく、コーチいわく、「うん、また2年後に切れるよ(水漏れ起こるよ)」とのこと…… なんでゴムにしないんじゃー 意味不明である。



コーチはこれを機に、この程度の水道管修理だったら自分で直せるように、習っておかなくちゃと勉強出来て、有意義だった模様。パパは偶然、コーチの甥っ子二人(お姉ちゃんの子ども)の世話をしに、ママと市内まで来ていたところだったので、来てくれて、本当〜〜に助かりました…。そして何よりセーフだったのは、下の階まで水が漏れず、誰にも迷惑かけずに済んだこと!←日本人的な心。←日本人だもん!このアパートに住んで1年ちょっとが経ったけど、今までに起こった水漏れの回数、今回でざっと、実に4回目… そのうち、下の階まで水が漏れ、大騒ぎになったこと、2回……
 

幸い、すぐ下の3階にあるアパートは、工事中で、誰も住んでいなかったため、引き続き工事と保険で直してもらったけど、あまりの水量に、1階のアパートの、しかも住んでる男性のPC(!)に水が垂れてきたと聞いた時には….. もう、ぞっとしたよね。それは、本来平和であるはずの、日曜日の夜の出来事…… (誰もこんな恐ろしい日曜日の夜なんて過ごしたくないよね...)



そして極め付けに、何が悲しいって、この同じ建物の1階に住む、私たちのせいで毎回水漏れの被害に遭うカップルは、なんと私たちと同じ、日仏カップルなのだ

それなのに、水漏れのせいで、永遠に「ちらし寿司パーティー♩」などでお近づきになれないという、悲しさ。。。ううう… 何が原因かって、「設備が古いこと」なのだけど、やはり加害者は私たち(のアパート)なのであって、永遠に仲良くなれないであろう。。。






そして現金泥棒である。それが起こったのは、水漏れの翌日の、日曜日。まぁ盗られたのは100ユーロ前後だけど、翌日月曜に、防犯カメラで確認した、男二人なんかの顔を見た覚えがない!その時間帯のことはよく覚えているのに、相手をしていた女性のお客さん二人に、別のサイズのものも頼まれて、数秒間だけだけど、下のストックルームに行ったりしていたから、余計手薄なのがバレたと見られる。もしくは、おそらく普段からマークされていたか。まぁ、プロの手口ですよね。なめられたのが、悔しい。



はー、まったくこれが、ガイドブックになんか載っていない、おフランスの現実である。としか言いようがない。ワイルド!妹なんて、確か学生の頃、13区のロクシタンのお店でバイトしていて、とある黒人の男がやって来たかと思ったら、そいつに、


「僕、本当はレジのお金強盗しようと思ってやって来たんだけど、来てみたら君があまりにも優しそうでいい感じの子だから、やめるよ」


と言われて、去って行かれたらしい!!!w 笑っていいのか、どうリアクションしたらいいのやら。。。。。





常に危険と隣り合わせとまでは言わないし、アメリカの映画やドラマなんかで見る銃社会の方が数倍恐いと思うのだけど、フランスでもやっぱりこういうことはよーくある。残念ながら。自分の身は自分で守るしかない。現金泥棒に、万が一立ち会っていたら、どうなっていただろう。恐いから、考えたくないけどっ。






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色を取り戻した日常



Oops. またちょっと間が開いて、気が付くともう9月も後半に差し掛かろうとしているではないか。それなのに、この寒さ…。もうウールのコートを着ているよ。年を取ったせいなのか、まだ9月も21日だっていうのに、寒くて寒くてしょうがない。たぶん、風邪を引いているんだろうけど!



この写真は何かっていうと、この週末、普段は見れない政府関係の建物内や、美術館開放のイベントがあり、私はコーチと、コーチの友達と3人で、マレの近くにあるArchives Nationalesの書庫へ行ってきました。そこで見た、昔の文献。思わず目を引いた、羊皮紙に美しく書かれた文字。(書道に夢中だからさ!)100年戦争時代の、ジャンヌ・ダルクについて書かれた文献も見たよ。なかなか傍に、活字で原文が書かれたファイルがないと読めなかったけど、それでも興味深かったー!



もう少し、時間にも余裕があれば、この写真みたいないわゆる西洋カリグラフィーも習ってみたいと思っている。アラブのカリグラフィーもね!イスタンブールに行った時、夢中で見たっけ。もう、私には書くことしか出来ない。と開き直って生きること、ここ数ヶ月。残念ながら、応募していた小説の新人賞はダメだったみたいだけど、まぁ、当然だよね。審査員に読まれるの、たった2%だもの。これでまた懲りず、来年の締め切りを目指して、何か新しいものがまた書けたらいいな。どうかインスピレーションが湧いてきますように。。。。。





えーと、9月は新学期。というわけではないのだけど、この9月からバタバタと新しいことがいろいろ決まりまして、無事、仕事が決まりましたー!というわけで、働いております。週3回の、ハーフタイムにも届かないくらいだけど、マレにあるとあるお店で、日本人がデザイナーのメゾン。プレタポルテであります。


当面は販売と、そのうち前の仕事のように、Eショップ等のウェブ関係も担当する予定。お店がない日には、日本語の個人レッスンをしたり、習字のお稽古に行ったりと、毎日が違って、予定表を眺めて確認すること、日に数回。間違えたら大変だからさ。不規則と言えばひどく不規則で、まだリズムも出来上がっていないし、体も慣れてはいないけど、自分で稼ぐ、自分の人生、自分で働く!という感があって、気持ちいいです。とりあえず、やってみる!なんでもそう。それでまた様子を見てみればいいのさ。働くには真剣。どの仕事にも、真剣。


日本語のレッスンも、なんと4、5人も生徒さんが出来てきて、嬉しい悲鳴。年齢も、世代もバラバラだけれど、自分が出来ることでここまで人に喜ばれるのって、なんて幸せなことなんだー。少ーーしずつけれど、こうして前進、快調の兆し。これを信じて、すいすいと進んで行けたらいいな。また書きます!

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